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ハオの場合(Ω)⑦ ミューの精液

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台の上に乗ると、シータ君が僕の手足にベルトをつけて固定した。
気持ち良すぎて苦しい状況ってどれほどのものなんだろう。
シータ君の体液が入っている薬だってかなり苦しかったのに、それ以上というのは想像がつかない。

ウィーンという機械音とともに、台が上がっていく。
シータ君の身長に合わせてちょうど良い高さにセットされたようだった。

「ハオさん、始めます。目隠しすることもできます。つけましょうか?」

「大丈夫です。シータ君、よろしくお願いします。」

シータ君が可愛い声で聞いてくれたけれど、手足の自由の上に視界まで奪われるのは怖かったので断った。

彼は僕の目を見てにっこり笑うと、バスローブの紐を外してはだけさせた。
彼のペニスが見えて、ドキリと胸が高鳴る。以前僕が繋がったことのある身体。
あの時は、はじめてシータ君の体内に入り込んで信じられないほど気持ちよかった。

まだ治療が始まっていないのに、僕のペニスが反応してしまっていてすごく恥ずかしい。
彼は僕のお尻の穴にジェルをたくさん塗り込んでくれた。

「入りますね。力抜いていてください。」

お尻にシータ君の先っぽが当たって、グググと内側に入り込んでくる彼を深呼吸して受け入れる。

「ちょっと動きます、すみません。楽にしててください。」

ミューとラムダの体液。
僕とライトに必要な治療を、彼らは身を削って行ってくれている。
そう思うととてもありがたい気持ちになった。
体液って、全部自慰行為で射精したものを使ってくれているのかな。
彼らの体液がどうやって摂取されて薬に織り込まれているのか、今更そんなことがふと気になった。

「あ・・・あっ・・・」

シータ君のペニスが入り込んで僕の奥深くまでおさまると、すでに身体の芯からぎゅーっと熱くなる感覚がある。

見ると、シータ君は腰をゆっくりとスライドしながら僕の中に抜き差ししていて、すごく気まずい。

今・・シータ君とエッチしてるんだ・・・
「ん・・あ・・・シータ君・・・ッ・・・」

彼の呼吸が上がる、射精しようと腰を振っている彼はとても官能的で動物的で僕の興奮を煽った。

「ハオさん・・・出ます・・・・っ・・・奥に出しますね・・・っ・・・ッ!!!」

ビュルビュルビュル・・・ッ!!

シータ君の体液の量はとても多い。ミューの身体はそれが普通なのかもしれないけど、僕は大量の精液がお腹の中に入る感覚に驚いてしまった。

「・・・あ・・・・あぁぁ・・・・ッ・・・熱い・・・っ」

急激に身体が熱くなってくる。

射精して息が荒くなっているシータ君が僕を見た。


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