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「落ち着いたかい?」
暫くの間、身動きを封じられていた俺は暴れていたが、体力の限界を迎えて脱力していた。
まだ頭の中には燻る思いがあったが、このままだと拉致があかない。
「あぁ、離してくれ」
「わかりました」
出来るだけ冷静に努めていうと、愛が拘束を解いてくれた。
「しかしどうしたっていうんだい、いきなり暴れだして」
「今の話を聞かされて、俺が何も感じないと思ってるお前のがおかしいと思うけどな」
「そうか、そうだね。確かにぼくは普通と比べればおかしいかもしれない」
悪態を吐いたつもりだったが、十二月晦は真面目なトーンで呟く。
「感情の話だけど、そもそもぼくにも感情というものがいまいちわかっちゃいないんだ。喜び、悲しみ、感動する。そういうものに全然頓着がなくてね。だから君の言う通り、ぼくはどこかおかしいんだろう」
それが十二月晦の自己評価だった。その話が事実なら、彼女の言動や考え方には悪意などないのだろう。ただ、効率や合理性に則って行動した結果。俺が勝手に怒り出した。だから彼女は、俺がどうして気分を害したか全くわかっていない。
「お前もロボットたちと同じってわけか、便利な体だな」
「そんなわけないだろう。だからこそ、感情というものを理解するのに苦心しているのだから。さ、雑談はこれぐらいにして話を戻そう。愛と付き合い、恋人として接してもらえるかい?」
「断る」
十二月晦が言い終わると同時に答えてやった。ここまで聞いて、俺が手伝ってやる理由は全く見つからなかった。
むしろ心無い言動に謝罪を求めたいくらいだった。
「お前の言う通り、Aは俺にとって大事な存在だ。だからこそ、彼女を使って自分のためにあれこれするお前は単純に気に入らない。だから何を言われても協力するつもりはない」
「え~~それは本当に困るんだよ。なんとか心変わりしてくれないかい?」
「嫌だね。俺以外の誰かにあたるんだな」
自分の意見はしっかりと伝えた。もう彼女と話す必要はない。
踵を返し、部室を出ようとすると愛がドアの前に立ちふさがった。
「退いてくれ」
「拒否します。かけ――貴方に立ち去られるとタスクの達成に支障が出ます」
「だから、それはもういいんだよ。終わったんだ」
「いいえ、まだです。創造主からタスクの終了は言い渡されてません」
この期に及んでまだゴネているのか十二月晦は。
俺は振り返って蘭丸を睨みつけた。
「愛のプログラムを変更してくれ」
「嫌だね~」
子供みたいな言い方にイライラが止まらない。
「俺だってもう嫌だと言っただろう! さっさとこの実験を止めさせろ」
「それは出来ない。進捗に支障が出る」
「お前……どこまでも話の通じない奴だな……!」
「それはこっちの台詞だよ。いちいち感情論に振り回されてあーだこーだ。君だってAがいなくなって辛かったんだろう? 寂しかったんだろう? これはAがいた頃に戻るチャンスだとは思えないのかい?」
「……! 思えるわけないだろうっ、どれだけ見た目が一緒でも、こいつはAじゃないっ! ただの模造品だっ! どこまでいったって、Aは……A本人にはなれないんだよっ」
「――模造品、ね」
少しだけ、本当に少しだけだが、十二月晦の声が哀しみを帯びているように聞こえた。
「確かに彼女は作り物だ、現状模造品と言われても仕様がない。未完成だからね。だが、ぼくも愛を完成させるのに心血を注いでいるんだよ、君の意見ひとつじゃ止める気はない。蘭丸」
十二月晦の掛け声と共に蘭丸はゆっくりと机に移動して、引き出しの前で止まった。
「そこの引き出しを開けてみれくれないかい?」
「どうして?」
「いいから。開けないと公開するかもしれないよ」
「……」
彼女の言葉が引っ掛かり、恐る恐る引き出しを開ける。
そこにはA4サイズの茶封筒が一枚入ってあった。
「……これは?」
「大事なのは中身だ。確認してごらん」
「……なんだ、これ……」
中から出てきたのは数枚の写真。そのどれもに俺の姿が映っていた。
しかも、ただの写真じゃない。夜のクラブ、ホテル街、校舎裏で生徒を殴る姿。一枚だけでも大問題になりそうな写真たち。そのすべての俺の姿が映っていた。
「なんだよこれっ!」
「いやぁ、最近の合成技術は優秀だねぇ。一見だとフェイクと思えないクオリティだ。で、だ、これが学校中にばらまかれたら、君はどうなっちゃうのかな?」
「やりやがったな……」
俺が協力的じゃない時を想定して、十二月晦はすでに手を打っていたということだ。
合成写真なのは間違いない、ここに映っているすべてに関して、身に覚えがないのだから。同時にこれが合成写真だという証拠もない。こんなものがバラまかれてしまったら、俺には反論する方法がなかった。
「……お前のやろうとしていることは、そこまでしてやることなのか?」
「言っただろう、心血を注いでいるって。中止も延期も許されない、君には絶対に協力してもらうよ」
異常だ。
たかが機械を一つ組み上げるだけでここまる意味がわからない。
そんな異常性を当たり前のように振舞う十二月晦に、俺は狂気を感じ始めていた。
「――わかった。お前の言う通りにする」
「うん、懸命な判断だね。やはり君は頭が良い」
この状況で言われると皮肉にしか聞こえない。
実質俺は、選択肢を奪われて強制されただけなのだから。
「それじゃ話はまとまったようなのでぼくはこれで失礼するよ。実はかなり忙しい身でね。また何かあればこちらから連絡するから、それまで愛と仲良く過ごしてくれ。お膳立てもしておくからね」
「はっ、お膳立て?」
これ以上いったい何をする気だっ⁉
「おい、おいまて十二月晦っ! おいって!」
「通信途絶。マスターとの交信は出来ません」
「くそっ……!」
言いたいことだけ言って連絡を切る十二月晦に苛立ちが募るばかりだった。
なにより、やっと終わると思っていたこの茶番が、これからも続くことにどうしようもない怒りを感じていた。
「申し訳ありません」
「愛……?」
「貴方がそこまで拒否しているのにも関わらず、関係を強制させてしまって……」
「……愛は悪くないよ」
そう、愛には何一つ悪いところはない。
彼女は十二月晦に作られた存在で、製作者の意図に従って動いているだけなのだから。彼女が責任を感じる必要なんて一つもないんだ。
「悪かった。取り乱していたとはいえ、君には結構ひどいことを言った気がする」
「気にしないでください。貴方が話したことはすべて事実です。責任を感じる必要はありません」
「ふ、ふははっ」
「……どうしました?」
「いや、俺たち同じこと言ってるな。お互いに責任はありません、って」
「事実ですので、適切な発言だと思います」
「そうだな。うん、そうだ」
だけど、自分のことを差し置いて相手に気をつかうことなんて、人間だって簡単には出来やしない。そんな難しいことを率先してやれる愛は、ほんの少しだけ、機械とも人間とも違う特別な存在に見えた気がした。
「いつまで続くのかわからないが、またよろしく頼むよ、愛」
「……いいんですか?」
「いいも悪いもないよ。だって俺、脅迫されてるもん。続けるしかないさ」
「そうですか。了承しました。引き続きよろしくお願いします」
愛はいつもの調子で姿勢を正して深々と頭を下げた。
「計画に支障がないようなので安心しました。それでは私も失礼させていただきます」
「姉さん。お見送りは必要ですか?」
「大丈夫です。ラボまでのルートは登録されています」
「でも、扉とか開けれないでしょう」
「それも心配ありません」
蘭丸は天井近くまで高度を上げると、横に長い窓の近くまで飛んだ。窓は開かれている。どうやら蘭丸はここから部室に入って来たようだった。
「愛の監視のため、至るところに私が移動できる隙間が用意されています。貴方たちの行動は私をはじめ、マスターに筒抜けだと思っていてください」
中々怖いことを言い残した蘭丸は「それでは」と言って窓を抜けて去っていった。
「お前の姉さん、なんだか怖いな」
「姉さんは創造主の世話をはじめ、諜報、護衛、監視等の役割も担っています。兵器としての有用性で考えれば私を遥かに超えるでしょう」
「そういうのじゃなくて性格的な話なんだけど」
言いながら五月晦が用意したファイルを鞄にしまう。残していったということはどうせ複製があるのだろうが、だからといってここに放置するのは危険だ。
「――それじゃあ帰ろうか。愛」
「わかりました」
結局、愛との関係はそのまま。更に状況も悪くなってしまった。
こうなった以上、何事もなく平穏に日常を続けるしかない。それで十二月晦の求めるものが得られれば解放されるだろうし、駄目だったとしてもお役御免になるだけだ。
なんて、楽観的に考えながらその日は何事もなく家に帰った。だが、今にして思えば考えが甘かったと痛感する。
自分の求める結果を何よりも欲しがるあの女が、何もせずに静観しているわけがなかったのだ。
暫くの間、身動きを封じられていた俺は暴れていたが、体力の限界を迎えて脱力していた。
まだ頭の中には燻る思いがあったが、このままだと拉致があかない。
「あぁ、離してくれ」
「わかりました」
出来るだけ冷静に努めていうと、愛が拘束を解いてくれた。
「しかしどうしたっていうんだい、いきなり暴れだして」
「今の話を聞かされて、俺が何も感じないと思ってるお前のがおかしいと思うけどな」
「そうか、そうだね。確かにぼくは普通と比べればおかしいかもしれない」
悪態を吐いたつもりだったが、十二月晦は真面目なトーンで呟く。
「感情の話だけど、そもそもぼくにも感情というものがいまいちわかっちゃいないんだ。喜び、悲しみ、感動する。そういうものに全然頓着がなくてね。だから君の言う通り、ぼくはどこかおかしいんだろう」
それが十二月晦の自己評価だった。その話が事実なら、彼女の言動や考え方には悪意などないのだろう。ただ、効率や合理性に則って行動した結果。俺が勝手に怒り出した。だから彼女は、俺がどうして気分を害したか全くわかっていない。
「お前もロボットたちと同じってわけか、便利な体だな」
「そんなわけないだろう。だからこそ、感情というものを理解するのに苦心しているのだから。さ、雑談はこれぐらいにして話を戻そう。愛と付き合い、恋人として接してもらえるかい?」
「断る」
十二月晦が言い終わると同時に答えてやった。ここまで聞いて、俺が手伝ってやる理由は全く見つからなかった。
むしろ心無い言動に謝罪を求めたいくらいだった。
「お前の言う通り、Aは俺にとって大事な存在だ。だからこそ、彼女を使って自分のためにあれこれするお前は単純に気に入らない。だから何を言われても協力するつもりはない」
「え~~それは本当に困るんだよ。なんとか心変わりしてくれないかい?」
「嫌だね。俺以外の誰かにあたるんだな」
自分の意見はしっかりと伝えた。もう彼女と話す必要はない。
踵を返し、部室を出ようとすると愛がドアの前に立ちふさがった。
「退いてくれ」
「拒否します。かけ――貴方に立ち去られるとタスクの達成に支障が出ます」
「だから、それはもういいんだよ。終わったんだ」
「いいえ、まだです。創造主からタスクの終了は言い渡されてません」
この期に及んでまだゴネているのか十二月晦は。
俺は振り返って蘭丸を睨みつけた。
「愛のプログラムを変更してくれ」
「嫌だね~」
子供みたいな言い方にイライラが止まらない。
「俺だってもう嫌だと言っただろう! さっさとこの実験を止めさせろ」
「それは出来ない。進捗に支障が出る」
「お前……どこまでも話の通じない奴だな……!」
「それはこっちの台詞だよ。いちいち感情論に振り回されてあーだこーだ。君だってAがいなくなって辛かったんだろう? 寂しかったんだろう? これはAがいた頃に戻るチャンスだとは思えないのかい?」
「……! 思えるわけないだろうっ、どれだけ見た目が一緒でも、こいつはAじゃないっ! ただの模造品だっ! どこまでいったって、Aは……A本人にはなれないんだよっ」
「――模造品、ね」
少しだけ、本当に少しだけだが、十二月晦の声が哀しみを帯びているように聞こえた。
「確かに彼女は作り物だ、現状模造品と言われても仕様がない。未完成だからね。だが、ぼくも愛を完成させるのに心血を注いでいるんだよ、君の意見ひとつじゃ止める気はない。蘭丸」
十二月晦の掛け声と共に蘭丸はゆっくりと机に移動して、引き出しの前で止まった。
「そこの引き出しを開けてみれくれないかい?」
「どうして?」
「いいから。開けないと公開するかもしれないよ」
「……」
彼女の言葉が引っ掛かり、恐る恐る引き出しを開ける。
そこにはA4サイズの茶封筒が一枚入ってあった。
「……これは?」
「大事なのは中身だ。確認してごらん」
「……なんだ、これ……」
中から出てきたのは数枚の写真。そのどれもに俺の姿が映っていた。
しかも、ただの写真じゃない。夜のクラブ、ホテル街、校舎裏で生徒を殴る姿。一枚だけでも大問題になりそうな写真たち。そのすべての俺の姿が映っていた。
「なんだよこれっ!」
「いやぁ、最近の合成技術は優秀だねぇ。一見だとフェイクと思えないクオリティだ。で、だ、これが学校中にばらまかれたら、君はどうなっちゃうのかな?」
「やりやがったな……」
俺が協力的じゃない時を想定して、十二月晦はすでに手を打っていたということだ。
合成写真なのは間違いない、ここに映っているすべてに関して、身に覚えがないのだから。同時にこれが合成写真だという証拠もない。こんなものがバラまかれてしまったら、俺には反論する方法がなかった。
「……お前のやろうとしていることは、そこまでしてやることなのか?」
「言っただろう、心血を注いでいるって。中止も延期も許されない、君には絶対に協力してもらうよ」
異常だ。
たかが機械を一つ組み上げるだけでここまる意味がわからない。
そんな異常性を当たり前のように振舞う十二月晦に、俺は狂気を感じ始めていた。
「――わかった。お前の言う通りにする」
「うん、懸命な判断だね。やはり君は頭が良い」
この状況で言われると皮肉にしか聞こえない。
実質俺は、選択肢を奪われて強制されただけなのだから。
「それじゃ話はまとまったようなのでぼくはこれで失礼するよ。実はかなり忙しい身でね。また何かあればこちらから連絡するから、それまで愛と仲良く過ごしてくれ。お膳立てもしておくからね」
「はっ、お膳立て?」
これ以上いったい何をする気だっ⁉
「おい、おいまて十二月晦っ! おいって!」
「通信途絶。マスターとの交信は出来ません」
「くそっ……!」
言いたいことだけ言って連絡を切る十二月晦に苛立ちが募るばかりだった。
なにより、やっと終わると思っていたこの茶番が、これからも続くことにどうしようもない怒りを感じていた。
「申し訳ありません」
「愛……?」
「貴方がそこまで拒否しているのにも関わらず、関係を強制させてしまって……」
「……愛は悪くないよ」
そう、愛には何一つ悪いところはない。
彼女は十二月晦に作られた存在で、製作者の意図に従って動いているだけなのだから。彼女が責任を感じる必要なんて一つもないんだ。
「悪かった。取り乱していたとはいえ、君には結構ひどいことを言った気がする」
「気にしないでください。貴方が話したことはすべて事実です。責任を感じる必要はありません」
「ふ、ふははっ」
「……どうしました?」
「いや、俺たち同じこと言ってるな。お互いに責任はありません、って」
「事実ですので、適切な発言だと思います」
「そうだな。うん、そうだ」
だけど、自分のことを差し置いて相手に気をつかうことなんて、人間だって簡単には出来やしない。そんな難しいことを率先してやれる愛は、ほんの少しだけ、機械とも人間とも違う特別な存在に見えた気がした。
「いつまで続くのかわからないが、またよろしく頼むよ、愛」
「……いいんですか?」
「いいも悪いもないよ。だって俺、脅迫されてるもん。続けるしかないさ」
「そうですか。了承しました。引き続きよろしくお願いします」
愛はいつもの調子で姿勢を正して深々と頭を下げた。
「計画に支障がないようなので安心しました。それでは私も失礼させていただきます」
「姉さん。お見送りは必要ですか?」
「大丈夫です。ラボまでのルートは登録されています」
「でも、扉とか開けれないでしょう」
「それも心配ありません」
蘭丸は天井近くまで高度を上げると、横に長い窓の近くまで飛んだ。窓は開かれている。どうやら蘭丸はここから部室に入って来たようだった。
「愛の監視のため、至るところに私が移動できる隙間が用意されています。貴方たちの行動は私をはじめ、マスターに筒抜けだと思っていてください」
中々怖いことを言い残した蘭丸は「それでは」と言って窓を抜けて去っていった。
「お前の姉さん、なんだか怖いな」
「姉さんは創造主の世話をはじめ、諜報、護衛、監視等の役割も担っています。兵器としての有用性で考えれば私を遥かに超えるでしょう」
「そういうのじゃなくて性格的な話なんだけど」
言いながら五月晦が用意したファイルを鞄にしまう。残していったということはどうせ複製があるのだろうが、だからといってここに放置するのは危険だ。
「――それじゃあ帰ろうか。愛」
「わかりました」
結局、愛との関係はそのまま。更に状況も悪くなってしまった。
こうなった以上、何事もなく平穏に日常を続けるしかない。それで十二月晦の求めるものが得られれば解放されるだろうし、駄目だったとしてもお役御免になるだけだ。
なんて、楽観的に考えながらその日は何事もなく家に帰った。だが、今にして思えば考えが甘かったと痛感する。
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