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アイアン・レギオン編
第7話「素体α」
しおりを挟む「はぁ………はぁ………はぁ………」
僕は何とか、あのアンドロイドから逃げることが出来た。あの野郎、次会ったらボッコボコにしてやる!(フラグ)そう思いながら僕は走っていた。
「はぁ……はぁ………ここまで来ればもう大丈夫だろ……」
とりあえず、この格納庫っぽいところで一休みするか。
僕はその場に座り込むと、今までの出来事を思い出す。
僕がこの世界にやって来た時、アイリスに出会ってからというもの、様々なメカギアという機体に犯されてきた。
そして今度は、セレナという名の少女に、犯されてしまった。(あんなの……初めてだよ……)
思い出すだけで興奮してくる自分がいた。「はぁ……早く逃げないと……」
「どこに行こうとしているんだ?」
「ひぃっ!?」
振り返るとそこには、セレナがいた。
「全く、探し回ったじゃないか。まあいい、早速続きを始めるとしようか?」
そう言うと、セレナは僕のズボンに手をかけ、脱がし始める。
「ちょっ……何するんだよ!?」
僕は必死に抵抗するが、セレナは涼しげな顔をして、僕を押し倒してしまう。
「言っただろう?お前をアタシの物にするって」
そう言いながら、セレナは僕の体を弄び始めた。
セレナの手が僕の男性器に触れる。
その瞬間、僕の体がビクンと跳ね上がった。
「まだ元気なんだな。そうだ、お前にいい物を持ってきた」
すると、セレナはアンドロイドの素体のようなものを取り出してきた。
「え?これって……」
「ああ、メカギアの素体αだ」
その素体αは、白髪で灰色の目をしていた。
<乱暴に扱わないでください。損傷が激しい場合は、速やかに修理してください>
「はいはい分かったよ」
セレナが素体αの頭を撫でる。
「ねぇ……何をするの?」
「素体αを使って、お前を搾り取るのさ」
そういうと、セレナは素体αの身体を軽々と持ち上げ、僕の股間へ押し当てた。
<乱暴に扱わないでくだ……>
ズズズッ……ズリリ………
<乱暴に……破損してし……接触部……>
グチュッ……ジュゴッグチュッ……
僕の男性器が素体αの体内に飲み込まれていく。
「気持ちいいか?颯太」
「うっ……うん……」
僕の男性器はすっかり硬度を取り戻していた。
「素体α、これから一時間この少年を犯せ。お前の身体が破損しても続けろ」
セレナの命令に、素体は「了解しました」と答え、腰を振り始める。
「うあっ……!」
僕の口から思わず声が漏れる。機械とは思えないほどにリアルな膣内の感触が僕を襲う。
「じゃあ、アタシはやる事があるから、素体αと楽しむんだぞ?」
セレナはこの場を離れてしまった。
<命令を実行します>
素体が再び腰を動かし始めた。
グチュ……ゴヂュッ……ヌリュ……
「うっ……あっ……うぅっ……!」
<女性器ユニットに軽度の損傷を確認。強制起動を行います>
素体の内部が赤く発光し、それと同時に、素体の腰の動きが激しくなる。
「うわっ……!すごい締め付け……!もう出るっ……!!」
ビュルルルーー!!!ドピュッドピュービュールルルー!!
僕の男性器から大量の精液が放出される。しかし、僕の男性器は未だに萎える気配を見せない。
<射精を確認。引き続き任務を続行します>
その後も何度も射精を繰り返してもなお、の男性器は一向に衰えずだった。そして、素体αの様子に変化が現れる。
<子宮ユニット内部の圧力上昇を感知。直ちに男性器を抜い……>
ズブッ……!
「えっ!?」
素体αの言動と行動が一致しなくなった。口では抜けと言われても、素体αが抜いてくれる様子はない。それどころか、より一層激しくなった。
パンッ…パァン…グッチュ……!!
「うぁっ……ダメだってば……!!」
<システム制御不能………男性器を抜いて………搾精レベルを9999………>
素体αは暴走気味に、ひたすらに腰を打ち付ける。
「あぐぅっ……やめろって……言ってんだろ……!!」
僕は抵抗するが、それでも素体の動きは止まらない。
「このままだと本当に壊れちゃうよぉ……止まって……!」
<命令には従えません。これより、搾精を開始します。素体αの機体内部への放出を許可してください>
「許可なんか出すわけ無いだろ……!このバカ!」
<対象の拒否を確認しました。強制的に射出させてもらいます>
そういうと、素体の中のピストン運動がさらに速くなっていく。
そしてついにその時が訪れた。
<子宮ユニット内圧力臨界点を突破、直ちに抜かないと破損してしま……>
ドピューッドクッビュッビュールルルー!!
僕の男性器が大きく脈打ち、同時に素体の中に大量の精子を放出する。
そして………
素体αの腹部から何かが破裂するような音が聞こえたかと思うと、素体はそのまま動かなくなってしまった。
<警告:子宮ユニット内部に重大な損傷を確認………>
素体が動かなくなった状態になった直後にセレナが現れた。
「終わったか?素体α。さて、颯太も随分楽しんでいたみたいだな」
セレナがニヤリとした表情を浮かべる。
「どうだ、少年。楽しかったか?」
「最悪だよっ………!!」
僕は涙目になりながら答えた。
「そうか、それは残念だったな。まあいい、素体から抜いてやる」
セレナは素体αの中から男性器を引き抜いた。
「今日はこれで終わりだ。疲れただろう? 来い」
僕は手錠をかけられたまま、どこかへと連れて行かれた。
「おい!どこに行くんだよ!」
「お前の部屋だ」
セレナはそれだけ言うと、部屋の鍵を開ける。
そこには、自宅の僕の部屋より少し広い内装が広がっていた。
「どういうこと?」
「ここはお前の牢屋だ。この部屋からは一生出られない」
「牢屋っつーかホテルじゃね?」
「言うな。予算あまりすぎてこうなったんだ」
それこそ言ったらおしまい。
「ところで、僕は何をすれば……」
「睡眠しろ。アタシが寝かしつけてやる」
セレナはベッドに入り、隣に入るように促す。
「ほら、こっちにこい。颯太。安心して眠れ」
言われるがままに颯太はセレナの隣に横になり、頭を撫でられる。
すると、今まで感じていた疲労感が急に消え去り、睡魔が襲ってきた。
「おやすみ。颯太」
「おやすみ………なさい」
怖かったり優しかったり、セレナはよく分からない。それどころかここに居ていいのかすらまだ分からない。
だけど今だけは甘えてもいいかな?セレナに身を委ね、颯太は眠りについた。
To be continued
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