【※R-18】αXΩ 懐妊特別対策室

aika

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ハオの場合(Ω)②

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「ん・・・っ、こんなこと・・・ダメェ・・・・」

僕のペニスを口に含みながら、上下にしごく。
こちらを見上げながら満足げにニッコリと笑うその幼い顔に、僕はたまらない罪悪感と戦っていた。

ライト以外の人にこんなことされるなんて初めての経験で、僕はどうしていいかわからなかった。
ここは悪の組織の巣窟でこれはただの人体実験なんじゃないかって不安が一気に大きくなる。

「ダメェ・・・出ちゃう・・・っ」

そんなことを真剣に考えていたのに、身体は正直に反応して快感のあまり僕は思い切り射精してしまった。

目から涙が溢れる。

(ライト以外の人にこんな・・・)

彼のフェラは信じられないほど気持ちよくて、僕の罪悪感を大きくする。
射精を我慢しようと頑張ったのに、腰が抜けるほどの快感がまだ身体に残っていた。

「いっぱい出ましたね。」

彼は嬉しそうに、微笑んだ。

「気持ちよかったでしょう?僕たちμの体液にはΩを発情させて妊娠しやすい身体に変化させる効果があるんです。」

確かにそう言われると納得だった。最近はライトとエッチする時もなかなか身体が反応しなかったのに、彼に舐められた途端体がヒートした時みたいに熱くなったから。

「もっといっぱい出しちゃいましょう。」

看護士のさんの服装はワンピースみたいに見えるけど、下がキュロットになっている。キュロットにはボタンが付いていてそれを外すとすぐに下半身が剥き出しになる構造みたいだ。

彼がパチン、とボタンを外す。可愛いお尻が露わになった。

(え・・そんな・・・僕・・ライト以外の人と・・・シちゃうの・・・?)

浮気に思えて僕が戸惑っている間に、すでに彼は上に乗って僕を見下ろしている。
(僕・・こんな可愛い男の子に・・・犯されちゃうんだ・・・っ)

裏切り行為にならないだろうか?いくらライトとの子どもが欲しいからといって、彼以外の男性をこの体に受け止めるなんて。
この看護士さんの子どもを妊娠するなんてことがあれば、彼に顔向けできない。


「大丈夫ですよ。力抜いてくださいね。」

(ごめん・・・ライト・・・僕・・・っ)

目をギュッと閉じると、下半身に強烈な快感がビリビリと走り抜けた。

「う・・・あぁ・・・ッ!!!」

驚いて目を開ける。彼は僕のペニスを深々とその身体の内側に飲み込んでいた。

(え・・・僕が・・・・挿れるの・・・ッ?!)

彼が激しく腰を振って、僕のペニスはヌルヌルな蜜壺に絡めとられてあっという間に射精してしまう。

「・・あぁ・・ん・・・っ・・あ~~!!!」

ビュビュビュッ・・・!!ビュッッ!!!!

(なにこれ・・気持ちイイ・・・ッッ!!!!!!)

人のアナルに包まれる初めての感覚に耐えられず、僕は何度も何度も快楽の絶頂に達し、狂ったように精を吐き出し続けていた。



「お疲れ様でした。」

僕はいつの間にか気を失っていたらしい。
あどけない顔の看護士は僕とエッチしまくった後だというのに、何も変わらない可愛い笑顔のままで、淡々と説明をした。

たくさん射精をしたことで、この1週間ほど僕は妊娠しやすい体になるらしい。
その間に出来る限りライトとたくさんエッチすること。
ミューの身体は特殊で、どんな菌にも感染せず全てを吸収浄化できる無敵の機能が備わっているので、コンドームを使わないエッチをしても病気の心配がまるでないこと。
そして、生殖機能が備わっていないので、どれほど交わりを繰り返しても妊娠するような危険性はゼロであること。
噂ではλとμは人間と妖精のハーフらしい。

僕はヒートの時みたいなどうしようもない身体の熱さを引きずりながら処置室を後にした。
ぼんやりした視界に映り込んだのは、廊下で僕を待っていたライトの顔。その瞬間僕はたまらなく発情してしまい、トイレに彼を連れ込んで何度も何度も彼の肉棒を求めた。

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