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二番目の男。

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初めての体験は、私の世界を大きく変えた。
自分に男の本能を呼び覚ますだけの魅力があるんだってことに、私はただただ感動していた。

(男だらけの中の紅一点!!サイコー!!!)

この組織の男どもはみんな揃いも揃ってイケメン。
色々な種類のイケメンがよりどりみどり。

「おい、お前、何ぼけっと突っ立ってんだよ。」

邪魔だどけ!と横柄な態度でガンを飛ばしてくるのは、組織の異端児、高野亮。

「お前、水原とヤッたんだって?」

せっかくこの世界の女王になったような気分でいたのに、彼の極悪面を見たら一気に萎えてしまった。

「もう、いちいち私に絡むのやめてくれない?」

「聞いてねえのかよ?今夜お前と寝るのは、俺だ。」

彼は遠慮のない口調でそう断言した。


今夜彼とエッチすると思うと途端に魅力的に見えてくるものだから、女は馬鹿だ。
元々顔だけは超絶好みなのだけど、何せ性格は歪んでいる。

高野は、この組織のNO.1、NO.2である渋谷、荻野と同じ班。
性格に難ありとはいえ、エージェントとして優秀なのは間違いない。

「いいか高野。絶対に避妊具を使うように。」

「こいつは一応特医班のトップだぜ?さすがに大丈夫だろ。」

渋谷、荻野、両名からの信頼は全く無い。優秀な男だが異端児というのはどうにも取り扱いが難しいようだった。

「わーってるって。お前らさっさと出ていけよ。それとも覗きが趣味とか?」

誰に対しても横暴で、心を許さない態度はもっとも異端児らしい。

二人きりになった途端、高野は私を無理矢理ベッドに押し倒してきた。

「ん・・・・っ・・・た、高野・・・っ」

(イケメンに無理矢理・・・・!!お・・オイシイ・・・・!!!)

イケメンに無理矢理押し倒されて、力尽くで犯される。
それも悪くない。むしろ大歓迎!!!
心の中で叫んでいると、彼は唇に舌を差込み絡めてきた。

「ん・・・あ・・・・っ」

(キス・・・巧い・・・・・!!)

水原の拙いキスも興奮したけれど、高野のそれは明らかに上級者のキスだ。

舌がまるで生き物のように吸い付いて、身体を熱く反応させていく。
雄の荒々しさが感じられる彼の手つきに、昨日開いたばかりの下半身がキュンと疼いた。

「水原にヤらせてんじゃねぇよ。」

剥ぎ取るように乱暴に服を脱がす。

全てを彼の前にさらけ出され、羞恥心に震える。



「ふうん。」
露わになった身体を上から下まで舐めるように目で犯しながら、嘲るように彼はそう言った。

羞恥心が煽られる。
彼の視線に、全身が犯されていく。

「水原にどう触られた?」

彼は挑発するように私の耳元でそう囁きながら、胸を乱暴に揉みしだいた。

「痛・・・っ・・・」

乳首に吸い付く。左右の胸を交互に舌でいやらしく舐めまわす。

(やらしい・・・!!イケメンが・・・おっぱい舐めてる・・・・・!!!)

私の目はどんな時でもイケメンに夢中だ。イケメンは何をしていても最高にエロくて美しくて絵になる。

「や・・・やだ・・・っ!!!」

彼は私の足をバッと大きく開かせると、秘部をジロジロと目で犯した。

「ここに水原のモノを咥え込んだのかよ?」

(もしかして・・やきもち・・・・?!)

高野と水原は犬猿の仲だ。たっちゃんが先に私と寝たことに、彼はやきもちをやいているのかもしれない。そう想像してみると、下半身から愛液がジュンっと溢れ出すのがわかった。


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