11 / 35
大人のフェロモン
しおりを挟む「俺に、何を教えて欲しいの?」
(大人の男が、男子高校生に向けるギラついた瞳・・・!?)
花奈は家庭教師の男のフェロモンに完全にノックアウトされていた。
「どうやったら、先生と気持ち良くなれるか・・・?」
(こんな可愛い男子高校生に上目遣いされたら、大人の理性も吹っ飛んじゃうよね・・・♡)
花奈は確信犯だった。
「ライトは・・俺と、気持ち良くなりたいの?」
(な、名前呼び捨て・・!?いつもと全然雰囲気違う・・・ッ・・エロ!!)
普段穏やかで余裕がある大人の、理性がぶっ飛んだ姿を見てみたい。
「家庭教師を誘惑するなんて・・・ライトはいけない子だね。」
結城先生はライトの髪を優しく撫で、諭すような口調で言った。
(髪を撫でてくる指先が超絶エロイんですけど・・・・!?)
「ねぇ、気付いてた?ここ、寝癖ついてる。」
首筋に先生の綺麗な指が触れ、つつつ、と撫でるように動いた。
「ひゃっ・・・?!」
ゾワゾワした刺激が背中に伝わって、下半身はガン勃ち状態。ライトは自分が感じたのだと遅れて気付く。
「気持ち良くなるには、どうしたらいいと思う?」
彼の指が、ライトの太ももに触れるか触れないかという絶妙なタッチで動く。
「ひぇ・・・・っあ・・・」
(どこからこんな声出ちゃうんだろう・・・?!ゾクゾクする・・ぅ・・・!)
唇から変な声が溢れ出るのを、抑えることができない。
「これ、どうしたの?」
結城先生が、ライトの下半身を指差す。
「ココ、勃っちゃったね。・・・どうして?」
問題を解く時に、先生がいつもやるやり方。
一つずつ、どうしてこうなったのかを考えさせる問いかけ。
「先生が・・・っ・・・エロイから・・ぁ・・・」
太ももを撫でられる感覚に、味わったことのないゾクゾクが込み上げてくる。
「俺のどこがエロイの・・?」
「顔と・・・身体・・・ッ・・・」
(全部エロイでしょうが・・・っ!!!!!)
存在そのものがエロイ。花奈は彼のフェロモンに呼吸が苦しくなってきた。
「身体のどこ・・・?触れてみて?」
(フェロモン系イケメンのエロさを甘く見てたわ・・・っ・・え、、、エロイ・・・!!!)
花奈は、彼の下半身がどんなふうになっているのかを見たくてたまらなくなっていた。
「そ・・・そこ・・・!」
結城先生の下半身を指差すと、彼がこちらへ身体を乗り出してきた。
ライトの耳元に唇を当てる。
「男同士で最高に気持ち良くなる方法・・・教えてあげようか?」
彼はライトの髪に指を通してかき上げると、耳を甘噛みする。
ゆっくりと首筋に下りてきた彼の唇。
カプッと首に歯をあてられて、ライトの口からは再び変な声が漏れた。
「ひゃぁっ・・!?あ・・・あ・・・」
(大人の色気マジでヤバイ・・・・ッ!!・・フェロモンにヤられる・・・・!?)
「声出さないで、良い子でいられる・・?」
ブンブンと首を縦に振る。
ライトの耳に、「良い子だね。」と彼は優しくキスをした。
「ひぇ・っ・・あ・・・!」
耳から背中、下半身へと電気が走るように快感が伝染する。
下半身がブルブルと震えていた。
20
お気に入りに追加
215
あなたにおすすめの小説

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!


王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・話の流れが遅い
・作者が話の進行悩み過ぎてる





ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる