新星・機械惑星 〜僕はこの惑星でメカ娘達に襲われそうで怖いです〜

NiAR(ニアール)

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スカイ・ブレイカーズ編

第4話「水中型機械少女」

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 僕はアヴァロンと別れ、自分の部屋に戻った。
「ただいま………」
「おかえり! 颯太君!」
 そこにはアイリスがいた。まだ一日しかこの世界に来ていないのに、謎の安心感がある。
「ねぇ、風呂って何処にある? 精液やらオイルやらでベトベトなんだけど……」
「こっちだよ!」
アイリスに案内され、浴室へと向かう……が、なんかめちゃくちゃボロボロだった。
「あ……昨日敵の襲撃で1回本部を攻撃されたんだけど、まさかここだったとは………」
 この世界に来たのが昨日じゃなくて良かったと思う。風呂入って爆死とか最高に意味わからん死に方するのだけは嫌だ。
(※本作の主人公は死にません)
「まぁ、私アンドロイドだから別に風呂に入らなくても大丈夫なんだけどね」
「あー……そうだったね」
「でもどうする? 他の部屋の浴室借りる?」
「うーん……そうするしかないけど、空いてるの?」
「待ってね」
{みんな、浴室生きてるところある?}←颯太には聞こえていません。
{私のところ空いてますよ! 確か男の子ですよね? 私に任せちゃっても大丈夫ですから、早く来て下さい! 私はいつでも準備万端です♪}
{シルフィちゃんナイス! じゃあ連れてくね}
「他のところ空いてるってさ。行こうか」
「空いてるって……」
「基本的に風呂場は物置にしてるんだ。使う事がないからね」
「へ、へぇ……」
「ほら、行くよ」
「あ、待ってくれぇー!」
アイリスに連れられて、僕はシルフィの部屋へと向かった。
「シルフィ、連れてきたよ」
「そ、颯太です。よろしくお願いし……」
僕が言い終わる前に、シルフィというメカギアは僕を抱きしめる。
「抱きしめ攻撃~!!ぎゅーっ!!」
「えっ!?」
「颯太君……カッコいい名前だね。アイリス先輩、借りちゃってもいいですか?」
「好きに使って構わない。颯太、頑張ってくるんだよ」
{シルフィ、この子今日で5回セックスされてるから、もしヤるんだったらシルフィのところで寝かせてあげてくれるかしら?}
{了解です!!}
「えっ、ちょっ、どういうこと……?」
僕はそのまま、シルフィに連れ去られてしまった。
 そこには綺麗な浴室があり、浴槽には3人入れるようなスペースがあった。
「衣所はそこにあるから、恥ずかしかったらそこで着替えてね」
「わ、わかった……」
僕は服を脱いでいく。 そして、服を適当なところに畳んでおいた。
「お湯張ってくれてるとは……準備がすごいな……」
 そして浴槽に入る。ちょっと熱いけどまぁ我慢できる温度だろう。
「ふぅ……」
「颯太君、お待たせ」
「えっ」
振り返ると、シルフィが浴室に入ってきた。僕たちのような人間は裸だが、彼女達はアンドロイド。身体の内部まで機械なのだ。
「颯太君、一緒に入ろう」
「ちょっと待って! 感電したりしないの……?」
「防水加工してあるから平気だよ! それに私は水中特化型の戦闘用アンドロイドだから、別に濡れても問題ないの」
「そ、そうなのか……凄いなぁ」
「じゃ、早速失礼しまーす!」
シルフィが浴槽に入ってくると、お湯が溢れ出してしまった。
「うぉっと……」
「どう? メカギアと一緒に入るのは初めてでしょ」
 それ以前にアイリス、ネオンに初めてを捧げたんだけど……
そんな事は言えず、「うん、そうだね」と適当に返事をした。
「………ねぇ、颯太君。 ここ、大きくなってるよ?どうしてかなぁ?もしかして、興奮してるの?颯太君のエッチ」
「ち、違う!」
「違わないでしょ?だって、こんなに大きくなってるもん」
「うぅ……」
「ねぇ、アイリス先輩とか、ネオン先輩にセックス、されたんでしょ? どうだったの?気持ちよかった?」
「それは……」
 シルフィがだんだんと耳元に近づいてくる。
「正直に言ってみてよ」
「き、気持ち良かったです……」
「やっぱりそうなんだぁ………お風呂上がったら、お姉ちゃんとやっちゃおっか!」
「え……」
「ほら、肩まで浸かって100数えたら上がって良いよ」
「う、うん……」
 僕は顔を赤くしながらお風呂を済ませた。なんかもうそれどころじゃない。これからシルフィにセックスされるのかと思うと、心臓が爆発してしまいそうだった。
「颯太君、こっちおいで」
「はい……」
「じゃあ、ベッドに横になって」
「わかりました……」
「始めるね」
シルフィは僕のズボンを下ろしていく。
「あれ、勃起してるじゃん!」
「これはその……」
「大丈夫。男の子はみんなこうなるから」
「そ、そういうものなんだ……」
「擬似女性器ユニットの中がどうなってるのか、近くで見せてあげるね」
「えっ」
シルフィは僕の両肩を装甲の脚で押さえつけると、股間のハッチを開けて中を見せてくれた。
「これが、女の子の膣内を再現した疑似性器ユニットだよ」
目の前に映ったのは青色の肉壁で、表面には細かいヒダのようなものが付いている。そして、女性器ユニットからオイルが流れ出してきている。
「じゃあ、挿れるね」
「えっ!?まだ心の準備が……!!」
シルフィは後ろに下がって、女性器ユニットを僕のに近づけてくる。
「行くよ?颯太君」
ズブズブ……と音を立てながら、シルフィの女性器ユニットが僕の中に挿入されていく。
「あっ……♡」
「颯太君、感じてるんだね。可愛いよ」
「やめてくれぇ……」
今日だけで5回も射精したせいだろうか、あまり抵抗する力が無い。
「動くよ」
シルフィが腰を左右に振り始めた。
グッヂュッグッヂュッグッヂュッ………
「ほら、私の中トロットロでしょ?」
「はいぃ…」
シルフィのオイルが潤滑油となり、ピストン運動が激しくなっていく。
「颯太君、イキたいならいつでもイッていいんだからね」
「待って………は、早いよぉ!もう少しゆっくり……!」
僕の言葉を無視して、シルフィはさらにスピードを上げてきた。
パンッパァンッパァンッパァンッ!!
「ダメだ……出るっ!」
ビュルルルルーーーーーー!!!!!
「おぉぉぉ、いっぱい出たね!凄いよ!私の中で、こんなにたくさん出して……気持ちよくなってくれて嬉しいなぁ」
シルフィは満足げな表情を浮かべている。
女性器ユニットから精液が漏れ出している。
「颯太君、また大きくなってきたね。もう一回しようか」
「待って……!これ以上は……!!」
「問答無用!」
シルフィは再び動き出した。
ジュボッジュボッジュボッジュボッ!!
僕はなす術もなく、ただひたすらに喘ぐしかなかった。
「メカギアにセックスされると、どんな男の子でも骨抜きにされちゃうんだよ。颯太君もメカギアの魅力に気付いてくれたみたいで、お姉ちゃん嬉しいよ」
「メカギア……恐ろしい子……!」
僕はそのまま、7回目の射精を迎えた。
「ふぅ……これで終わりかな?颯太君、今日はこれくらいにしておいてあげよう」
「ありがとうございます……」
「抜くよ~?」
シルフィがゆっくりと引き抜いていく。
「んっ……!」
「颯太君、気持ちよかった?」
「うん……凄く良かった……」
「良かったぁ……じゃあ、私と寝よっか!一緒に!」
「え?」
「じゃあ、おやすみー!」
シルフィは、僕をガッツリ抱きしめてスリープモードに入ってしまった。
だが、今日の疲れにより、すぐに眠りに落ちてしまったのだった。
「颯太君……大好きだよ……」
「……」
こうして、僕の長く、そしてとても濃厚な一日が終わったのだ。身体持つのかな………。
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