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第二章
閑話 護衛騎士ルカ〜多感な年頃が長引いてます
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ルカと申します。
騎士です。
この度、リオン様ルゼル様の登城時に護衛に付くことになった5人の騎士の一人です。
いやぁ、嬉しい。
いやぁ、嬉しいったらない。
要人護衛を任せられるなんて騎士として評価されたようなものだし、しかも護衛対象が天使たち。
選考項目の一つに「幼い弟がいる者」というのがあったらしいから、生まれてくれた弟にも感謝!
なんでそんな項目が?と思ったけど、リオン様とルゼル様がずば抜けて可愛いから、男児を変態な目で見ない事が必要ということで、とりあえず小さな弟がいる者は安全圏では?とかいうことらしい。噂だけどね。実際はその項目があったとしても男児の扱いに慣れてるとかそういうとこだと思う。
噂なのになんか信じちゃうのはお二人を見たらわかる。危険な美しさがある。
キエル副団長も言ってた。世の中には美しい子どもをコレクションしたがるヤバイ奴がいるって。
10年前の大戦争で功績を上げた副団長が顔をしかめて言うくらいだから余程ヤバイ奴がいるんだな。だから選考項目にあったっていうの本当なんじゃないかって思う。
…自分には男児趣味ないけど、その項目「弟」だけで良かったの?自分には幼女趣味もないけど、この御令息方女児にも見えるよ?いや、自分幼女趣味もないからね。なんか焦って二回言っちゃったよ。
自分、幼い妹もいます。しかも二人。だから自分は安全圏中の安全圏。
父上がね、再婚したんですよ。新しい母上は優しいけどなんとなーく家には居づらくて騎士団寮生活してます。だって長いこと末っ子していたのに急に下に三人弟妹だよ?「兄上ーっ」て来られてもさ、なんかちょっとむず痒い…。だから実は男児の扱いに慣れてない。
とにかくお二人は天使。神様の大傑作。
その天使たちが今、目の前でちまちまとした大喧嘩をしている。かっわいい~。
ウサギの呼び名で喧嘩なんてできる?自分、子どもの頃どんなことで喧嘩した?てか、これ、喧嘩って言っていいの?象さんだのカバさんだの、引き合いに出すワードが可愛いだけなんだけど。自分の喧嘩は拳でゴーンてのばっかりだったけどな。いや、自分も貴族令息よ。子爵三男。
お二人の喧嘩は安心して見ていられる。絶対ゴーンてやらないもんな。むしろ癒される。無料で見せてもらってすみませんて感じ。
と、思っていたら!
おわっ!ルゼル様が「ばかぁ」って悪口言った⁉︎誰がそんな悪い言葉を天使に教えた⁉︎「りろん、きらいぃ」とも言ったな。
ちょっと慌てて視線が泳いだら、ルゼル様の従者も目を見開いたぞ!やっぱりこれ激レア場面だよな?うわー、王妃様見たかっただろうな~。あ、録音家と写真家がいる。流石王妃様、抜かりないな。
あっあっ、待って待って。リオン様が泣いちゃったよ!ルゼル様に嫌いって言われて真に受けちゃったよ!違いますよ、リオン様!ルゼル様はリオン様が大好きですよ!みんなわかってるのにリオン様だけわかってない。
はがゆー。こんな時なんにもできない護衛はがゆー。従者たちなんとかフォローしてあげて!かわいそう。はがゆー。従者たちも初めてのシチュエーションで戸惑ってる感じ?誰かなんとかして。二天使がかわいそう。
あ!救世主ライラ様!
ライラ様がいらしたらもう大丈夫。なんでも解決しちゃうライラ様。
今回もほら、お見事です。喧嘩はおさまるし、呼び方も解決。「ウサギ卿」だって。良いんじゃない。
二天使も大喜びで跳ね出したし回り出したよ。かっわいいなぁ。自分、弟いるけどこんなんじゃないよ。弟もゴーンてするタイプよ。
結局円満解決して、覗き見隊も解散。それぞれの持ち場に戻りました。我々はヴァジュラ様のウサギ卿を今から世話しに向かいます。と、リオン様が自分に話しかけてきました。
「るかさま。うさぎきょうに、はっぱあげるのましゅ。はっぱとりにいくの、いっしょきてください」
え?自分?
「るじぇ、さきにうさぎきょう、いって、りろんがはっぱもていくよーっておはなしして」
え?何?その、ルゼル様から離れたいあからさまな言い訳。もしかしてまだスッキリしてないの?リオン様。
「うん。わかったー」
うわぁ、疑わねえな、ルゼル様。変態だけじゃなく普通の悪い奴にも気をつけてほしい。
とりあえずルゼル様とその従者と騎士二人がウサギ卿に向かい、リオン様と従者、騎士二人で葉っぱを取りに向かう。葉っぱって何かな。
「るかさま。だっこしてください。たかいきの、はっぱとるましゅ」
え?ウサギって木の葉食べるの?まぁ、抱っこしますよ。こんな役得ないでしょう!
抱っこしたらリオン様が葉に手を伸ばしながら自分にそっと言いました。
「…るかさま…りろん、ないたの、かっこよくないでした。るじぇ、ないたの。わるいの、りろん」
あぁ、リオン様…自分が泣いたせいでルゼル様を泣かせてしまったって後悔してるんですね。優しいし賢いし…あぁ、自分の語彙力じゃ足りないです。貴方は本当に天使です。
「りろん、わるいこになったの。りろん、ごめんなさいいわなかったの。るじぇ、りろんきらいきらいになる?」
あ、確かに謝ったのはルゼル様だけだった。癒されてただけで、ぜんっぜん気づかなかったよ。
わわわっ、リオン様の目に涙が溜まってる!なんか、言わなきゃ。え?自分が?ひーぃ。ライラ様来てほしい。
「りろん、きしさまみんなみたいに、つよくなるましゅならないかも…わるいこになったから」
「リオン様は悪い子じゃありませんよ!」
わっ。咄嗟に言っちゃったよ。
「ちゃんと『悪かったかも』と思えるのは勇気ですよ。そう思ったら次の時にどうしたら良いのかを考えれば良いんです」
なんか言ってるな自分。
「ほんと?りろん、つよいになれる?」
「なれますよ。それからルゼル様はリオン様が大好きですよ」
「…うん」
あ、笑った。
「ありがとござましゅ、るかさま」
なんで自分御指名かわかった。護衛の中で自分が一番背が高いからだ。高い抱っこで高い場所の葉っぱ取るふりなら弱音を吐いても他に聞こえず、騎士である自分に意見も聞けるとか思ったんだろうな。リオン様、騎士みたいに強くなりたいって仰ってるから。だけど会話はダダ漏れよ。身長の違いなんて微差よ。従者さんうっすら感動の涙よ。いや、自分もなんか泣きそうだけどさ。
だってこんな小さくても自分の行動省みたり、それを騒がずに意見求めたり…人として素晴らしくないか?
と、リオン様が少し大きめの声で言いました。
「このはっぱじゃないでした」
ちゃんと設定守ってる。凄いなリオン様。
護衛になれて嬉しいとか軽すぎたな。自分が護るのは気持ちも含めてなんだよな。なんかキリッと気が引き締まった。
次、弟に会ったらもっと沢山会話しよう。
なんでだか、そう思った。
騎士です。
この度、リオン様ルゼル様の登城時に護衛に付くことになった5人の騎士の一人です。
いやぁ、嬉しい。
いやぁ、嬉しいったらない。
要人護衛を任せられるなんて騎士として評価されたようなものだし、しかも護衛対象が天使たち。
選考項目の一つに「幼い弟がいる者」というのがあったらしいから、生まれてくれた弟にも感謝!
なんでそんな項目が?と思ったけど、リオン様とルゼル様がずば抜けて可愛いから、男児を変態な目で見ない事が必要ということで、とりあえず小さな弟がいる者は安全圏では?とかいうことらしい。噂だけどね。実際はその項目があったとしても男児の扱いに慣れてるとかそういうとこだと思う。
噂なのになんか信じちゃうのはお二人を見たらわかる。危険な美しさがある。
キエル副団長も言ってた。世の中には美しい子どもをコレクションしたがるヤバイ奴がいるって。
10年前の大戦争で功績を上げた副団長が顔をしかめて言うくらいだから余程ヤバイ奴がいるんだな。だから選考項目にあったっていうの本当なんじゃないかって思う。
…自分には男児趣味ないけど、その項目「弟」だけで良かったの?自分には幼女趣味もないけど、この御令息方女児にも見えるよ?いや、自分幼女趣味もないからね。なんか焦って二回言っちゃったよ。
自分、幼い妹もいます。しかも二人。だから自分は安全圏中の安全圏。
父上がね、再婚したんですよ。新しい母上は優しいけどなんとなーく家には居づらくて騎士団寮生活してます。だって長いこと末っ子していたのに急に下に三人弟妹だよ?「兄上ーっ」て来られてもさ、なんかちょっとむず痒い…。だから実は男児の扱いに慣れてない。
とにかくお二人は天使。神様の大傑作。
その天使たちが今、目の前でちまちまとした大喧嘩をしている。かっわいい~。
ウサギの呼び名で喧嘩なんてできる?自分、子どもの頃どんなことで喧嘩した?てか、これ、喧嘩って言っていいの?象さんだのカバさんだの、引き合いに出すワードが可愛いだけなんだけど。自分の喧嘩は拳でゴーンてのばっかりだったけどな。いや、自分も貴族令息よ。子爵三男。
お二人の喧嘩は安心して見ていられる。絶対ゴーンてやらないもんな。むしろ癒される。無料で見せてもらってすみませんて感じ。
と、思っていたら!
おわっ!ルゼル様が「ばかぁ」って悪口言った⁉︎誰がそんな悪い言葉を天使に教えた⁉︎「りろん、きらいぃ」とも言ったな。
ちょっと慌てて視線が泳いだら、ルゼル様の従者も目を見開いたぞ!やっぱりこれ激レア場面だよな?うわー、王妃様見たかっただろうな~。あ、録音家と写真家がいる。流石王妃様、抜かりないな。
あっあっ、待って待って。リオン様が泣いちゃったよ!ルゼル様に嫌いって言われて真に受けちゃったよ!違いますよ、リオン様!ルゼル様はリオン様が大好きですよ!みんなわかってるのにリオン様だけわかってない。
はがゆー。こんな時なんにもできない護衛はがゆー。従者たちなんとかフォローしてあげて!かわいそう。はがゆー。従者たちも初めてのシチュエーションで戸惑ってる感じ?誰かなんとかして。二天使がかわいそう。
あ!救世主ライラ様!
ライラ様がいらしたらもう大丈夫。なんでも解決しちゃうライラ様。
今回もほら、お見事です。喧嘩はおさまるし、呼び方も解決。「ウサギ卿」だって。良いんじゃない。
二天使も大喜びで跳ね出したし回り出したよ。かっわいいなぁ。自分、弟いるけどこんなんじゃないよ。弟もゴーンてするタイプよ。
結局円満解決して、覗き見隊も解散。それぞれの持ち場に戻りました。我々はヴァジュラ様のウサギ卿を今から世話しに向かいます。と、リオン様が自分に話しかけてきました。
「るかさま。うさぎきょうに、はっぱあげるのましゅ。はっぱとりにいくの、いっしょきてください」
え?自分?
「るじぇ、さきにうさぎきょう、いって、りろんがはっぱもていくよーっておはなしして」
え?何?その、ルゼル様から離れたいあからさまな言い訳。もしかしてまだスッキリしてないの?リオン様。
「うん。わかったー」
うわぁ、疑わねえな、ルゼル様。変態だけじゃなく普通の悪い奴にも気をつけてほしい。
とりあえずルゼル様とその従者と騎士二人がウサギ卿に向かい、リオン様と従者、騎士二人で葉っぱを取りに向かう。葉っぱって何かな。
「るかさま。だっこしてください。たかいきの、はっぱとるましゅ」
え?ウサギって木の葉食べるの?まぁ、抱っこしますよ。こんな役得ないでしょう!
抱っこしたらリオン様が葉に手を伸ばしながら自分にそっと言いました。
「…るかさま…りろん、ないたの、かっこよくないでした。るじぇ、ないたの。わるいの、りろん」
あぁ、リオン様…自分が泣いたせいでルゼル様を泣かせてしまったって後悔してるんですね。優しいし賢いし…あぁ、自分の語彙力じゃ足りないです。貴方は本当に天使です。
「りろん、わるいこになったの。りろん、ごめんなさいいわなかったの。るじぇ、りろんきらいきらいになる?」
あ、確かに謝ったのはルゼル様だけだった。癒されてただけで、ぜんっぜん気づかなかったよ。
わわわっ、リオン様の目に涙が溜まってる!なんか、言わなきゃ。え?自分が?ひーぃ。ライラ様来てほしい。
「りろん、きしさまみんなみたいに、つよくなるましゅならないかも…わるいこになったから」
「リオン様は悪い子じゃありませんよ!」
わっ。咄嗟に言っちゃったよ。
「ちゃんと『悪かったかも』と思えるのは勇気ですよ。そう思ったら次の時にどうしたら良いのかを考えれば良いんです」
なんか言ってるな自分。
「ほんと?りろん、つよいになれる?」
「なれますよ。それからルゼル様はリオン様が大好きですよ」
「…うん」
あ、笑った。
「ありがとござましゅ、るかさま」
なんで自分御指名かわかった。護衛の中で自分が一番背が高いからだ。高い抱っこで高い場所の葉っぱ取るふりなら弱音を吐いても他に聞こえず、騎士である自分に意見も聞けるとか思ったんだろうな。リオン様、騎士みたいに強くなりたいって仰ってるから。だけど会話はダダ漏れよ。身長の違いなんて微差よ。従者さんうっすら感動の涙よ。いや、自分もなんか泣きそうだけどさ。
だってこんな小さくても自分の行動省みたり、それを騒がずに意見求めたり…人として素晴らしくないか?
と、リオン様が少し大きめの声で言いました。
「このはっぱじゃないでした」
ちゃんと設定守ってる。凄いなリオン様。
護衛になれて嬉しいとか軽すぎたな。自分が護るのは気持ちも含めてなんだよな。なんかキリッと気が引き締まった。
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なんでだか、そう思った。
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