10 / 167
俺は見習いの新人団員です
しおりを挟む
崖崩れも1日半あれば馬が一頭余裕で通れるくらいの幅が確保出来た。
俺達の仕事は現場復旧ではなく災害調査なので通れるようにしたら次の災害現場へと向かう。
「あれは・・・」
夕方近く、おそらく橋の崩落現場に近付いたであろうジェントルドが何かを見て呟いた。
「獣人が4人居ますね。あと何か、犬ですかね?」
コルテスも大きい耳を前方に向けて集中している。
「あー。盗賊じゃ無いと思うのでこのまま進みましょう。」
ジェントルドとコルテスが目線で指示を仰いできたので答えた。
向こうもこちらに気付いてる感じがするし、害を成そうとする意思も感じられないし大丈夫だろう。
それにしても凄いなー、俺ここからじゃ景色しか見えないし、遠くの音は水の流れるの音くらいだし。
近くの村の人が流されちゃった橋を直しに来てくれたのかな?雨も止んで危険が少なそうならわざわざ王都の人達待たなくても良いもんね、余計に時間かかるし、ここ通れないままだと色々困るしねぇ。
そんな事を思いながら近づいていくと。
ぉ、ぉぉぉ。皆デカイな。
馬耳っぽい人が2人と兎耳っぽい人とあれは、何だろ?初めて見る獣人の人と・・・毛の生えた岩かなアレは。
明らかに生き物だっていうのは分かるんだけど、何あれ知らない!初めて見た!
今多分後ろ姿?かな、座ってるっぽいっのに俺の身長より高いぞってことは二足歩行だったら滅茶苦茶デカいんじゃない!?
「ふふふ。そんなにキラキラした目であの子の事見る子なんてそうそう居ないよ?」
ピグから降りてこっち向かないかなぁと期待を込めて見詰めていたら、馬耳の人に話しかけられた。
もう1人の馬耳さんはジェントルドと話している。
よし、騎士団としての対応は任せた!
「やっぱり大きいから怖がられちゃうんですか?穏やかそうなのに勿体ない!」
「ふふ、君凄いねぇ。確かに大きいし色が黒いから怖がられちゃうことの方が多いよ。性格もすごい穏やかなんだ。なんでそう思ったの?」
「感、というか雰囲気ですかね?」
「へーえ。君意外と鋭いのかな。」
これでも騎士団団長やってますからね~。という事は伏せておいて、多分見習い新人か何かだと思われてるっぽいのでその体で行こうかな!
「これでも騎士団で鍛えられてますからね!」
嘘は言わないようにだけ心がける。
ん?団員の目線が気になるけど気にしないよ?
その後も見習いを装って色々聞いた。あの魔獣はシャギーマウントといって雪山に群れで住むんだとか、威嚇の声が地面に響くほど低音なんだとか、毛で隠れていて目は殆ど見えないけれど耳が超良いとか、危機察知能力が凄い高いとか、もう1人の馬耳さんが飼っていて名前をブルガと言うとか。
すごいすごい、そんな魔獣が居たなんて知らなかった!是非ともワンタッチくらいさせてもらいたい、もし宜しければぎゅぎゅっとその毛並みを肌で感じさせて欲しいと思っていたら後ろから ん゙ん゙っと咳払いが聞こえた。
「ぁ、すみません。俺呼ばれたので行ってきますね。」
駆け足で機嫌良くなさそうなジェントルドの方へ向かう。チラッと遮音の魔道具を見せられたので口の中で小さく詠唱して、遮音魔法をかける。
「ぇぇと、どうでした?」
にへらっと聞いたら、はぁぁぁああ、とすごい溜息を吐かれた。
「私に対応任せて何やってるんですか、全く。とりあえず彼らは近くに村の有志の自警団だそうです。」
「へぇ。橋を直しにですか?」
「それもあるみたいですが、なんでも大きなクマみたいな魔獣とも魔物とも判断が付かないものが狩りに山を降りてくるそうで、それの確認と可能であれば討伐にと仰っていました。」
「依頼は受けました?」
「いえ。俺では判断できませんのでって一応保留にしてます。」
「そうですか。じゃぁ俺あの黒いの触ってきても良いですかね?」
「ダメです。・・・って言っても行くんでしょう?あんまり変なのに懐かないでくださいよ、」
そう言ってまた盛大に溜息を吐かれた。
俺は懐いて貰うほうじゃないかな?俺が懐くの?うん、違うよね?
とりあえず馬一頭問題なく通れくくらいの橋を仮設して何事もなければ帰るかなーっと。
今後の予定をさらっと立てておく。
魔獣とも魔物とも判断つかないのって何だろうな?気になるから調査に行きたいけど、正式な依頼でもないのに余計なことすると怒られるからなぁ、ま、怒られても国民が危険に晒されてるなら少しくらいの個人行動は大目に見て欲しいよね、そうだよね、うんうん。
一応騎士団も国営だしね?終わり良ければ全て良しだよね、うんうん。
さっきの馬耳お兄さんにブルガを触らせて貰えないか頼んだら快くOKして貰った。
んふふふ、もふもふ堪能するぞー♪
「ブールーガくんっ触らせて貰ってもいい?」
「ブルルルッグルゥ」
か、カッコイイ。
なんだかまるで 「良い、存分にモフりなさい。」 と言われてるみたいだ。
ブルガはさっき見えてたのはやはり後ろ姿で顔の方も毛で覆われている。近くで見るとその毛もドレッドレックス状になっていて正にモジャモジャ!目が毛で隠れてしまってどこにあるか分からない!鼻はパッと見ボアみたいな感じで下顎からニョキっと牙が左右に生えている。
ぉぉ、この牙でグサッとやられたら致命傷だね!
その牙は見た目と違って思ったよりざらついていて、ドレッドなモジャモジャは凄く極厚だった。めっちゃ手が埋まる!肘近くまで埋まってしまった!本体は見た目より案外小さいかもしれない!?顔の周りのモジャの中に耳が埋もれてた。埋もれてたっていうか、垂れ耳なんだけどもパッと見耳が分からない。ちょっと太めのドレッドがあるぞ?って思ったら耳だったんだ!雪山で耳の穴が剥き出しだったら雪が中に入っちゃうもんね?考えてるね?
「なぁ、他の人たち野営の準備始めてるけど君は良いのか?」
飼い主の方の馬耳さんがやって来た。
もしかして飼い主が注意するほど堪能しちゃった?
「ぁ、ぇぇと、俺役立たずなんで邪魔扱いされちゃうんです。昨日もお願いだから何もしないでと言われてしまって。」
「ぁぁ、得手不得手は誰にでもあるからな。そんなに落ち込むな。」
落ち込んでは無いけどね。ただみんなが仕事してるのに1人でぽけーってしてるのは申し訳ないんだよね。
「・・・そういえば魔獣か魔物か判断が難しいものが居るって聞いたんですけど」
俺は俺で情報収集でもしてよっと。
野営の準備が終わってブルガにまたねって挨拶したら手のひらをベロンって舐められたんだけど、それを見てた馬耳のお兄さんがビックリしてた。何でも、舐める行為は愛情表現の1つでなかなかしない行動らしい。
ほら、俺は懐かれる方なんだってば。
俺達の仕事は現場復旧ではなく災害調査なので通れるようにしたら次の災害現場へと向かう。
「あれは・・・」
夕方近く、おそらく橋の崩落現場に近付いたであろうジェントルドが何かを見て呟いた。
「獣人が4人居ますね。あと何か、犬ですかね?」
コルテスも大きい耳を前方に向けて集中している。
「あー。盗賊じゃ無いと思うのでこのまま進みましょう。」
ジェントルドとコルテスが目線で指示を仰いできたので答えた。
向こうもこちらに気付いてる感じがするし、害を成そうとする意思も感じられないし大丈夫だろう。
それにしても凄いなー、俺ここからじゃ景色しか見えないし、遠くの音は水の流れるの音くらいだし。
近くの村の人が流されちゃった橋を直しに来てくれたのかな?雨も止んで危険が少なそうならわざわざ王都の人達待たなくても良いもんね、余計に時間かかるし、ここ通れないままだと色々困るしねぇ。
そんな事を思いながら近づいていくと。
ぉ、ぉぉぉ。皆デカイな。
馬耳っぽい人が2人と兎耳っぽい人とあれは、何だろ?初めて見る獣人の人と・・・毛の生えた岩かなアレは。
明らかに生き物だっていうのは分かるんだけど、何あれ知らない!初めて見た!
今多分後ろ姿?かな、座ってるっぽいっのに俺の身長より高いぞってことは二足歩行だったら滅茶苦茶デカいんじゃない!?
「ふふふ。そんなにキラキラした目であの子の事見る子なんてそうそう居ないよ?」
ピグから降りてこっち向かないかなぁと期待を込めて見詰めていたら、馬耳の人に話しかけられた。
もう1人の馬耳さんはジェントルドと話している。
よし、騎士団としての対応は任せた!
「やっぱり大きいから怖がられちゃうんですか?穏やかそうなのに勿体ない!」
「ふふ、君凄いねぇ。確かに大きいし色が黒いから怖がられちゃうことの方が多いよ。性格もすごい穏やかなんだ。なんでそう思ったの?」
「感、というか雰囲気ですかね?」
「へーえ。君意外と鋭いのかな。」
これでも騎士団団長やってますからね~。という事は伏せておいて、多分見習い新人か何かだと思われてるっぽいのでその体で行こうかな!
「これでも騎士団で鍛えられてますからね!」
嘘は言わないようにだけ心がける。
ん?団員の目線が気になるけど気にしないよ?
その後も見習いを装って色々聞いた。あの魔獣はシャギーマウントといって雪山に群れで住むんだとか、威嚇の声が地面に響くほど低音なんだとか、毛で隠れていて目は殆ど見えないけれど耳が超良いとか、危機察知能力が凄い高いとか、もう1人の馬耳さんが飼っていて名前をブルガと言うとか。
すごいすごい、そんな魔獣が居たなんて知らなかった!是非ともワンタッチくらいさせてもらいたい、もし宜しければぎゅぎゅっとその毛並みを肌で感じさせて欲しいと思っていたら後ろから ん゙ん゙っと咳払いが聞こえた。
「ぁ、すみません。俺呼ばれたので行ってきますね。」
駆け足で機嫌良くなさそうなジェントルドの方へ向かう。チラッと遮音の魔道具を見せられたので口の中で小さく詠唱して、遮音魔法をかける。
「ぇぇと、どうでした?」
にへらっと聞いたら、はぁぁぁああ、とすごい溜息を吐かれた。
「私に対応任せて何やってるんですか、全く。とりあえず彼らは近くに村の有志の自警団だそうです。」
「へぇ。橋を直しにですか?」
「それもあるみたいですが、なんでも大きなクマみたいな魔獣とも魔物とも判断が付かないものが狩りに山を降りてくるそうで、それの確認と可能であれば討伐にと仰っていました。」
「依頼は受けました?」
「いえ。俺では判断できませんのでって一応保留にしてます。」
「そうですか。じゃぁ俺あの黒いの触ってきても良いですかね?」
「ダメです。・・・って言っても行くんでしょう?あんまり変なのに懐かないでくださいよ、」
そう言ってまた盛大に溜息を吐かれた。
俺は懐いて貰うほうじゃないかな?俺が懐くの?うん、違うよね?
とりあえず馬一頭問題なく通れくくらいの橋を仮設して何事もなければ帰るかなーっと。
今後の予定をさらっと立てておく。
魔獣とも魔物とも判断つかないのって何だろうな?気になるから調査に行きたいけど、正式な依頼でもないのに余計なことすると怒られるからなぁ、ま、怒られても国民が危険に晒されてるなら少しくらいの個人行動は大目に見て欲しいよね、そうだよね、うんうん。
一応騎士団も国営だしね?終わり良ければ全て良しだよね、うんうん。
さっきの馬耳お兄さんにブルガを触らせて貰えないか頼んだら快くOKして貰った。
んふふふ、もふもふ堪能するぞー♪
「ブールーガくんっ触らせて貰ってもいい?」
「ブルルルッグルゥ」
か、カッコイイ。
なんだかまるで 「良い、存分にモフりなさい。」 と言われてるみたいだ。
ブルガはさっき見えてたのはやはり後ろ姿で顔の方も毛で覆われている。近くで見るとその毛もドレッドレックス状になっていて正にモジャモジャ!目が毛で隠れてしまってどこにあるか分からない!鼻はパッと見ボアみたいな感じで下顎からニョキっと牙が左右に生えている。
ぉぉ、この牙でグサッとやられたら致命傷だね!
その牙は見た目と違って思ったよりざらついていて、ドレッドなモジャモジャは凄く極厚だった。めっちゃ手が埋まる!肘近くまで埋まってしまった!本体は見た目より案外小さいかもしれない!?顔の周りのモジャの中に耳が埋もれてた。埋もれてたっていうか、垂れ耳なんだけどもパッと見耳が分からない。ちょっと太めのドレッドがあるぞ?って思ったら耳だったんだ!雪山で耳の穴が剥き出しだったら雪が中に入っちゃうもんね?考えてるね?
「なぁ、他の人たち野営の準備始めてるけど君は良いのか?」
飼い主の方の馬耳さんがやって来た。
もしかして飼い主が注意するほど堪能しちゃった?
「ぁ、ぇぇと、俺役立たずなんで邪魔扱いされちゃうんです。昨日もお願いだから何もしないでと言われてしまって。」
「ぁぁ、得手不得手は誰にでもあるからな。そんなに落ち込むな。」
落ち込んでは無いけどね。ただみんなが仕事してるのに1人でぽけーってしてるのは申し訳ないんだよね。
「・・・そういえば魔獣か魔物か判断が難しいものが居るって聞いたんですけど」
俺は俺で情報収集でもしてよっと。
野営の準備が終わってブルガにまたねって挨拶したら手のひらをベロンって舐められたんだけど、それを見てた馬耳のお兄さんがビックリしてた。何でも、舐める行為は愛情表現の1つでなかなかしない行動らしい。
ほら、俺は懐かれる方なんだってば。
36
お気に入りに追加
773
あなたにおすすめの小説
応募資格は、「治癒師、十三歳、男限定???」
若松だんご
BL
【お知らせ】
このたび、pixivさまで開催されていた、「ゆるキュンBLマンガ原作コンテスト3」で佳作を受賞しました。
しかーし!
書籍化、コミック化などの展開はありませんので、こちらに投稿している分は、非公開などせずにこのまま置いておきます。
―――――――――――
――俺のお仕えする殿下のお身体を診てあげてほしい。
治癒師のじいちゃんの弟子として暮らしていたリュカ。そのじいちゃんの患者だったオッサンから、仕事の依頼が来た。なんでも、オッサンの仕える相手は、皇太子殿下で。体が弱ってるのに、治療を嫌がってるらしい。……ガキかよ。
――殿下と同い年のキミなら。キミにならきっと殿下もお心を開いてくれると思うんだ。
なんかさ。そう言われちゃったら、頑張るしかないじゃん? でも。
なんで、「治癒師、十三歳、男限定」なんだ???
疑問に思いつつも、治癒師として初仕事に胸踊らせながら皇宮を訪れたリュカ。
「天女みたいだ……」
皇宮の庭園。そこにたたずむ一人の少年。少年の目はとんでもなく青くて透き通ってて、湖面のようで、夏の空のようで宝石のようで……。見惚れるリュカ。だけど。
「必要ない」
少年、ルーシュン皇子は、取り付く島もない、島影すら見えないほど冷たくリュカを突き放す。
……なんだよ。こっちはせっかく、わざわざここまで来てやったのに!
リュカの負けず魂に火がつく。
こうなったら、なにが何でも診てやらあっ! たとえそれが茨の道でも、危険な道でも、女装の道でも……って、え? 女装ぉぉぉっ!? なんでオレ、皇子の「閨事指南の姫」なんかにされてるわけっ!?
「いやなら、治療を降りてもいいんだぞ?」
居丈高にフフンと鼻を鳴らす皇子。
ええい、ままよ! こうなったら、意地だ! ヤケだ! 皇子の面倒、とことん診てやらあっ!
素直になれない皇子と、感情一直線治癒師の中華(っぽいかもしれない)物語。
モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
ようこそ異世界縁結び結婚相談所~神様が導く運命の出会い~
てんつぶ
BL
「異世界……縁結び結婚相談所?」
仕事帰りに力なく見上げたそこには、そんなおかしな看板が出ていた。
フラフラと中に入ると、そこにいた自称「神様」が俺を運命の相手がいるという異世界へと飛ばしたのだ。
銀髪のテイルと赤毛のシヴァン。
愛を司るという神様は、世界を超えた先にある運命の相手と出会わせる。
それにより神の力が高まるのだという。そして彼らの目的の先にあるものは――。
オムニバス形式で進む物語。六組のカップルと神様たちのお話です。
イラスト:imooo様
【二日に一回0時更新】
手元のデータは完結済みです。
・・・・・・・・・・・・・・
※以下、各CPのネタバレあらすじです
①竜人✕社畜
異世界へと飛ばされた先では奴隷商人に捕まって――?
②魔人✕学生
日本のようで日本と違う、魔物と魔人が現われるようになった世界で、平凡な「僕」がアイドルにならないと死ぬ!?
③王子・魔王✕平凡学生
召喚された先では王子サマに愛される。魔王を倒すべく王子と旅をするけれど、愛されている喜びと一緒にどこか心に穴が開いているのは何故――? 総愛されの3P。
④獣人✕社会人 案内された世界にいたのは、ぐうたら亭主の見本のようなライオン獣人のレイ。顔が獣だけど身体は人間と同じ。気の良い町の人たちと、和風ファンタジーな世界を謳歌していると――?
⑤神様✕○○ テイルとシヴァン。この話のナビゲーターであり中心人物。
十二年付き合った彼氏を人気清純派アイドルに盗られて絶望してたら、幼馴染のポンコツ御曹司に溺愛されたので、奴らを見返してやりたいと思います
塔原 槇
BL
会社員、兎山俊太郎(とやま しゅんたろう)はある日、「やっぱり女の子が好きだわ」と言われ別れを切り出される。彼氏の売れないバンドマン、熊井雄介(くまい ゆうすけ)は人気上昇中の清純派アイドル、桃澤久留美(ももざわ くるみ)と付き合うのだと言う。ショックの中で俊太郎が出社すると、幼馴染の有栖川麗音(ありすがわ れおん)が中途採用で入社してきて……?
【完結】お嬢様の身代わりで冷酷公爵閣下とのお見合いに参加した僕だけど、公爵閣下は僕を離しません
八神紫音
BL
やりたい放題のわがままお嬢様。そんなお嬢様の付き人……いや、下僕をしている僕は、毎日お嬢様に虐げられる日々。
そんなお嬢様のために、旦那様は王族である公爵閣下との縁談を持ってくるが、それは初めから叶わない縁談。それに気付いたプライドの高いお嬢様は、振られるくらいなら、と僕に女装をしてお嬢様の代わりを果たすよう命令を下す。
異世界に転生したら竜騎士たちに愛されました
あいえだ
BL
俺は病気で逝ってから生まれ変わったらしい。ど田舎に生まれ、みんな俺のことを伝説の竜騎士って呼ぶんだけど…なんだそれ?俺は生まれたときから何故か一緒にいるドラゴンと、この大自然でゆるゆる暮らしたいのにみんな王宮に行けって言う…。王宮では竜騎士イケメン二人に愛されて…。
完結済みです。
7回BL大賞エントリーします。
表紙、本文中のイラストは自作。キャライラストなどはTwitterに順次上げてます(@aieda_kei)
Switch!〜僕とイケメンな地獄の裁判官様の溺愛異世界冒険記〜
天咲 琴葉
BL
幼い頃から精霊や神々の姿が見えていた悠理。
彼は美しい神社で、家族や仲間達に愛され、幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、『燃える様な真紅の瞳』をした男と出逢ったことで、彼の運命は大きく変化していく。
幾重にも襲い掛かる運命の荒波の果て、悠理は一度解けてしまった絆を結び直せるのか――。
運命に翻弄されても尚、出逢い続ける――宿命と絆の和風ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる