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序章
第二話 second lives
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その次の日、結局俺は親の迎えも来ず、帰ることもなく、そこに座り込んでいた。
あの女の人はクルミといい、俺は彼女について行った。
彼女は20歳だったらしい。
その後、俺は孤児院に預けようと言う話になった。
が、どこの孤児院も子供で溢れかえっていて、預けられるような状態ではなかった。
みんな、親が突然姿を消した子供だそうだ。
そんな時、クルミは
「お姉ちゃんと、一緒に来る?」
と提案してくれた。
おばちゃんという一人称は呼びにくいから嫌だと俺が言った。
「うん。そうする。」
俺はそう答えた。
クルミは困った顔もせずただ笑ってくれた。
まるで母さんみたいだった。
そして、家に必要なものを取りに帰った。
俺は少し拒んだが、クルミがいたからなのかそれほど辛いものではなかった。
家にはまだ気づかなかった置き土産が一つだけあった。
銀色のスーツケース。中には俺の服とお金が入っている。
クルミが数えると2900万円入っていたらしい。
そして、一枚の緑色の封筒。
国民防衛内聞局。
聞いたことも見たこともない送り元。
俺は中を開けようとしたが、クルミがスッと取り上げてしまった。
何故かと問い詰めると
「大人の話だから、ダメ。」
というだけで何も教えちゃくれなかった。
その後、クルミの住むアパートを見せてくれた。
「ここで、暫く過ごすんだよ。」
優しそうな声で、そう囁くように言った。
「うん」
封筒を取り上げたからなのか少し申し訳なさそうな顔が抜けていなかった。
その日から、俺の新しい生活が始まった。
ーーーーー
3056年、春。
「じゃ、行ってくる。」
「いってらっしゃい。ごめんね。入学式出られなくって。」
こう話すのはクルミ。
俺の親代わり。
「気にすんな。仕事頑張ってくれよ。」
ケイジ。俺の名前。
この名前は本当の名前ではない。
本当の親に付けられた名前はあえて忘れた。
その名前を聞くたびに気が滅入ってしまうから。
そしてクルミは俺を気遣ってケイジという名前に法律上でも変えてくれた。
名前を変えてから9年。
今日は高校の入学式。
「ありがとう。気をつけてね。」
その言葉を最後にアパートを出て、階段を降りる。
そしてロータリーを出ると見知った老夫婦が見える。
それらは俺に声をかける。
「おはよう。」
そう言われると、
「おはようございます。」
俺はそう返す。
いつもと変わらない朝。
これが続くことの幸せさに気づく人はきっと少ない。
絶対に失いたくはない。
そう、些細なことを考えながら俺は学校へと向かう。
ーーーーー
入学式は思っているより早く終わった。
さっさと帰ろうと支度をしていると、1人、近くへと寄ってきた。
「ケイジ。」
顔を上げるとそこには、見慣れた顔があった。
「、、、リン」
榊凛。
中学からの友達。
ハーフアップにまとめ、前髪はサイドに分け、額を見せている。
大きくて可愛らしい目に、常に口角の上がった口。
初対面の頃から何も変わらない。
「制服、似合ってるね。」
「そうかよ、どーも」
「冷たくない?仲良しじゃんうちら。」
「勝手に設定つけるな。」
実際仲良しではある。だが、素直に慣れない。
「素直じゃないよね、ホント」
不貞腐れた顔をするリン。こいつのよくする顔だ。
「ねえ、そういえばニュース見た?」
「みてない」
いつものようなさりげない会話。
今朝は早めに出たから、ニュースは見ていない。
「ケムリグマ、この辺来てるんだって。」
「、、、それ本当か?」
ケムリグマ。この国で唯一恐れられる殺人熊。
体長は成人男性の1.5倍ほどでかなり大きい。
氷河期に生まれ、今まで生き延びている大熊である。
一説によると動物が年老いる原因となる老化細胞を持たないらしい。
ケムリグマという名前はその特殊能力から付けられている。
奴が人間を襲うとき、その周辺にはあたりが見えなくなるほどの煙が蔓延するらしい。
その煙に催眠機能などの特殊な機能はなく、ただの目眩ましであると言われている。
これまでこいつに襲われて死んだ人間は10000人強。
皆無惨に急所である頭を切り裂かれていたらしい。
しかし、その切り傷には爪や皮膚などの生物的かつ研究材料となるようなものは何一つとして付着することがない。
これほど長く生きているのに不明な点が数多く残っている。
「それは、、、怖いな。」
「怖いよね。だからさ、、、」
「は?」
こういうのは面倒臭い展開になる。なんとなく会話の先行きがわかる。
「家まで着いてきてくれn」
「断る。」
言い終わる前に断る。流石に面倒臭い。
「えぇぇえ!お願いだよー!着いてきてよー!」
「いやだ。」
何がなんでも断り切る。
強い意志を持て。
そう、言い聞かせる。
「お願い、、、」
「やだ。」
若干目に涙を溜めるリン。
「そんなに怖いかよ?」
「怖いに決まってるでしょ!?」
リンのその顔には普段見せない焦りが見えている。
それもそうだろう。
どこかで聞いた話だが最新式の高威力ライフルでも歯が立たないらしい。
氷河期に生まれたことで完成した分厚く強固な皮膚はスナイパーライフルの球でさえも貫通させることはない。
「、、、そのレベルまでいけば俺がいたって変わんねえだろ。」
「そのくらいケイジのこと頼りにしてんの!」
多分このまま話が進もうとも話がねじ曲がろうとも俺がリンについていくことは変わらないだろう。
「、、、わかったよ」
「やった!ありがとう!」
本当に、、、都合のいいやつだ。
ーーーーー
「じゃ!ありがとう!今度ご飯奢るよ!」
「、、、いらねえよ」
「素直じゃないね。ほんっと」
また不機嫌そうになった。
「、、、」
「ま、まあ、ありがと、、、」
斜め下を向きながら気まずそうに扉を閉める。
アパートの方へ顔を向け、再び歩き出す。
おめでたくない登校初日だった。
あの女の人はクルミといい、俺は彼女について行った。
彼女は20歳だったらしい。
その後、俺は孤児院に預けようと言う話になった。
が、どこの孤児院も子供で溢れかえっていて、預けられるような状態ではなかった。
みんな、親が突然姿を消した子供だそうだ。
そんな時、クルミは
「お姉ちゃんと、一緒に来る?」
と提案してくれた。
おばちゃんという一人称は呼びにくいから嫌だと俺が言った。
「うん。そうする。」
俺はそう答えた。
クルミは困った顔もせずただ笑ってくれた。
まるで母さんみたいだった。
そして、家に必要なものを取りに帰った。
俺は少し拒んだが、クルミがいたからなのかそれほど辛いものではなかった。
家にはまだ気づかなかった置き土産が一つだけあった。
銀色のスーツケース。中には俺の服とお金が入っている。
クルミが数えると2900万円入っていたらしい。
そして、一枚の緑色の封筒。
国民防衛内聞局。
聞いたことも見たこともない送り元。
俺は中を開けようとしたが、クルミがスッと取り上げてしまった。
何故かと問い詰めると
「大人の話だから、ダメ。」
というだけで何も教えちゃくれなかった。
その後、クルミの住むアパートを見せてくれた。
「ここで、暫く過ごすんだよ。」
優しそうな声で、そう囁くように言った。
「うん」
封筒を取り上げたからなのか少し申し訳なさそうな顔が抜けていなかった。
その日から、俺の新しい生活が始まった。
ーーーーー
3056年、春。
「じゃ、行ってくる。」
「いってらっしゃい。ごめんね。入学式出られなくって。」
こう話すのはクルミ。
俺の親代わり。
「気にすんな。仕事頑張ってくれよ。」
ケイジ。俺の名前。
この名前は本当の名前ではない。
本当の親に付けられた名前はあえて忘れた。
その名前を聞くたびに気が滅入ってしまうから。
そしてクルミは俺を気遣ってケイジという名前に法律上でも変えてくれた。
名前を変えてから9年。
今日は高校の入学式。
「ありがとう。気をつけてね。」
その言葉を最後にアパートを出て、階段を降りる。
そしてロータリーを出ると見知った老夫婦が見える。
それらは俺に声をかける。
「おはよう。」
そう言われると、
「おはようございます。」
俺はそう返す。
いつもと変わらない朝。
これが続くことの幸せさに気づく人はきっと少ない。
絶対に失いたくはない。
そう、些細なことを考えながら俺は学校へと向かう。
ーーーーー
入学式は思っているより早く終わった。
さっさと帰ろうと支度をしていると、1人、近くへと寄ってきた。
「ケイジ。」
顔を上げるとそこには、見慣れた顔があった。
「、、、リン」
榊凛。
中学からの友達。
ハーフアップにまとめ、前髪はサイドに分け、額を見せている。
大きくて可愛らしい目に、常に口角の上がった口。
初対面の頃から何も変わらない。
「制服、似合ってるね。」
「そうかよ、どーも」
「冷たくない?仲良しじゃんうちら。」
「勝手に設定つけるな。」
実際仲良しではある。だが、素直に慣れない。
「素直じゃないよね、ホント」
不貞腐れた顔をするリン。こいつのよくする顔だ。
「ねえ、そういえばニュース見た?」
「みてない」
いつものようなさりげない会話。
今朝は早めに出たから、ニュースは見ていない。
「ケムリグマ、この辺来てるんだって。」
「、、、それ本当か?」
ケムリグマ。この国で唯一恐れられる殺人熊。
体長は成人男性の1.5倍ほどでかなり大きい。
氷河期に生まれ、今まで生き延びている大熊である。
一説によると動物が年老いる原因となる老化細胞を持たないらしい。
ケムリグマという名前はその特殊能力から付けられている。
奴が人間を襲うとき、その周辺にはあたりが見えなくなるほどの煙が蔓延するらしい。
その煙に催眠機能などの特殊な機能はなく、ただの目眩ましであると言われている。
これまでこいつに襲われて死んだ人間は10000人強。
皆無惨に急所である頭を切り裂かれていたらしい。
しかし、その切り傷には爪や皮膚などの生物的かつ研究材料となるようなものは何一つとして付着することがない。
これほど長く生きているのに不明な点が数多く残っている。
「それは、、、怖いな。」
「怖いよね。だからさ、、、」
「は?」
こういうのは面倒臭い展開になる。なんとなく会話の先行きがわかる。
「家まで着いてきてくれn」
「断る。」
言い終わる前に断る。流石に面倒臭い。
「えぇぇえ!お願いだよー!着いてきてよー!」
「いやだ。」
何がなんでも断り切る。
強い意志を持て。
そう、言い聞かせる。
「お願い、、、」
「やだ。」
若干目に涙を溜めるリン。
「そんなに怖いかよ?」
「怖いに決まってるでしょ!?」
リンのその顔には普段見せない焦りが見えている。
それもそうだろう。
どこかで聞いた話だが最新式の高威力ライフルでも歯が立たないらしい。
氷河期に生まれたことで完成した分厚く強固な皮膚はスナイパーライフルの球でさえも貫通させることはない。
「、、、そのレベルまでいけば俺がいたって変わんねえだろ。」
「そのくらいケイジのこと頼りにしてんの!」
多分このまま話が進もうとも話がねじ曲がろうとも俺がリンについていくことは変わらないだろう。
「、、、わかったよ」
「やった!ありがとう!」
本当に、、、都合のいいやつだ。
ーーーーー
「じゃ!ありがとう!今度ご飯奢るよ!」
「、、、いらねえよ」
「素直じゃないね。ほんっと」
また不機嫌そうになった。
「、、、」
「ま、まあ、ありがと、、、」
斜め下を向きながら気まずそうに扉を閉める。
アパートの方へ顔を向け、再び歩き出す。
おめでたくない登校初日だった。
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