73 / 167
無理をさせたい訳じゃないんだけど
しおりを挟む
「エディ!ほら、こっち!そんな所で寝ようとしないで!」
「いやいやいやいや無理無理無理!そんな一緒のベッドで寝たりなんかしたら、バレた日にはイリィの彼氏に殺される!だったら床で良い!床がいいです!床で寝させて下さい!」
「そんな事ないから安心してってば!んも~、わかったじゃぁ俺も床で寝る!」
「そっちの方が殺されちゃうよ!」
「なんでよ。殺されないから安心してよ。んもー!どっちも死ぬならベッド行こ。ほらほら!」
「ゔ~。どっちも地獄への入口ぃ。」
俺は無理やりエディスの手を引っ張ってベッドにあげる。
俺もエディスももうシャワーを浴びたので、さぁ夕飯まで寝よう!ってなった時に一緒になれないと言われ、今に至る。
「ほら!はい早く横になって!カーテン閉めるから!」
「カーテンくらい僕閉めますからぁ~。」
「俺が寝入ったらベッドから出るつもりでしょ?それはダメでーす。エディ床で寝させるためにこの部屋を取ったんじゃありませーん。」
「僕の命もあと僅かなんていやですー。」
「無いから。っつぅかどんだけ恐れられてるんだよイル・・・。はいはいおやすみ寝るよー。」
「ぅぅ、おやすみなさいですぅ」
暫くして、エディスが寝入る前に俺は寝入ってしまった。
だって部屋暗くして布団に入ったら瞼は落ちてくるものなんだよ?
エディスは暖かいし、やっぱりもふもふの四足獣人って体温高いよね?これは速攻うとうとしちゃうのは仕方ないんだって。
カリカリ、カリカリ、
何か手紙を書くような音で意識が覚醒してきた。
「ん~・・・手紙?」
あー、でもダメ。眠い。
「団長、団長。そろそろ起きてください。」
「ぅ~ん、もう少し。」
「団長、そろそろ女将さんがお皿回収しに来ちゃうから、起きてくださいよぅ」
「お皿・・・?」
お皿ってなんだっけ?っていうか何でエディスが起こしてるんだ?ん~?
ゆっくり体を起こした。
「ほらぁ、団長~。食堂の時間間に合わなかったから、女将さんわざわざお部屋に持ってきてくれたんですよ。」
「え?ぁぁ、うん。そっか、なんか申し訳ないですね。食べましょうか。」
俺はのそのそと起き上がって、エディスが手紙を書いていた机に椅子を持ってくる。
やっぱりポーチ以外にも隠し持たされてるよね。
「手紙?ぁぁ、レスト副団長にですか。」
「なんか、結構な騒ぎになってるっぽいですよ?」
「へぇ。なんかごめんね。付き合わせちゃって。全部俺のせいにしちゃって良いから。」
「団長、疲れてます?」
「まぁ、寝ずに馬走らせて、やっと夕飯まで寝て、あれ・・・今何時です?」
「ええと。食堂が終わって1時間くらい経ちました。」
「え!?」
まさかそんなに寝ちゃった!?
俺は慌てて窓に近寄ってカーテンを開けた。
「わぉ、真っ暗じゃん。」
おかしいな。日が沈むかそれくらいに起きる予定だったのに。
「・・・取り敢えず食べよう。」
女将さんが持ってきてくれた夕飯は柔らかめの手のひらサイズの丸パンが3つに、チキンソテー、付け合せの焼き野菜に、端野菜の薄味塩スープ、と果物。
あー、うん。なんか見てるだけでお腹いっぱいになって来た。
「エディス、俺丸パンとスープで良いから他食べて貰うこと出来ます?」
「え。もっと食べてくださいよ。」
「寝起きですし、ちょっと見てたらお腹いっぱいになって来たし。」
「なんでですか!?食べてないのに!?」
「・・・なんででしょうね?そういえば食べてないのになんか見てるだけで、もういいやってなるんですけど。何でだろう?」
「団長!とにかく食べましょう!食べれる分だけで良いんで、女将さんがお皿取りに来る前に!」
「うん、そうだね。」
とりあえず丸パン齧ってスープで流し込む。
「このパン柔らかいね。食べやすくて美味しい!」
「毎朝女将さんが焼いてるって仰ってましたよ。」
「女将さんすごい!ほんのり甘いし、これ首都で売ったら流行るだろうね。お土産に買って帰ろうかな。買えるかな。」
美味しすぎて3個ペロッと食べてしまった。
スープも薄味で飲みやすい。よし完飲。
「はぁー。美味しかった。」
「いやいやもう少し食べましょう?はい、チキンソテー。」
エディスが1口大に切ったチキンソテーフォークにさして俺の口元に持ってくるので仕方なく食べる。
「ぁ、思ったよりさっぱりしてて食べやすい。っていうかエディスまで俺の食事量にイチャモンを・・・。」
「文句ではないです。僕でも団長の少食さに不安になるんだから、そりゃあ皆さん心配しますよ。」
「はぐっもぐもぐ。そもそもの食べる量が違うんだから仕方ないだけですよ。」
「いやぁでもミッキィ大先輩がお菓子でも口に突っ込ませないといつか倒れるって言ってましたよ。絶対摂取より消費が上回ってる!って。」
「ミッキィは何を触れ回ってるの・・・。っていうか大先輩って呼ばれてるんですね、知らなかった。」
エディスが1口大サイズを次々に口元に持ってくるからパクパク食べてたら、気づいたら半分以上食べてた。
「ぉぉ、すごい食べさせられてる。」
「はい、よく食べれてます。あと果物食べてください。」
「はぁい。」
2切れあったりんごを1切れ食べた。
ん、お腹いっぱい。
残りはエディスが綺麗に食べてくれた。
エディスは非戦闘員な事もあって騎士団では細い方なのだが、何処に入る余裕が有るんだろうかと思ってしまう。
だって俺の前に同じ量食べてるんだからね?
「そういえば結構な騒ぎになってるって、どういう事です?レスト副団長なら、既に首都での親方に話でも聞いて、粗方分かってくれてると思いますが。」
「いや、それが。今までずっと面会を拒否ってた第1王子が事前連絡無しで昨日の朝に執務室を訪れたそうで。」
「あー、やってくれたね、第1王子。なんで拒否ってるか理解してくれよ。はぁ。でも、それがなんで?レスト副団長なら上手に躱してくれると思うんですけど。」
「なんかニールさんが朝から居たみたいで、詳細は分からないんですけど、何故か第1王子に 行方不明 って伝わってしまったみたいで?」
「ニール・・・。はぁ。ん、まぁいいや。なるようになれだ。あ、さっき書いてたのレスト副団長宛?俺も一筆書いていいですか?」
「あっはい。どうぞ。」
俺はエディスのハトの便箋に『欠け剣 完成予定2~3週間後。その後帰団予定。』と書いた。
「あっさりしすぎな気がします。」
「え、そうですか?簡潔にって大事ですよ?」
「じゃぁ送りますね。」
エディスが手紙を追って魔力を流すと、鳩の形になって飛んで行った。
「じゃぁ、とりあえずお皿を女将さんに返しに行って、盗賊狼でも討伐しに行きましょうか。」
「え゙、今からですか!?」
「こういうのは被害が広がる前にやらないとね!怖かったら後ろで見てるだけでもいいですし、何なら1人で行ってきますけど。」
「いえ、僕も行きます!微力ながら参戦します!」
エディス、ベッドで寝る時より顔が強ばってるけど大丈夫かな?明らかに無理してない?
「いやいやいやいや無理無理無理!そんな一緒のベッドで寝たりなんかしたら、バレた日にはイリィの彼氏に殺される!だったら床で良い!床がいいです!床で寝させて下さい!」
「そんな事ないから安心してってば!んも~、わかったじゃぁ俺も床で寝る!」
「そっちの方が殺されちゃうよ!」
「なんでよ。殺されないから安心してよ。んもー!どっちも死ぬならベッド行こ。ほらほら!」
「ゔ~。どっちも地獄への入口ぃ。」
俺は無理やりエディスの手を引っ張ってベッドにあげる。
俺もエディスももうシャワーを浴びたので、さぁ夕飯まで寝よう!ってなった時に一緒になれないと言われ、今に至る。
「ほら!はい早く横になって!カーテン閉めるから!」
「カーテンくらい僕閉めますからぁ~。」
「俺が寝入ったらベッドから出るつもりでしょ?それはダメでーす。エディ床で寝させるためにこの部屋を取ったんじゃありませーん。」
「僕の命もあと僅かなんていやですー。」
「無いから。っつぅかどんだけ恐れられてるんだよイル・・・。はいはいおやすみ寝るよー。」
「ぅぅ、おやすみなさいですぅ」
暫くして、エディスが寝入る前に俺は寝入ってしまった。
だって部屋暗くして布団に入ったら瞼は落ちてくるものなんだよ?
エディスは暖かいし、やっぱりもふもふの四足獣人って体温高いよね?これは速攻うとうとしちゃうのは仕方ないんだって。
カリカリ、カリカリ、
何か手紙を書くような音で意識が覚醒してきた。
「ん~・・・手紙?」
あー、でもダメ。眠い。
「団長、団長。そろそろ起きてください。」
「ぅ~ん、もう少し。」
「団長、そろそろ女将さんがお皿回収しに来ちゃうから、起きてくださいよぅ」
「お皿・・・?」
お皿ってなんだっけ?っていうか何でエディスが起こしてるんだ?ん~?
ゆっくり体を起こした。
「ほらぁ、団長~。食堂の時間間に合わなかったから、女将さんわざわざお部屋に持ってきてくれたんですよ。」
「え?ぁぁ、うん。そっか、なんか申し訳ないですね。食べましょうか。」
俺はのそのそと起き上がって、エディスが手紙を書いていた机に椅子を持ってくる。
やっぱりポーチ以外にも隠し持たされてるよね。
「手紙?ぁぁ、レスト副団長にですか。」
「なんか、結構な騒ぎになってるっぽいですよ?」
「へぇ。なんかごめんね。付き合わせちゃって。全部俺のせいにしちゃって良いから。」
「団長、疲れてます?」
「まぁ、寝ずに馬走らせて、やっと夕飯まで寝て、あれ・・・今何時です?」
「ええと。食堂が終わって1時間くらい経ちました。」
「え!?」
まさかそんなに寝ちゃった!?
俺は慌てて窓に近寄ってカーテンを開けた。
「わぉ、真っ暗じゃん。」
おかしいな。日が沈むかそれくらいに起きる予定だったのに。
「・・・取り敢えず食べよう。」
女将さんが持ってきてくれた夕飯は柔らかめの手のひらサイズの丸パンが3つに、チキンソテー、付け合せの焼き野菜に、端野菜の薄味塩スープ、と果物。
あー、うん。なんか見てるだけでお腹いっぱいになって来た。
「エディス、俺丸パンとスープで良いから他食べて貰うこと出来ます?」
「え。もっと食べてくださいよ。」
「寝起きですし、ちょっと見てたらお腹いっぱいになって来たし。」
「なんでですか!?食べてないのに!?」
「・・・なんででしょうね?そういえば食べてないのになんか見てるだけで、もういいやってなるんですけど。何でだろう?」
「団長!とにかく食べましょう!食べれる分だけで良いんで、女将さんがお皿取りに来る前に!」
「うん、そうだね。」
とりあえず丸パン齧ってスープで流し込む。
「このパン柔らかいね。食べやすくて美味しい!」
「毎朝女将さんが焼いてるって仰ってましたよ。」
「女将さんすごい!ほんのり甘いし、これ首都で売ったら流行るだろうね。お土産に買って帰ろうかな。買えるかな。」
美味しすぎて3個ペロッと食べてしまった。
スープも薄味で飲みやすい。よし完飲。
「はぁー。美味しかった。」
「いやいやもう少し食べましょう?はい、チキンソテー。」
エディスが1口大に切ったチキンソテーフォークにさして俺の口元に持ってくるので仕方なく食べる。
「ぁ、思ったよりさっぱりしてて食べやすい。っていうかエディスまで俺の食事量にイチャモンを・・・。」
「文句ではないです。僕でも団長の少食さに不安になるんだから、そりゃあ皆さん心配しますよ。」
「はぐっもぐもぐ。そもそもの食べる量が違うんだから仕方ないだけですよ。」
「いやぁでもミッキィ大先輩がお菓子でも口に突っ込ませないといつか倒れるって言ってましたよ。絶対摂取より消費が上回ってる!って。」
「ミッキィは何を触れ回ってるの・・・。っていうか大先輩って呼ばれてるんですね、知らなかった。」
エディスが1口大サイズを次々に口元に持ってくるからパクパク食べてたら、気づいたら半分以上食べてた。
「ぉぉ、すごい食べさせられてる。」
「はい、よく食べれてます。あと果物食べてください。」
「はぁい。」
2切れあったりんごを1切れ食べた。
ん、お腹いっぱい。
残りはエディスが綺麗に食べてくれた。
エディスは非戦闘員な事もあって騎士団では細い方なのだが、何処に入る余裕が有るんだろうかと思ってしまう。
だって俺の前に同じ量食べてるんだからね?
「そういえば結構な騒ぎになってるって、どういう事です?レスト副団長なら、既に首都での親方に話でも聞いて、粗方分かってくれてると思いますが。」
「いや、それが。今までずっと面会を拒否ってた第1王子が事前連絡無しで昨日の朝に執務室を訪れたそうで。」
「あー、やってくれたね、第1王子。なんで拒否ってるか理解してくれよ。はぁ。でも、それがなんで?レスト副団長なら上手に躱してくれると思うんですけど。」
「なんかニールさんが朝から居たみたいで、詳細は分からないんですけど、何故か第1王子に 行方不明 って伝わってしまったみたいで?」
「ニール・・・。はぁ。ん、まぁいいや。なるようになれだ。あ、さっき書いてたのレスト副団長宛?俺も一筆書いていいですか?」
「あっはい。どうぞ。」
俺はエディスのハトの便箋に『欠け剣 完成予定2~3週間後。その後帰団予定。』と書いた。
「あっさりしすぎな気がします。」
「え、そうですか?簡潔にって大事ですよ?」
「じゃぁ送りますね。」
エディスが手紙を追って魔力を流すと、鳩の形になって飛んで行った。
「じゃぁ、とりあえずお皿を女将さんに返しに行って、盗賊狼でも討伐しに行きましょうか。」
「え゙、今からですか!?」
「こういうのは被害が広がる前にやらないとね!怖かったら後ろで見てるだけでもいいですし、何なら1人で行ってきますけど。」
「いえ、僕も行きます!微力ながら参戦します!」
エディス、ベッドで寝る時より顔が強ばってるけど大丈夫かな?明らかに無理してない?
10
お気に入りに追加
772
あなたにおすすめの小説
俺は成人してるんだが!?~長命種たちが赤子扱いしてくるが本当に勘弁してほしい~
アイミノ
BL
ブラック企業に務める社畜である鹿野は、ある日突然異世界転移してしまう。転移した先は森のなか、食べる物もなく空腹で途方に暮れているところをエルフの青年に助けられる。
これは長命種ばかりの異世界で、主人公が行く先々「まだ赤子じゃないか!」と言われるのがお決まりになる、少し変わった異世界物語です。
※BLですがR指定のエッチなシーンはありません、ただ主人公が過剰なくらい可愛がられ、尚且つ主人公や他の登場人物にもカップリングが含まれるため、念の為R15としました。
初投稿ですので至らぬ点が多かったら申し訳ないです。
投稿頻度は亀並です。
応募資格は、「治癒師、十三歳、男限定???」
若松だんご
BL
【お知らせ】
このたび、pixivさまで開催されていた、「ゆるキュンBLマンガ原作コンテスト3」で佳作を受賞しました。
しかーし!
書籍化、コミック化などの展開はありませんので、こちらに投稿している分は、非公開などせずにこのまま置いておきます。
―――――――――――
――俺のお仕えする殿下のお身体を診てあげてほしい。
治癒師のじいちゃんの弟子として暮らしていたリュカ。そのじいちゃんの患者だったオッサンから、仕事の依頼が来た。なんでも、オッサンの仕える相手は、皇太子殿下で。体が弱ってるのに、治療を嫌がってるらしい。……ガキかよ。
――殿下と同い年のキミなら。キミにならきっと殿下もお心を開いてくれると思うんだ。
なんかさ。そう言われちゃったら、頑張るしかないじゃん? でも。
なんで、「治癒師、十三歳、男限定」なんだ???
疑問に思いつつも、治癒師として初仕事に胸踊らせながら皇宮を訪れたリュカ。
「天女みたいだ……」
皇宮の庭園。そこにたたずむ一人の少年。少年の目はとんでもなく青くて透き通ってて、湖面のようで、夏の空のようで宝石のようで……。見惚れるリュカ。だけど。
「必要ない」
少年、ルーシュン皇子は、取り付く島もない、島影すら見えないほど冷たくリュカを突き放す。
……なんだよ。こっちはせっかく、わざわざここまで来てやったのに!
リュカの負けず魂に火がつく。
こうなったら、なにが何でも診てやらあっ! たとえそれが茨の道でも、危険な道でも、女装の道でも……って、え? 女装ぉぉぉっ!? なんでオレ、皇子の「閨事指南の姫」なんかにされてるわけっ!?
「いやなら、治療を降りてもいいんだぞ?」
居丈高にフフンと鼻を鳴らす皇子。
ええい、ままよ! こうなったら、意地だ! ヤケだ! 皇子の面倒、とことん診てやらあっ!
素直になれない皇子と、感情一直線治癒師の中華(っぽいかもしれない)物語。
俺の可愛い皇帝陛下〜けしからんモフらせろ!〜
えの
BL
獣人そして男しか居ない世界。「人」に近いほど美しく、「獣」に近いほど恐れられる。そんな中、「ほぼ人」な俺はハーデ帝国の皇帝陛下に嫁ぐことに。二足歩行の獣が多く住むハーデ帝国。えっ、モフり放題なんでしょ?行くいく!全然嫁ぎに行くよ?えっ?怖くないよ?もふもふは正義でしょ!愛でるもんでしょ!待っててね!愛しのもふもふちゃん!※本編完結済。番外編完結済。番外編のタグ確認してください!
*この作品はムーンライトノベルズにも投稿しています。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
【完結】【R18BL】清らかになるために司祭様に犯されています
ちゃっぷす
BL
司祭の侍者――アコライトである主人公ナスト。かつては捨て子で数々の盗みを働いていた彼は、その罪を清めるために、司祭に犯され続けている。
そんな中、教会に、ある大公令息が訪れた。大公令息はナストが司祭にされていることを知り――!?
※ご注意ください※
※基本的に全キャラ倫理観が欠如してます※
※頭おかしいキャラが複数います※
※主人公貞操観念皆無※
【以下特殊性癖】
※射精管理※尿排泄管理※ペニスリング※媚薬※貞操帯※放尿※おもらし※S字結腸※
【完結】王子の婚約者をやめて厄介者同士で婚約するんで、そっちはそっちでやってくれ
天冨七緒
BL
頭に強い衝撃を受けた瞬間、前世の記憶が甦ったのか転生したのか今現在異世界にいる。
俺が王子の婚約者?
隣に他の男の肩を抱きながら宣言されても、俺お前の事覚えてねぇし。
てか、俺よりデカイ男抱く気はねぇし抱かれるなんて考えたことねぇから。
婚約は解消の方向で。
あっ、好みの奴みぃっけた。
えっ?俺とは犬猿の仲?
そんなもんは過去の話だろ?
俺と王子の仲の悪さに付け入って、王子の婚約者の座を狙ってた?
あんな浮気野郎はほっといて俺にしろよ。
BL大賞に応募したく急いでしまった為に荒い部分がありますが、ちょこちょこ直しながら公開していきます。
そういうシーンも早い段階でありますのでご注意ください。
同時に「王子を追いかけていた人に転生?ごめんなさい僕は違う人が気になってます」も公開してます、そちらもよろしくお願いします。
転生したらBLゲーの負け犬ライバルでしたが現代社会に疲れ果てた陰キャオタクの俺はこの際男相手でもいいからとにかくチヤホヤされたいっ!
スイセイ
BL
夜勤バイト明けに倒れ込んだベッドの上で、スマホ片手に過労死した俺こと煤ヶ谷鍮太郎は、気がつけばきらびやかな七人の騎士サマたちが居並ぶ広間で立ちすくんでいた。
どうやらここは、死ぬ直前にコラボ報酬目当てでダウンロードしたBL恋愛ソーシャルゲーム『宝石の騎士と七つの耀燈(ランプ)』の世界のようだ。俺の立ち位置はどうやら主人公に対する悪役ライバル、しかも不人気ゆえ途中でフェードアウトするキャラらしい。
だが、俺は知ってしまった。最初のチュートリアルバトルにて、イケメンに守られチヤホヤされて、優しい言葉をかけてもらえる喜びを。
こんなやさしい世界を目の前にして、前世みたいに隅っこで丸まってるだけのダンゴムシとして生きてくなんてできっこない。過去の陰縁焼き捨てて、コンプラ無視のキラキラ王子を傍らに、同じく転生者の廃課金主人公とバチバチしつつ、俺は俺だけが全力でチヤホヤされる世界を目指す!
※頭の悪いギャグ・ソシャゲあるあると・メタネタ多めです。
※逆ハー要素もありますがカップリングは固定です。
※R18は最後にあります。
※愛され→嫌われ→愛されの要素がちょっとだけ入ります。
※表紙の背景は祭屋暦様よりお借りしております。
https://www.pixiv.net/artworks/54224680
猫が崇拝される人間の世界で猫獣人の俺って…
えの
BL
森の中に住む猫獣人ミルル。朝起きると知らない森の中に変わっていた。はて?でも気にしない!!のほほんと過ごしていると1人の少年に出会い…。中途半端かもしれませんが一応完結です。妊娠という言葉が出てきますが、妊娠はしません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる