金に紫、茶に翡翠・リオンの日記

かなえ

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リオン3歳

12・リオン、少し泣き。

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リオン「くすんくすん」
ユリアン「どっ、どうしたの⁉︎」
リオン「兄上ぇ、リディ姉様がすてきにかけないです」
ユリアン「え、素敵だし、可愛いと思うけど(初めて女子を描いた!)」
リオン「のひらひらがかけないですぅ。くすんくすん」
ユリアン「ああ…三角に似てる形ね…」
リオン「リディ姉様も母上ももっともっとすてきなのにぃ。くすんくすん」
ユリアン「えっ、母上も描いたの?見せて見せて!」
リオン「すてきじゃないから、やだです」
ユリアン「見たいよ。見せて!」
リオン「やだです。やだです」
ユリアン「見せてくれないと、くすぐっちゃうぞ」こちょこちょこちょこちょ
リオン「わーぁ!やめてなの、やめてなのーぅ。きゃはははは」
ユリアン「待てー。あははは」
いつのまにか、マテマテごっこが始まる二人でした。めでたし。
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