【※R-18】αXΩ 出産準備室

ライトの場合①『欲求不満』

相手が医師とはいえ、ハオが自分以外の男に弄もてあそばれて勃起しているのを目の当たりにするのは面白くない。

「あっ・・・先生ぇ・・・ッ」

甘ったるい喘ぎ声に、すっかりご無沙汰な下半身が反応する。


「ハオさん、ちょっと力抜いてみましょうか。はい、ふ～～ぅ」

「やだぁっ・・・だめぇ・・・・あぁン・・ぅ」

優しく声がけする港みなと医師の誘導は、ハオの喘ぎ声にかき消されてしまった。

「ハオさん、大丈夫ですよ。ゆっくり呼吸してください。」

看護師も目の前で苦しそうに喘ぐ患者をなんとか落ち着かせようと、優しくお腹を撫でている。

「グリグリしないでぇ・・っ・・・先生ぇ・・・僕、、出ちゃうぅ」

切羽詰まった声を上げるハオは、頬が赤く上気し目にはウルウルと涙を浮かべていた。


（あぁ・・俺のハオ・・・そんなにエロイ顔で・・・）


面白くないという気持ちが吹っ飛んでしまうほど、下半身の熱が高まってくる。


「出しちゃって良いですよ、力抜いてくださいね。」

カーテンで仕切られているので、ハオの下半身は目視できない。
勃ち上がったペニスの先に機械が嵌め込まれたのを、映し出される影の動きで察する。

「ああんっ！！イ、イクゥ・・・！！」

俺の手を握るハオが、一段と力を込めてビクビクと大きく全身を震わせた。

ビクンッビクン！！！

快感の余韻をなぞるように何度も震えると、一気に脱力する。


「ごめんなさい・・っ・・・僕・・・っ」

射精してしまったことが、恥ずかしいのだろう。
弁解するように謝ると、顔を真っ赤にして目を伏せた。

「大丈夫ですよ、我慢しないでいっぱい出して良いですからね。」

優しい医師の言葉にさえ、俺は以前見た卑猥な動画の一場面を連想する。
間違いなく、重度の欲求不満だった。


医師はハオの精子を吸い取った筒のような機械を、キュポンと音を立てて外し取る。

ズボンの下で勃ち上がっている俺のペニスはもはや隠しきれないほどに大きく膨らんでいて、ハオの中に射精したいという衝動を抑えるのがやっとだった。