【※R-18】αXΩ 懐妊特別対策室

オスカーの場合（α）⑥ 尻穴

トイレで腹を空にした後、シオン先生が待つ診察室に戻る。
身体が緊張と期待で、震える。

「台に上がってくださいね。」

カルテを見ながらそう指示した彼の声だけで、俺の身体はまた反応してしまう。

「どうしました？」

「俺・・変なんです。」

「変、と言うのは？」

「身体が・・・反応しやすくなってしまって・・・」

彼はハハッと笑い飛ばして、優しい笑顔をこちらへ向けた。
心臓がドクン、と大きく音を立てる。

「そのための治療ですから、普通のことですよ。」

（これが、普通・・・？）

怒りが込み上げてくる。
（尻穴を弄いじられたくてたまらない、こんな身体になることが普通だと・・・？）

台に上がると、彼はまじまじと俺のペニスを見つめた。

「あぁ、いいですね。射精しそうですか？」

俺の竿を握る彼の手の感触。
邪よこしまな欲望が、溢れてくる。

「尻穴に・・・あんたの指が、欲しくてたまらない・・！これが普通なのか・・・？！」

俺の言葉が意外だったのか、彼は一瞬大きく目を見開いて驚いた様子を見せ、すぐにいつもの医師の顔に戻った。

「俺の精液はαにとって、媚薬みたいなものですから。」

今日も治療しましょうね、と彼は診察台のスイッチを入れる。
俺の足をのせた台が大きく開かれていき、あっという間に全てが曝け出された。

「あっ・・・あ～・・っ・・・」

これだ、この感覚。
彼の太い指を突っ込まれ、開かれていく。

「ひっ・・あぁぁ・・・っ・・・！」

尻穴の奥が熱い。
ペニスに直結する、強烈な快感が身体を襲う。

「ズボズボしてッ・・・もっとぉ・・・」

まだ薬を注入されてもいないのに、俺は羞恥心さえ忘れ、彼に懇願していた。