【※R-18】私のイケメン夫たちが、毎晩寝かせてくれません。

『隠された性癖』

「奏そうさん・・・もうこんなに硬くなってますよ・・・？」

（焦らすってどうやればいいの・・・っ？！む、難しい・・・・！！）

隠されていた夫の性癖に興奮するばかりで、正しいやり方がわからない。
性癖についてのカミングアウト。夫が打ち明けてくれたことが何より嬉しかった。

全身で応えたいという気持ちはあるけれど、ハードルが高い。

「あ・・・繭まゆ・・・っ・・・そんなに扱しごいたら・・・っ」

彼のペニスを握って、上下にゆっくり動かして様子を見る。
虐いじめる側とは、こんなにも難しいものなのか。

彼が今まで見たこともないような苦しそうな顔で喘あえぎ、甘い声を出す。
ビクンビクンと身体が跳ね、熱く潤んだ瞳がおねだりするように私を見た。

「繭・・もう挿れさせて・・っ・・・中で・・・出したい・・・っ」

（ここはダメっていうのが正解・・・？どうなの・・・？！虐めるってどうやるの・・・！？）

パニックになっているのを悟られないように、ひとまず彼の上に跨またがる。


「早く・・ッ・・・あ・・・繭・・・意地悪・・・しないで・・・っ」

腰を下ろすのを躊躇ためらっていると、上目遣い攻撃を受け撃沈する。

（奏さん・・・か・・・可愛い・・・・ッ♡エロ過ぎる・・・ぅ・・・♡）

いつも強気な彼が見せるうるうるの上目遣いに、私の興奮はMAXまで跳ね上がった。

「そんなに挿れたい・・・？」

「挿れたい・・・っ・・・繭・・・お願い・・・っ」

「・・・・お願いします・・・でしょ？」

自然とそんな言葉が口から飛び出して驚いた。

（わ、わ、私・・・何言っちゃってんの・・・・？！）

自分が一番驚いている。

懇願する彼を見ていたら、虐めたい・・・！という強烈な欲求が湧き出してきた。

「繭・・・っ・・・お願い・・・お願いします・・・っ」

屈辱に歪んだ彼の顔は、挿入するとすぐに恍惚の表情に変わる。
下から突き上げる彼の腰使い、唇から漏れ出る喘ぎ声。

彼の存在全てが、たまらなくセクシーだ。

隠された彼の性癖。私にだけ見せる特別な顔。
いつも強気な彼の意外な一面に、私はただ翻弄されるばかりだった。