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お風呂
しおりを挟む兄のリヒトは、いつでも完璧な優等生だ。
朝の慌ただしい時間帯も、きちんと整った顔と髪型で、優雅に朝食を取っている。
遅刻常習犯のライトとは、真逆の兄。
そんな彼の、知らない一面。
兄に誘われるがままに、一緒に風呂に入る。
先に風呂に浸かっているライトの目の前に、髪や身体を洗い終えたリヒトが、シャワーを止めて立ちはだかった。
(エロ・・・エロすぎる・・・兄さんのアレ・・・・!ガン勃ちなんですけどぉ・・・?!)
花奈は混乱する頭で、目の前のリヒトの下半身を見つめる。
清純派の兄が、下半身を猛々しく反応させて、ソレを見せつけるように立っていた。
美しい顔立ちからは想像もできないような、凶暴な彼のソレ。
花奈は遠慮なく、食い入るように兄の下半身を見つめた。
(先端までパンパンになってる・・・・♡っていうか、すごい太い・・・♡)
清純派の彼の見た目と、下半身の露骨な凶暴さのギャップ。
(あぁ、アレに鼻を押し付けてクンクンしまくりたい・・・・!ペロペロ舐め回したい・・・!!)
兄弟という禁断の関係性。
快楽のための甘美なスパイス。
花奈は興奮のあまりクラクラと激しい眩暈に襲われながら、彼の肉棒にむしゃぶりつきたい欲求を何とか抑え込んだ。
男二人で浸かるには、浴槽は少し狭い。
背後から抱き締めるような姿勢で、浴槽に浸かったリヒトのペニスが、ライトの腰に当たっている。
「ライトのお尻、すごく柔らかいね。」
耳元で囁いた、兄の声。
空間にいやらしく、響き渡る。
後ろからさわさわと尻に触れられ、ライトのペニスもあっという間に反応してしまった。
(さ・・触り方が・・・いやらしい・・・っ、気持ち良すぎる・・・っ)
ペニスを腰に押し付けられて、お預け状態で尻を弄られる。
欲望に忠実な花奈は、お尻を左右に振りながら、リヒトの様子を伺っていた。
(これは明らかにお誘いだよね・・・!?兄さんと禁断の熱い一夜・・・的なやつぅ?)
「ねぇ、ライト。ここ、誰かに触られたことある?」
お尻の間の窪みを、兄の指がつつつと撫でる。
「あっ・・・!!」
アナルを指の腹で撫でられる感覚に、ゾクゾクと背筋が震えた。
「あれ?どうしたの、ライト。もしかして気持ちよかった?」
「や・・やだ・・っ・・そんなとこ・・・」
「ライト、おち◯ちん腫れちゃってるけど、これはどうしたの?」
人差し指と親指で輪っかを作ったリヒトが、ライトのペニスをゆっくりとその中へ通していく。
ゾクゾクゾク・・・・!
「うっ・・うあぁ・・・っ」
上から下、下から上へと動く彼の指。
気持ち良くて、自然と腰が前へ動く。
「ライトのそんなエッチな声・・・お兄ちゃん、初めて聞いたな。」
「やだ・・・兄さん・・・!」
彼はライトの腰を掴んで立たせると、お風呂の淵に手をつかせて、お尻を突き出す姿勢にさせた。
「こ・・・こんなの・・・っ」
(お尻の穴・・兄さんの目の前に剥き出しになってる・・・・!恥ずかしくて、萌える・・・!!)
花奈は、お風呂場にある鏡に映っているイケメン兄弟の姿に、恍惚の笑みを浮かべた。
「今、楽にしてあげるね。」
お尻の穴に当たった温かい感触が、兄の舌だとわかった瞬間、あまりの快感にライトの下半身は大きく震える。
「あっ、あ・・・あー・・っ!!!」
耐えようと身体に力を入れたけれど、抵抗虚しくライトは一気に上り詰めた。
ペロペロペロベロベロ・・・!
激しい舌使い。
指で作った輪の中にペニスを通す、緩慢な動き。
「出ちゃう・・・っ・・ダメ・・・兄さぁん・・・!うぅっ・・・!!!」
ライトのペニスの先端から、白い液体が激しく飛び散った。
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