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かんしゃく玉とも言うらしい
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「今日は、ハルトに行って剣の最終調整をして持って帰るんだろう?やる事やって帰らないと。」
「ガイウス君。焦る気持ちもわかるけど、君はとりあえず剣を手に入れないとね。レスト副団長からのハトにもそう書かれているんだろう?」
朝から落ち着きが無い俺を、マシュー義兄様とノア様が窘めてくる。
朝、レスト副団長から返事が来ていることに気が付いた俺は早速ハトを読んだ。レスト副団長は問題のあった時しか連絡をしてこないから。
そのハトにはこう書いてあった。
『首都より森の奥でサラマンダー3体出没。上級冒険者チームと騎士団、宮廷魔術師団にて討伐完了。被害:怪我人少。剣を入手次第要帰団願う。』
サラマンダーなんて首都の近くの森になんか出るような魔物じゃないんだ。しかもそれが3体?絶対に普通じゃないんだよ。レスト副団長の被害:怪我人少っていうのも詳細が分からなすぎてぬ゙あ゙ー!って感じだし。
しかも要帰団ってマシュー義兄様もノア様も居るのにどっか行ったりしないよ!?
俺は心がザワザワしたまま、2人に促されハルトへの道を急いだ。
「よう、ちっこいの。アイツ起こして来るからちょっと待ってな。」
クマ耳の親方は俺の事を覚えてくれていたみたいで、直ぐに猛禽類の彼を呼びに行ってくれた。
俺は未だに彼の名前を知らない。
きっと彼は知ってるんだろうけどね。
「こら、ガイウス。大人しくしなさい。」
「え?・・・あ。」
気持ちが焦っているのか俺は無意識にウロウロしてたのをマシュー義兄様に言われて気付く。
でもじっとなんてして居られないんですけど!
「大丈夫だよガイウス君。知らせがないって事はその後は何も起きてないって事だしね?彼らを信じてあげなよ。」
「信じてますよ?」
「信じてたら不安になったりなんかしない筈だよ。ガイウス君が団長になって魔物や魔獣の討伐訓練してるんでしょ?サラマンダーと一対一じゃ厳しいかも知れないけど、こっちは人数居るんだし大丈夫でしょう?それともガイウス君が直々に鍛えてる騎士団の皆は負けちゃうのかな?」
「そんな事ない!絶対大丈夫!」
「うん、じゃぁ大丈夫だよ。」
「うん、そっか。うん、皆なら、大丈夫。」
すっと胸のつっかえが取れた気がした。
不安な気持ちも大分軽くなった。
うん、皆ならサラマンダーくらい大丈夫!
「ほら、彼がいつ声をかけていいか悩んでるじゃないか。」
「あ、すみません。お待たせしました。」
ノア様に指を指されて、猛禽類の彼がおずおずとカウンター奥の扉から出てくる。
彼は両手に抱えた布でくるまれた2つの物をカウンターに置いて、布を解いた。
中には俺の剣が。形はパッと見変わってないと思うが、刀身が前よりもやや青みがかっている。元の少し濃い灰色に青みがかった色。欠けてたところは綺麗に直っている。
「不思議な色。」
「持ってみて下さい。そうしたら少し魔力を流してみて、違和感があったら教えてください。」
言われた通りにまず持ってみる。
あ、これ。なんだろうしっくりくる?っていうのかな。前のも持った時にこれだなって思ったけどそれよりもしっくりというか、型に綺麗にはまった感じ。これ俺のって直感で分かる、言葉で上手く言い表せないんだけどそんな感じ。
次に魔力を流してみる。
反発されることもなくすぅっと剣に馴染んでいく。
すごい、なんだこれ。ここまで反発なく馴染む事なんて中々ないよ。
「これ、凄い。」
俺はただただそれだけしか言えなかった。
「ふふ、ありがとうございます。違和感は無いですか?」
「無いです、全く。」
「あの、試し斬り行かれますよね?討伐していただきたい魔獣がいるのですが。」
「え、俺前来た時に結構綺麗にしたと思うんですけど。」
「ちょっと詳しく話を聞かせてもらえる?」
ノア様の一言で俺たちは近くの個室のある食事処へ移動した。
猛禽類の彼が言うには、ハルトの町では今2種類の魔獣に悩まされているという。
1つは俺が一掃したはずの盗賊狼。
1ヶ月ほど前から8匹程の群れがハルトの周囲を縄張りにしてるらしい。
もう1つはナマケグマ。
こちらは森の方で果樹農園をやってる家の農作物が被害に遭ってるとの事。
うん、どっちも放っては置けないね。
それにしても魔獣の被害が出るのが早いというか、活発化してる?ハルトに出てきた魔獣は、以前から見かける魔獣だったからある程度は町民だけで対処出来たのが幸いだ。
「あの、それで、討伐って、して貰えますか?」
「勿論ですとも!」
「っありがとうございます!」
それから詳しく出没地域と時間帯を聞いて、討伐スケジュールを立てた。
討伐に向かう時間まで俺は宿の一室の床に小さな魔石と布と紐を並べて作業を始めた。
「それは何をしてるんだい?」
マシュー義兄様が俺の行動に疑問を投げ掛けて来た。
「これは、住民の皆さんが自衛出来るように簡易投げ玉を作ってます。遠い所からでも投げて追い払えたら便利でしょ?」
「でもこれ、使い終わっちゃったら終わりだよね?」
「いえ、きちんと住民でも作れるように作り方を紙に書いて渡します!今日の討伐で使ってみて様子も見ます!」
ふふふ、きちんと俺らが帰った後の事まで考えてる俺って凄いよね!
「ガイウス。君は凄いね、きちんとここに暮らしてる人達の事も考えてるんだね。」
「当たり前です!俺これでも団長ですよ?討伐してはい終わりじゃないですよ。」
「うん、偉いね。」
「へへへへっ。俺に出来ることはこれだけですからね。」
マシュー義兄様の手は大きくて暖かくて、頭撫でられるの気持ちいい。あと素直に褒められて嬉しい!
「私も手伝ってもいいかい?」
「勿論です!先に魔石割っちゃいますね。」
「魔石を、割る!?」
「そうです!安価で作りやすくて効果が出る!をモットーに作ります!だから魔石もなるべく小さいので作りたくて 。」
「そ、そこまで考えてるんだね。まさか魔石を割るとはね。」
「そうそう、皆何故かビックリするんですよねぇ。割るでしょ、大きかったら。」
「普通割らないよ?小さいの探すよ?」
「えー。それが面倒です。」
「変なところ面倒くさがるんだね。」
え、変かな?だってあるもの使った方が良くない??
俺はマシュー義兄様と分かり合えることは無く、簡易投げ玉を作った。
「ガイウス君。焦る気持ちもわかるけど、君はとりあえず剣を手に入れないとね。レスト副団長からのハトにもそう書かれているんだろう?」
朝から落ち着きが無い俺を、マシュー義兄様とノア様が窘めてくる。
朝、レスト副団長から返事が来ていることに気が付いた俺は早速ハトを読んだ。レスト副団長は問題のあった時しか連絡をしてこないから。
そのハトにはこう書いてあった。
『首都より森の奥でサラマンダー3体出没。上級冒険者チームと騎士団、宮廷魔術師団にて討伐完了。被害:怪我人少。剣を入手次第要帰団願う。』
サラマンダーなんて首都の近くの森になんか出るような魔物じゃないんだ。しかもそれが3体?絶対に普通じゃないんだよ。レスト副団長の被害:怪我人少っていうのも詳細が分からなすぎてぬ゙あ゙ー!って感じだし。
しかも要帰団ってマシュー義兄様もノア様も居るのにどっか行ったりしないよ!?
俺は心がザワザワしたまま、2人に促されハルトへの道を急いだ。
「よう、ちっこいの。アイツ起こして来るからちょっと待ってな。」
クマ耳の親方は俺の事を覚えてくれていたみたいで、直ぐに猛禽類の彼を呼びに行ってくれた。
俺は未だに彼の名前を知らない。
きっと彼は知ってるんだろうけどね。
「こら、ガイウス。大人しくしなさい。」
「え?・・・あ。」
気持ちが焦っているのか俺は無意識にウロウロしてたのをマシュー義兄様に言われて気付く。
でもじっとなんてして居られないんですけど!
「大丈夫だよガイウス君。知らせがないって事はその後は何も起きてないって事だしね?彼らを信じてあげなよ。」
「信じてますよ?」
「信じてたら不安になったりなんかしない筈だよ。ガイウス君が団長になって魔物や魔獣の討伐訓練してるんでしょ?サラマンダーと一対一じゃ厳しいかも知れないけど、こっちは人数居るんだし大丈夫でしょう?それともガイウス君が直々に鍛えてる騎士団の皆は負けちゃうのかな?」
「そんな事ない!絶対大丈夫!」
「うん、じゃぁ大丈夫だよ。」
「うん、そっか。うん、皆なら、大丈夫。」
すっと胸のつっかえが取れた気がした。
不安な気持ちも大分軽くなった。
うん、皆ならサラマンダーくらい大丈夫!
「ほら、彼がいつ声をかけていいか悩んでるじゃないか。」
「あ、すみません。お待たせしました。」
ノア様に指を指されて、猛禽類の彼がおずおずとカウンター奥の扉から出てくる。
彼は両手に抱えた布でくるまれた2つの物をカウンターに置いて、布を解いた。
中には俺の剣が。形はパッと見変わってないと思うが、刀身が前よりもやや青みがかっている。元の少し濃い灰色に青みがかった色。欠けてたところは綺麗に直っている。
「不思議な色。」
「持ってみて下さい。そうしたら少し魔力を流してみて、違和感があったら教えてください。」
言われた通りにまず持ってみる。
あ、これ。なんだろうしっくりくる?っていうのかな。前のも持った時にこれだなって思ったけどそれよりもしっくりというか、型に綺麗にはまった感じ。これ俺のって直感で分かる、言葉で上手く言い表せないんだけどそんな感じ。
次に魔力を流してみる。
反発されることもなくすぅっと剣に馴染んでいく。
すごい、なんだこれ。ここまで反発なく馴染む事なんて中々ないよ。
「これ、凄い。」
俺はただただそれだけしか言えなかった。
「ふふ、ありがとうございます。違和感は無いですか?」
「無いです、全く。」
「あの、試し斬り行かれますよね?討伐していただきたい魔獣がいるのですが。」
「え、俺前来た時に結構綺麗にしたと思うんですけど。」
「ちょっと詳しく話を聞かせてもらえる?」
ノア様の一言で俺たちは近くの個室のある食事処へ移動した。
猛禽類の彼が言うには、ハルトの町では今2種類の魔獣に悩まされているという。
1つは俺が一掃したはずの盗賊狼。
1ヶ月ほど前から8匹程の群れがハルトの周囲を縄張りにしてるらしい。
もう1つはナマケグマ。
こちらは森の方で果樹農園をやってる家の農作物が被害に遭ってるとの事。
うん、どっちも放っては置けないね。
それにしても魔獣の被害が出るのが早いというか、活発化してる?ハルトに出てきた魔獣は、以前から見かける魔獣だったからある程度は町民だけで対処出来たのが幸いだ。
「あの、それで、討伐って、して貰えますか?」
「勿論ですとも!」
「っありがとうございます!」
それから詳しく出没地域と時間帯を聞いて、討伐スケジュールを立てた。
討伐に向かう時間まで俺は宿の一室の床に小さな魔石と布と紐を並べて作業を始めた。
「それは何をしてるんだい?」
マシュー義兄様が俺の行動に疑問を投げ掛けて来た。
「これは、住民の皆さんが自衛出来るように簡易投げ玉を作ってます。遠い所からでも投げて追い払えたら便利でしょ?」
「でもこれ、使い終わっちゃったら終わりだよね?」
「いえ、きちんと住民でも作れるように作り方を紙に書いて渡します!今日の討伐で使ってみて様子も見ます!」
ふふふ、きちんと俺らが帰った後の事まで考えてる俺って凄いよね!
「ガイウス。君は凄いね、きちんとここに暮らしてる人達の事も考えてるんだね。」
「当たり前です!俺これでも団長ですよ?討伐してはい終わりじゃないですよ。」
「うん、偉いね。」
「へへへへっ。俺に出来ることはこれだけですからね。」
マシュー義兄様の手は大きくて暖かくて、頭撫でられるの気持ちいい。あと素直に褒められて嬉しい!
「私も手伝ってもいいかい?」
「勿論です!先に魔石割っちゃいますね。」
「魔石を、割る!?」
「そうです!安価で作りやすくて効果が出る!をモットーに作ります!だから魔石もなるべく小さいので作りたくて 。」
「そ、そこまで考えてるんだね。まさか魔石を割るとはね。」
「そうそう、皆何故かビックリするんですよねぇ。割るでしょ、大きかったら。」
「普通割らないよ?小さいの探すよ?」
「えー。それが面倒です。」
「変なところ面倒くさがるんだね。」
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