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報連相はとても大事!
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・・・バカ?なんでバカ?
思いもよらない言葉に俺は何も言い返せず黙り込んでしまった。
「ガイ、怪我ない?大丈夫?」
あれ、いつものイルだ。さっきのは何?
「うん、大丈夫。守ってくれてありがと。」
にへらっと笑って答えたら、イルは真剣な顔をして俺と向き合った。
「あのねぇ。」
イルが口を開く。
「ガイは今、魔力も全然戻ってなくて身体強化も今までと比べ物にならない程へなちょこなんだよ?殴ったって絶対効かないからね。それに氷魔法で凍らせようとしてたみたいだけど、相手がそれに対応できるように準備してたらどうするの?雷なんて、氷よりも対応しやすいんだからね?対応できないくらいの魔力量でなんて今は絶対に出来ないんだから、ね、ガイ。何でもかんでも立ち向かわないでよ、無茶もしないで。ガイ以外でも出来る人、居るんだから。」
イルは一気に言うだけ言って俺の方に頭をコツンと乗せて、痛いくらいに抱きしめてきた。
「また、目が覚めないとか、本当に勘弁なんだから。」
あ、そっか。目が覚めてからずっといつものイルだと思ってたけど俺が寝てた間はずっと不安だったんだよね。いつ目が覚めるかも分からない俺をほぼ毎日見てて、それが今ので少しでも頭に過ぎったらそれはすごく不安になるよね。
「イル。ごめん。俺、すごく軽率だった。」
「・・・。」
あれ?もしかしてイル、震えてる?
俺の事を痛いくらいに抱きしめてるからか、それとも俺が不安にさせてしまったからかは分からないけど、イルの腕は俺には微かに震えてるように感じた。
「イル。俺、ごめんね。これからはもっとよく考えて行動するから。」
さっきと言ったことはあまり変わらなかったけど、今度はきちんとイルの顔を両手で上に向けさせて、しっかりと目を合わせて伝えた。
「イル。ね?」
イルはゆるゆると俺を抱きしめていた腕を解いて「約束だからね。」と俺のおでこにチュッとキスを降らす 。
よし、俺は決めたぞ!
俺は今回の出来事でとある物を作る事に決めた。ずっと何が良いのか悩んで手を付ける事が出来なかったけど、今ので作りたいものが決まった。
周りを見渡すとスヴァル達は騎士団への男達の引渡しを終えていて、俺たちを微笑ましい顔で待っていた。そしてその周りには野次馬がわらわらと群がっていて、見たことある顔がチラッと居た気がしたけど俺は知らない!
うひゃぁ!もう!恥ずかしいよう!早く撤退しよう!
「イル!俺、見て回りたいお店が出来たからもう少し付き合って?」
俺はイルの腕を両手で引っ張って立ち上がらせて見たいお店が並んでいる通りへと引っ張って行った。
邸に帰るとクーグゥ義兄様が居た。
何だかんだ義兄様の仕事が忙しく会えていなかったので久しぶりだった。
「お、ガイウスおかえり。無事で何より。」
「お久しぶりです。ええと、もうご存知で?」
「まぁな。因みに犯人と処分についてだが。」
「え、別にどうでもいいんですけど。」
「「ガイ」ウス」
「どうでもいいは宜しくないので、母さんがサロンで待ってる。」
俺がどうでもいいって言ってるんだから良くない?
あれ、でも俺の事を恨んでって事じゃないかもしれないし、そういう時はどうでも良いじゃダメだよね。
俺は「分かりました」とサロンに向かおうとして先程思い付いた事を、クーグゥ義兄様にお願いをした。
「それは授与式の後で良いか?」
「出来れば早い方が良いです。」
「そうか、考えとく。」
ふふふ、あとはこの後義母様に話を通しておいて完璧だね。
サロンで待っていた義母様の話によると。
犯人は、平民から騎士団長になって公爵家の養子にまでなった俺の事が気に食わない子爵家の子息2人と、イルに密かな恋心を抱いていた侯爵家やら子爵家やらの子息3人で、俺たちのデートをぶち壊して、ちょっと俺に怪我でもしてくれたらっていうものだったらしい。
なるほど、俗に言う逆恨みってやつだね。前者に関しては表立って行動するものが今まで居なかったけど、めっちゃ居ると思うんだよね。後者はうーんと、イルってモテモテだね?ちょっと妬いちゃうなぁ、俺の将来の旦那様だけどね?むふふふ。
「ガイウス、きちんと聞いているか?」
「あ、はい、すみません。ちょっと、ええーと、俺の将来の旦那さんってモテモテなんだなぁって思って。」
ちらっとイルを見ると俺の事をじっと見つめて、口を開いた。
「将来の?もう決定事項だから旦那で良いんだよ?ふふふ、俺がモテモテで、」
「そういうのは自分たちの部屋に戻ってからにしてくれ。それで、処分なんだが。」
最近イルは人目を憚らずイチャイチャしてくる。義母様が途中で遮ってくれて良かった。いや、前からそうだったんだけど、最近は特に俺がイルのものって見せつけるようにキスやら匂い付けやらしてくるんだ。ちょっと恥ずかしいし、義母様の前でやろうとしなくても。
今も俺の左手にイルの右手を、絡ませて来てるし。
・・・部屋まで我慢しろよ、もう!
「全員子息だったので、まずは書を送る。反応を見てから処分をと思っているがそれで良いな?」
「はい。あの俺、どの程度が適切かが分からないので勉強させてもらってもいいですか?」
「ああ、もちろんだ。」
今回、処分を言い渡す前に書を送るのはかなり異例な事なんだって。
だってうちは公爵なのだ。侯爵以下とは身分が全然違う。こっちから沙汰を言い渡してはい終わり、で本来は充分なのだ。
だけれど今回は、俺の温情って事にして他の貴族に対しても見せつけみたいなものにするらしい。
ええと、今回は初犯だから緩く罰してやるけど次は分からないよ?っていう意味を裏に込めながら、温情でって事にするんだって。
これ、こういうのが俺分かんないんだよね。文面そのまま受け取っちゃうんだよ。でも義母様が何かあったらイルヴェスと相談しながら決めていけばいいんだよって言ってくれるから俺も安心出来る。
その後、渋るイルを何とか先に部屋に返して、義母様に俺がこれからやろうとしている事を相談する。
詳しい人を邸に呼ぼうかと提案されたが俺はそれを断った。
だって、イルにバレる可能性が高くなるし、多分エディスが詳しいから出来るなら知ってる人に聞きたいし。
その為に騎士団詰所に行く許可をとる。
勝手を知ってるクーグゥ義兄様と護衛2人で許可が出た。「それと、根をつめないこと。魔力使用量を把握して日常生活に支障を来さない事。」この2つを繰り返し約束された。
義母様の許可もとったし!
ふふふ、今からイルの驚く顔が目に浮かんでくるよ。
思いもよらない言葉に俺は何も言い返せず黙り込んでしまった。
「ガイ、怪我ない?大丈夫?」
あれ、いつものイルだ。さっきのは何?
「うん、大丈夫。守ってくれてありがと。」
にへらっと笑って答えたら、イルは真剣な顔をして俺と向き合った。
「あのねぇ。」
イルが口を開く。
「ガイは今、魔力も全然戻ってなくて身体強化も今までと比べ物にならない程へなちょこなんだよ?殴ったって絶対効かないからね。それに氷魔法で凍らせようとしてたみたいだけど、相手がそれに対応できるように準備してたらどうするの?雷なんて、氷よりも対応しやすいんだからね?対応できないくらいの魔力量でなんて今は絶対に出来ないんだから、ね、ガイ。何でもかんでも立ち向かわないでよ、無茶もしないで。ガイ以外でも出来る人、居るんだから。」
イルは一気に言うだけ言って俺の方に頭をコツンと乗せて、痛いくらいに抱きしめてきた。
「また、目が覚めないとか、本当に勘弁なんだから。」
あ、そっか。目が覚めてからずっといつものイルだと思ってたけど俺が寝てた間はずっと不安だったんだよね。いつ目が覚めるかも分からない俺をほぼ毎日見てて、それが今ので少しでも頭に過ぎったらそれはすごく不安になるよね。
「イル。ごめん。俺、すごく軽率だった。」
「・・・。」
あれ?もしかしてイル、震えてる?
俺の事を痛いくらいに抱きしめてるからか、それとも俺が不安にさせてしまったからかは分からないけど、イルの腕は俺には微かに震えてるように感じた。
「イル。俺、ごめんね。これからはもっとよく考えて行動するから。」
さっきと言ったことはあまり変わらなかったけど、今度はきちんとイルの顔を両手で上に向けさせて、しっかりと目を合わせて伝えた。
「イル。ね?」
イルはゆるゆると俺を抱きしめていた腕を解いて「約束だからね。」と俺のおでこにチュッとキスを降らす 。
よし、俺は決めたぞ!
俺は今回の出来事でとある物を作る事に決めた。ずっと何が良いのか悩んで手を付ける事が出来なかったけど、今ので作りたいものが決まった。
周りを見渡すとスヴァル達は騎士団への男達の引渡しを終えていて、俺たちを微笑ましい顔で待っていた。そしてその周りには野次馬がわらわらと群がっていて、見たことある顔がチラッと居た気がしたけど俺は知らない!
うひゃぁ!もう!恥ずかしいよう!早く撤退しよう!
「イル!俺、見て回りたいお店が出来たからもう少し付き合って?」
俺はイルの腕を両手で引っ張って立ち上がらせて見たいお店が並んでいる通りへと引っ張って行った。
邸に帰るとクーグゥ義兄様が居た。
何だかんだ義兄様の仕事が忙しく会えていなかったので久しぶりだった。
「お、ガイウスおかえり。無事で何より。」
「お久しぶりです。ええと、もうご存知で?」
「まぁな。因みに犯人と処分についてだが。」
「え、別にどうでもいいんですけど。」
「「ガイ」ウス」
「どうでもいいは宜しくないので、母さんがサロンで待ってる。」
俺がどうでもいいって言ってるんだから良くない?
あれ、でも俺の事を恨んでって事じゃないかもしれないし、そういう時はどうでも良いじゃダメだよね。
俺は「分かりました」とサロンに向かおうとして先程思い付いた事を、クーグゥ義兄様にお願いをした。
「それは授与式の後で良いか?」
「出来れば早い方が良いです。」
「そうか、考えとく。」
ふふふ、あとはこの後義母様に話を通しておいて完璧だね。
サロンで待っていた義母様の話によると。
犯人は、平民から騎士団長になって公爵家の養子にまでなった俺の事が気に食わない子爵家の子息2人と、イルに密かな恋心を抱いていた侯爵家やら子爵家やらの子息3人で、俺たちのデートをぶち壊して、ちょっと俺に怪我でもしてくれたらっていうものだったらしい。
なるほど、俗に言う逆恨みってやつだね。前者に関しては表立って行動するものが今まで居なかったけど、めっちゃ居ると思うんだよね。後者はうーんと、イルってモテモテだね?ちょっと妬いちゃうなぁ、俺の将来の旦那様だけどね?むふふふ。
「ガイウス、きちんと聞いているか?」
「あ、はい、すみません。ちょっと、ええーと、俺の将来の旦那さんってモテモテなんだなぁって思って。」
ちらっとイルを見ると俺の事をじっと見つめて、口を開いた。
「将来の?もう決定事項だから旦那で良いんだよ?ふふふ、俺がモテモテで、」
「そういうのは自分たちの部屋に戻ってからにしてくれ。それで、処分なんだが。」
最近イルは人目を憚らずイチャイチャしてくる。義母様が途中で遮ってくれて良かった。いや、前からそうだったんだけど、最近は特に俺がイルのものって見せつけるようにキスやら匂い付けやらしてくるんだ。ちょっと恥ずかしいし、義母様の前でやろうとしなくても。
今も俺の左手にイルの右手を、絡ませて来てるし。
・・・部屋まで我慢しろよ、もう!
「全員子息だったので、まずは書を送る。反応を見てから処分をと思っているがそれで良いな?」
「はい。あの俺、どの程度が適切かが分からないので勉強させてもらってもいいですか?」
「ああ、もちろんだ。」
今回、処分を言い渡す前に書を送るのはかなり異例な事なんだって。
だってうちは公爵なのだ。侯爵以下とは身分が全然違う。こっちから沙汰を言い渡してはい終わり、で本来は充分なのだ。
だけれど今回は、俺の温情って事にして他の貴族に対しても見せつけみたいなものにするらしい。
ええと、今回は初犯だから緩く罰してやるけど次は分からないよ?っていう意味を裏に込めながら、温情でって事にするんだって。
これ、こういうのが俺分かんないんだよね。文面そのまま受け取っちゃうんだよ。でも義母様が何かあったらイルヴェスと相談しながら決めていけばいいんだよって言ってくれるから俺も安心出来る。
その後、渋るイルを何とか先に部屋に返して、義母様に俺がこれからやろうとしている事を相談する。
詳しい人を邸に呼ぼうかと提案されたが俺はそれを断った。
だって、イルにバレる可能性が高くなるし、多分エディスが詳しいから出来るなら知ってる人に聞きたいし。
その為に騎士団詰所に行く許可をとる。
勝手を知ってるクーグゥ義兄様と護衛2人で許可が出た。「それと、根をつめないこと。魔力使用量を把握して日常生活に支障を来さない事。」この2つを繰り返し約束された。
義母様の許可もとったし!
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