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発情期※

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最近疑問に思っていることがある。

ヒト族も発情期があるんじゃないか、と。

ヒト族に発情期が無いと明記してある文献は目にした事がないけれど。そもそもこの国ではヒト族に関する文献は殆ど無い。
あるとしても、この国が興る前のおとぎ話みたいな話ばかりで、文献と言えるものでは無い。

それに俺たち獣人みたいに春先と秋の終わりごろっていう発情期期間がハッキリしてる訳でも無いんだ。

じゃぁそのヒト族の発情期はいつなのかって?


「あ!あっ!イルぅ!イルっ、ぁ、ぁ、っぁぁぁぁぁあああ!」
「はっ、ガイ、っ、~~~!!!」
「ぁ、ぁ、中ぁ、おくぅ~。んっ」

ほら、すごい甘い匂い。
最近特に喘ぎながら甘い匂いを撒き散らしてる。

「あ、こら。1回奥に出したから抜かないと。」
「やだぁ、もっかい。もっとぉ~。」

とろんとした目で可愛く強請られる。
ガイの足は俺の腰に、離すまいと絡み付いて、俺はガイの中から抜け出すことが出来ない。

「あ、そんなに締め付けないで、んっ。」
「あ、あ、もっと、もっと中に出してっ。」

ガイの中がぎゅうっと俺を強く締め付けて、ガイが自分で腰を擦り付けて来る。

流されてしまうのはすごく簡単だ。
俺も気持ちいいしもっとガイの奥に出してあげたい。中から溢れるほど注いであげたい。
でも、それでガイを潰すのは本望じゃない。
大切にしたいんだ。

「はぁ、甘いね、すごく甘いよ。ガイ。ちゅう。」
「はんっ、はむ、んっ、ちゅっ。」

俺はイルの口に吸い付いて、開いた唇の隙間から自身の舌を差し入れる。ガイの気持ちいい所を執拗に舌で刺激する。
最初は必死に俺の首に回してキスに応えてきた腕も、俺が口内を舌でマッサージしていると、次第に力が抜けてくる。
腕と一緒に、俺の腰に絡みついた足も解けてくる。

緩んだその隙を狙って、俺はガイの中からズルっと抜け出した。

「ぁ、イルぅ、っやだぁ。もっとぉ、奥に欲しいぃぃぃ。」
「またね。」

泣きながら強請ってくるガイを適当にあやしてクルッとガイを反転させて、うつ伏せの状態で腰を高くあげる。

ガイは期待しているのか腰をふりふりふりふりアピールしてくる。

はぁぁぁ。可愛すぎる。
きっと朝起きたら覚えてないんだろうけれど。

後ろから思いっきり突き立てて、奥グリグリして、きっと泣きながら喘ぐだろうから涙も一滴残さず舐めとって、沢山沢山奥に注いで・・・。

俺はガイの太ももをぎゅっと隙間なく合わせて、その間に、先程の欲望を頭の片隅に追いやってから、治まらない自身を突き入れた。

「あっ、あっ、なんれ素股ぁぁあっ?あ、こえも気持ちいいけどぉぉ、」
「んー、これも好きでしょ?」
「好きだれけどぉぉっ、ん、ふ、」

ふは、呂律が回らなくなってる。
本当にもう、可愛いなぁ。

俺はガイの背中に覆いかぶさって、耳の後ろをベロベロ舐め回す。

「んや、そこぉぉ、んにゃぁぁ!!」
「んふ、また猫さんになっちゃってるよ?」

ガイの弱い耳の裏を刺激したから必死に何かに、快感に?耐えてるのかな。
力んじゃって猫みたいな鳴き方になってるのが、また堪らなく可愛い。

必死に腰を動かして、自分を高めつつ、ガイの気持ちいところに当たるようにグイグイ押し込む。

さっきから甘い匂いが、俺を酔わせようと強く強く発せられている。

これが本当に発情期っぽい。
というか、これはもう発情期だよね。

「あ、あ、あ、あーっ、!!」
「あ、イきそうだね。一緒にイこっか。」

ガイの体がピクピクし出す。
イきたいけど我慢してる時は体がこうなるのだ。

「イくっ、イくイルとぉぉっ、ん、ふ、ぁぁ、~~!!!」
「ガイっ!!!~~~っ!!」

俺はタイミングを合わせて、ガイとほぼ同時に白濁色のそれを吐き出した。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」
「はぁ~~~。ガイ~。」

俺はサッとベッドに洗浄魔法をかけてガイを横たわせる。
ガイの背中にピトッと張り付いて、耳の後ろ辺りをクンクン嗅ぐ。

うん、さっきより大分匂いが薄れたな。
射精させて体力を削ったからか、快感の波がある程度引いたからなのか。

ふふ、これくらい薄まればイケるかな。

脱力してるガイを仰向けに寝かせて上に覆い被さる。

「ガイ、好きだよ、ちゅ。愛してる、ちゅ。」
「ん、俺も。ちゅ、好き、ちゅ。」

ガイに好きだと、愛してると、これでもかとキスと一緒に伝えてからガイの腰を持ち上げる。

俺の、先程から目一杯主張しているその先端を、ガイの先端にピトッとくっつけると、そこがピクピクと反応する。

「あっ、あっ、あー!!!」

先端をくぷぷっと沈めるとガイが可愛く喘ぎ出す。
ガイを優しくぎゅぅっと抱きしめて、顔に沢山キスを振らせながら、腰をどんどん進めていく。

「ぁぁ、ぁ、ぁぁっ、ぁんっ、ぁ、」
「ふふ、ガイの中どんどん奥に飲み込んで行くよ。」

ふはは、もう「あ」しか言えなくなっちゃってるよ。
本当にもう、可愛いなぁ。

ああでも、匂いが濃くなってきたね。

俺の先端が とんっと奥にたどり着いた感覚がした。

構わず奥をぐりぐりぐりぐり押し込むと、ガイの甘い匂いがぶわっと一気に強くなる。

「あー!!!あっ、あっ、あっ、あああああ゙、」

間をあけると、すごく感じるみたいで俺はわざと必ず1回ずつガイの中から抜け出す。
今回も1回間を置いたからか、すごく感じて中もぎゅうぎゅうと締め付けてくるのにうねうねとずっと動いていて、どこまでも俺を喜ばせる。

それでもガイは涙を流しながら顔をイヤイヤと横に振って必死に快感に耐えている。
俺はその涙を舐めとって、ガイの唇に俺のを合わせて舌をねじ込んだ。

ガイの気持ちいい所を攻めながら、俺も気持ち良くなるように動かして、でもまだまだ、ギリギリまで耐えて。

「ガイ、いくよっ。」
「あ?~~~っ!!!!あ゙あ゙あ゙っ~!、」

ガイの1番奥で吐き出した。

あー、やばい。気持ちよすぎて止まらない。
ガイの中も一滴残さず搾り取るかのように、俺をぎゅうっと絞ってくる。

匂いは相変わらず強い。
これはもう確実に俺を酔わせに来てる匂いだ。

「ん、はぁ。」

ずるっとガイの中から抜け出す。

ガイは目を瞑って脱力し、ベッドに体を投げ出しながらはぁはぁと息を整えてる。

はぁー。可愛い。可愛い可愛い。最高に可愛い。

ガイに「子供作ろう?」なんて言われたら止まれる自信はないよ。
ぁぁ、でも「頑張りたい」って言ってくれたけどまだ怖がってるみたいだから、それまでに徐々に鳴らしていけばいいか。どれくらい耐えられるか、見極めながら少しづつ増やしていって。

ふふ、ははは。楽しみだなぁ。
オレの嫁は頑張ってくれちゃうからね。

はぁ、ガイ、甘いなぁ。
ふふふ、すごく甘いよ。
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