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透明な夢のスタートライン
桐崎クリスタル 第2戦前日の遭遇
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荷物を届ける先は、東京の郊外にあった。
渋川レンの自宅は、近代的なビル群から離れた静かな土地に位置している。柳はインターホンを押した。素材の劣化が始まっており水分を失っているが、まだまだ現役の平成インターホンだ。だが押し心地は少々悪い。
「お世話になっております。東雲です」
『おー、入れ』
渋川の声が帰ってくる。お元気のようだ。
緑豊かなこの地域は都市の喧騒から一線を画すような場所で、まるで別世界のようだった。古風な日本家屋を思わせるデザイン。屋根の曲線と庭の手入れされた日本庭園が訪れる者に落ち着きを与えた。
見た目は普通の住宅だが、内部は最先端の研究施設となっている。
「クリス、飛び石に躓かないようにね」
「うん!」
玄関の前に到着すると自動的に扉が開き、中からは渋川レンが現れた。柳らは揃って引き戸を潜る。
「お待たせした。そして、これを持ってきてくれてありがとう」
電気をつけていない奥からゆっくりと現れる渋川は、荷物を見ながら言った。表情は冷静さを保ちつつも、どこか満足げだ。気怠げな男で、顔には無精髭が生えている。甚平は古典的な柄物だ。昔ながらのスタイルを守っているのか、渋川は家の中では裸足。柳とクリスもそれに倣った。
挨拶もそこそこに案内されて立ち入った家の中は画面や装置で埋め尽くされており、壁一面のモニターに複数のデータが流れていた。
クリスはその技術的な充実ぶりに、目を見張っている。
「すご……基地みたい」
「待ってろな。適当に座って」
渋川が温かみのある声で広々とした居間へ案内した後、静かに告げた。台所に向かいながら振り返り、思案深げに呟く。
「お茶とか飲む? あ~、でも若い子の飲めるような飲み物あるかな。ちょっと見てくるよ」
普段来客の少ないこの家では、訪問者に提供する飲料を選ぶのも一苦労のようだった。
柳は心遣いを見せ、「お構いなく」と応じながら、クリスに座布団へと座るよう促した。
部屋は伝統的な畳が敷かれ、壁には歴史を感じさせる古い絵巻物が飾られており、その古典美に現代の技術が融合した独特の空間が広がっていた。
所々に設置されたデジタルディスプレイがゆっくりとニュースのハイライトを映し出し、人工窓からは季節に応じて選ばれた景色が静かに変わり、見るものの心を癒やす工夫が施されていた。
その間に柳が自然体でジャージの襟元を緩めると、渋川はそれに気づき、興味深そうに問いかけた。
「東雲、部活か? そのジャージ」
声のトーンには軽い冗談が混じっていた。柳のジャージは実際に部活で着用するトレーニング用のもので、快適さを重視した設計だ。
柳は笑顔で応じ、「ええ、実は最近、部活にもきちんと参加することにしました。それにクリスもね」と説明した。
渋川はそれを聞き、「名前置いてただけだっけ。みんなも嬉しいだろうな。お前みたいなイケメンのプロと、クリスちゃんみたいなかわいい女の子が入ってくれて」とほほ笑んだ。
渋川が台所から戻ってくると、彼の手には珍しい果物のジュースが二つ握られていた。それをクリスと柳に差し出してくれる。
「これでもどうだ? 案外、この辺りでは珍しいんだがな」
「ありがとうございます」
それは彼の地元でとれる特産品であり、柳らにとって新鮮な味の体験を提供した。二人は感謝の言葉を交えつつ、その風味豊かなジュースを楽しんだ。
この浮世離れした空間で少しの間、柳らは日常から切り離された時間を過ごすことになった。
柳は、渋川が自らの前に座るのを静かに待つ。手には襲撃者たちから必死で守り通した梱包された箱がしっかりと支えられていた。
箱を彼に向けて差し出し、そして「お届けものです」と半ば冗談めかして言ったが、その声には一切の軽薄さを含まず、日本の伝統的な作法にのっとった礼儀正しさを含んだ。
渋川は柳のその姿勢に軽く笑いながら手を振り、箱を受け取った。
「そんなんいいから」
彼は即座にテーブルの上に箱を置き、カッターでテープを慎重に切り、梱包を開け始めた。その動作には期待とともに慣れた手つきがあり、何度も同じような場面を経験していることが伺える。
クリスはその一部始終を黙って見守っていた。彼女は渋川と柳との間に流れる空気、二人のやり取りから、なんとも言えない奇妙な関係性を感じ取っているようだった。
渋川は見た目こそ30代半ばにしか見えないが、彼の態度や話し方からは年齢以上の成熟と経験が感じられる。それでいて、柳に対してはどこか慈愛に満ちた眼差しを向けることがあり、深い信頼と尊敬を向けてくる。
かと思えば今回のように、小間使いにすることもあった。今は年の離れた友人のような関係に落ち着いている。
箱の中からは、特別に手配した高価なシンクロヘルムが現れた。
これらはおそらく彼の何かしらのプロジェクトに使われる重要なもので、渋川は部材の一つ一つを丁寧に手に取り、確認していた。顔には満足そうな表情が浮かび、クリスと柳に向かって感謝の言葉を述べる。
「ありがとう、これでまた一歩進めるって感じかな」
渋川レンはネオトラバースのプレイヤーとしての顔だけでなく、デジタル経済の才能も持ち合わせている。彼の主な収入源は二つあり、その一つ目は「仮想資産とトレーディング」である。
渋川はネオトラバース内で稀有なアイテムや仮想土地を戦略的に売買し、これらの取引から相当な利益を得ている。
彼のこの活動は仮想経済の波に乗る洞察力と緻密な市場分析が支えており、ゲーム内での彼の動きだけでなく、経済的な面でも他のプレイヤーたちと一線を画している。
その二つ目の収入源は「技術開発と特許」である。レンは自ら開発したいくつかの革新的な仮想現実技術について特許を保有しており、これらの技術はゲーミング業界だけでなく、教育やプロフェッショナルトレーニングにも応用されている。
特にユーザーインターフェイスの改善やリアルタイムデータ処理の最適化に寄与しており、関連企業からのライセンス料や技術協力の依頼によって安定した収入を確保している。
渋川は経済的にも自立した存在としてネオトラバース内外でその名を馳せており、その技術的な背景と経済的な基盤は選手としての戦略にも大きく影響を与えている。ビジネスと技術の組み合わせが、プレイスタイルと人生の哲学に深い洞察を与えている。
夕暮れが訪れる頃、渋川宅での打ち合わせが一段落し、クリスと柳は立ち上がった。
「明日の試合、楽しみにしてます。今夜はホテルに戻りますね」
柳が言うと渋川はニッコリと微笑み、彼らを見送りの準備を始めた。
「おー、おつかれさん。オレも初心者プレイヤー相手は久々だ。勉強させてもらおうか」
渋川の表情が一瞬謎めいたものに変わり、ぽつりと言った。
「二人でホテルか。まあ、若いっていいねぇ」
その言葉は軽い冗談のようだったが、クリスはその言葉をまともに受けてしまい、可哀想に顔を赤らめた。
「渋川さん、そういうわけじゃなくて。ただの友人ですから。あともちろん別室です……部活ですし異性ですし」
柳も苦笑いしながらフォローを入れた。
渋川はその反応を楽しそうに眺めながら、笑いをこらえるように和やかに話した。
「いや、冗談だよ。でもそんなに慌てなくても大丈夫。君たちがどんな関係であれ、オレは応援しているからね」
彼の言葉には温かさがあり、クリスと柳は少し安心した表情を見せた。
二人は渋川に礼を言い、その場を後にした。外に出ると、街の灯りがぼんやりと夜の帳を照らし始めている。ホテルまで安全な道を行けそうだ。
柳はクリスの様子を気にしながら優しく声をかける。
「大丈夫? ちょっと驚いちゃったね……冗談が好きな人なんだ」
クリスはまだ赤い顔を手で仰ぎながら応じた。
「うん、ちょっと恥ずかしかったけど……渋川さんはいい人だね」
「総合的にはね」
「……どーいう意味?」
「うーん……言っていいのかな」
二人は夜の街を歩きながら、翌日の試合に向けての心構えや戦略を話し合った。
渋川レンの自宅は、近代的なビル群から離れた静かな土地に位置している。柳はインターホンを押した。素材の劣化が始まっており水分を失っているが、まだまだ現役の平成インターホンだ。だが押し心地は少々悪い。
「お世話になっております。東雲です」
『おー、入れ』
渋川の声が帰ってくる。お元気のようだ。
緑豊かなこの地域は都市の喧騒から一線を画すような場所で、まるで別世界のようだった。古風な日本家屋を思わせるデザイン。屋根の曲線と庭の手入れされた日本庭園が訪れる者に落ち着きを与えた。
見た目は普通の住宅だが、内部は最先端の研究施設となっている。
「クリス、飛び石に躓かないようにね」
「うん!」
玄関の前に到着すると自動的に扉が開き、中からは渋川レンが現れた。柳らは揃って引き戸を潜る。
「お待たせした。そして、これを持ってきてくれてありがとう」
電気をつけていない奥からゆっくりと現れる渋川は、荷物を見ながら言った。表情は冷静さを保ちつつも、どこか満足げだ。気怠げな男で、顔には無精髭が生えている。甚平は古典的な柄物だ。昔ながらのスタイルを守っているのか、渋川は家の中では裸足。柳とクリスもそれに倣った。
挨拶もそこそこに案内されて立ち入った家の中は画面や装置で埋め尽くされており、壁一面のモニターに複数のデータが流れていた。
クリスはその技術的な充実ぶりに、目を見張っている。
「すご……基地みたい」
「待ってろな。適当に座って」
渋川が温かみのある声で広々とした居間へ案内した後、静かに告げた。台所に向かいながら振り返り、思案深げに呟く。
「お茶とか飲む? あ~、でも若い子の飲めるような飲み物あるかな。ちょっと見てくるよ」
普段来客の少ないこの家では、訪問者に提供する飲料を選ぶのも一苦労のようだった。
柳は心遣いを見せ、「お構いなく」と応じながら、クリスに座布団へと座るよう促した。
部屋は伝統的な畳が敷かれ、壁には歴史を感じさせる古い絵巻物が飾られており、その古典美に現代の技術が融合した独特の空間が広がっていた。
所々に設置されたデジタルディスプレイがゆっくりとニュースのハイライトを映し出し、人工窓からは季節に応じて選ばれた景色が静かに変わり、見るものの心を癒やす工夫が施されていた。
その間に柳が自然体でジャージの襟元を緩めると、渋川はそれに気づき、興味深そうに問いかけた。
「東雲、部活か? そのジャージ」
声のトーンには軽い冗談が混じっていた。柳のジャージは実際に部活で着用するトレーニング用のもので、快適さを重視した設計だ。
柳は笑顔で応じ、「ええ、実は最近、部活にもきちんと参加することにしました。それにクリスもね」と説明した。
渋川はそれを聞き、「名前置いてただけだっけ。みんなも嬉しいだろうな。お前みたいなイケメンのプロと、クリスちゃんみたいなかわいい女の子が入ってくれて」とほほ笑んだ。
渋川が台所から戻ってくると、彼の手には珍しい果物のジュースが二つ握られていた。それをクリスと柳に差し出してくれる。
「これでもどうだ? 案外、この辺りでは珍しいんだがな」
「ありがとうございます」
それは彼の地元でとれる特産品であり、柳らにとって新鮮な味の体験を提供した。二人は感謝の言葉を交えつつ、その風味豊かなジュースを楽しんだ。
この浮世離れした空間で少しの間、柳らは日常から切り離された時間を過ごすことになった。
柳は、渋川が自らの前に座るのを静かに待つ。手には襲撃者たちから必死で守り通した梱包された箱がしっかりと支えられていた。
箱を彼に向けて差し出し、そして「お届けものです」と半ば冗談めかして言ったが、その声には一切の軽薄さを含まず、日本の伝統的な作法にのっとった礼儀正しさを含んだ。
渋川は柳のその姿勢に軽く笑いながら手を振り、箱を受け取った。
「そんなんいいから」
彼は即座にテーブルの上に箱を置き、カッターでテープを慎重に切り、梱包を開け始めた。その動作には期待とともに慣れた手つきがあり、何度も同じような場面を経験していることが伺える。
クリスはその一部始終を黙って見守っていた。彼女は渋川と柳との間に流れる空気、二人のやり取りから、なんとも言えない奇妙な関係性を感じ取っているようだった。
渋川は見た目こそ30代半ばにしか見えないが、彼の態度や話し方からは年齢以上の成熟と経験が感じられる。それでいて、柳に対してはどこか慈愛に満ちた眼差しを向けることがあり、深い信頼と尊敬を向けてくる。
かと思えば今回のように、小間使いにすることもあった。今は年の離れた友人のような関係に落ち着いている。
箱の中からは、特別に手配した高価なシンクロヘルムが現れた。
これらはおそらく彼の何かしらのプロジェクトに使われる重要なもので、渋川は部材の一つ一つを丁寧に手に取り、確認していた。顔には満足そうな表情が浮かび、クリスと柳に向かって感謝の言葉を述べる。
「ありがとう、これでまた一歩進めるって感じかな」
渋川レンはネオトラバースのプレイヤーとしての顔だけでなく、デジタル経済の才能も持ち合わせている。彼の主な収入源は二つあり、その一つ目は「仮想資産とトレーディング」である。
渋川はネオトラバース内で稀有なアイテムや仮想土地を戦略的に売買し、これらの取引から相当な利益を得ている。
彼のこの活動は仮想経済の波に乗る洞察力と緻密な市場分析が支えており、ゲーム内での彼の動きだけでなく、経済的な面でも他のプレイヤーたちと一線を画している。
その二つ目の収入源は「技術開発と特許」である。レンは自ら開発したいくつかの革新的な仮想現実技術について特許を保有しており、これらの技術はゲーミング業界だけでなく、教育やプロフェッショナルトレーニングにも応用されている。
特にユーザーインターフェイスの改善やリアルタイムデータ処理の最適化に寄与しており、関連企業からのライセンス料や技術協力の依頼によって安定した収入を確保している。
渋川は経済的にも自立した存在としてネオトラバース内外でその名を馳せており、その技術的な背景と経済的な基盤は選手としての戦略にも大きく影響を与えている。ビジネスと技術の組み合わせが、プレイスタイルと人生の哲学に深い洞察を与えている。
夕暮れが訪れる頃、渋川宅での打ち合わせが一段落し、クリスと柳は立ち上がった。
「明日の試合、楽しみにしてます。今夜はホテルに戻りますね」
柳が言うと渋川はニッコリと微笑み、彼らを見送りの準備を始めた。
「おー、おつかれさん。オレも初心者プレイヤー相手は久々だ。勉強させてもらおうか」
渋川の表情が一瞬謎めいたものに変わり、ぽつりと言った。
「二人でホテルか。まあ、若いっていいねぇ」
その言葉は軽い冗談のようだったが、クリスはその言葉をまともに受けてしまい、可哀想に顔を赤らめた。
「渋川さん、そういうわけじゃなくて。ただの友人ですから。あともちろん別室です……部活ですし異性ですし」
柳も苦笑いしながらフォローを入れた。
渋川はその反応を楽しそうに眺めながら、笑いをこらえるように和やかに話した。
「いや、冗談だよ。でもそんなに慌てなくても大丈夫。君たちがどんな関係であれ、オレは応援しているからね」
彼の言葉には温かさがあり、クリスと柳は少し安心した表情を見せた。
二人は渋川に礼を言い、その場を後にした。外に出ると、街の灯りがぼんやりと夜の帳を照らし始めている。ホテルまで安全な道を行けそうだ。
柳はクリスの様子を気にしながら優しく声をかける。
「大丈夫? ちょっと驚いちゃったね……冗談が好きな人なんだ」
クリスはまだ赤い顔を手で仰ぎながら応じた。
「うん、ちょっと恥ずかしかったけど……渋川さんはいい人だね」
「総合的にはね」
「……どーいう意味?」
「うーん……言っていいのかな」
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