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『赤ちゃんの作り方』
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「繭、楓、おかえり。」
綾人が珍しくリビングのソファーに寝転んでいる。
彼の横では、我が家の第一子ハルが気持ちよさそうに寝息を立てていた。
(イケメン王子と、赤ちゃんの共演・・・♡尊すぎる・・・・♡)
子どもが生まれて初めて知った、夫の一面。
綾人は意外にも赤ちゃんにメロメロな子煩悩パパだということ。
「綾人さん、ハルは良い子にしてましたか?」
「ハルはいつも良い子だよ。天使みたいな顔してるから見てるだけで癒されるし、俺の部屋に連れて帰って一緒に寝たくなるよね。」
「ハルも綾人さんのことが、大好きみたいです。」
「・・・それは、ママに似たのかな?」
急に話を振られて驚いて綾人を見ると、エッチの時にしか見せないフェロモンダダ漏れの顔で私を見つめている。
ウェーブした茶髪をサイドに流す仕草が、絶妙に色っぽい。
(あ、綾人さん・・・エロ過ぎる・・・・ッッ!!)
「僕も綾人さん大好きです!!ハルが綾人さん大好きなのは、二人に似たんですね。」
私たち二人のアイコンタクトには気付かず、楓はハルの寝顔を見ながら嬉しそうにそう言った。
(うちの夫たち・・・尊すぎる・・・・っ♡楓君可愛い・・・!!)
綾人との距離は、子どもが生まれてからグンと縮まった気がする。
ハルやシノブが生まれてからは、家族のイベントにも積極的に関わってくれるようになった。
♢♢♢
「楓もハルも、可愛くて良い子だよね。」
「本当に。毎日癒されてます。」
子供部屋にハルを運んでくれた綾人と、並んで廊下を歩く。
それぞれの部屋への分岐点で、彼は意味深な笑みを浮かべ私を見た。
「えっと、、じゃあ・・・綾人さん・・・・・おやすみなさい。」
離れがたくて言い淀んだ私の手をとって、彼は耳元で甘く囁く。
「俺の部屋に来ない?」
(は、はい!!!喜んで・・・・ッ!!)
フェロモンダダ漏れのイケメンにあんな瞳で見つめられたら、大人しく眠れるわけがなかった。
一枚、また一枚とゆっくり私の服を脱がしていく。
綾人の仕草、息遣い、全てがあまりに官能的で発狂してしまいそうだ。
「俺も、赤ちゃん欲しいな。」
「え・・・?」
結婚当初からは想像もできない彼の発言に、驚いて顔を上げる。
「心境の変化に、自分でも驚いてるんだけど・・・・迷惑?」
「迷惑なんてそんな・・・っ、欲しいです!!綾人さんとの赤ちゃん・・・ッ!!」
全裸だというのに、思わず前のめりになる。
「わ、うちの奥さん情熱的~、俺との赤ちゃん・・・欲しいんだ?」
「大好きな人との赤ちゃん・・欲しいに決まってます・・!!」
綾人の口から「赤ちゃんが欲しい」なんて言葉、聞けるとは思っていなかった。
嬉しくてつい、大きな声が出る。
「そっか。嬉しいな。・・・繭、赤ちゃんの作り方・・・・知ってる?」
首を傾げ意味深な視線で私を見るイケメン王子に、一瞬でノックアウトされる。
(な・・っ・・・エロ・・・綾人さんエロ過ぎ・・・・ッ!!!!!)
「ねぇ・・これから俺に、じっくり教えて・・・?」
妖艶な笑みを浮かべ、ねっとりと甘い声で囁く彼に、鼻血が吹き出そうだ。
ベッドに誘い込む彼の言動がいちいちエロくてイケメン王子様全開で、私は天にも昇る気持ちだった。
綾人が珍しくリビングのソファーに寝転んでいる。
彼の横では、我が家の第一子ハルが気持ちよさそうに寝息を立てていた。
(イケメン王子と、赤ちゃんの共演・・・♡尊すぎる・・・・♡)
子どもが生まれて初めて知った、夫の一面。
綾人は意外にも赤ちゃんにメロメロな子煩悩パパだということ。
「綾人さん、ハルは良い子にしてましたか?」
「ハルはいつも良い子だよ。天使みたいな顔してるから見てるだけで癒されるし、俺の部屋に連れて帰って一緒に寝たくなるよね。」
「ハルも綾人さんのことが、大好きみたいです。」
「・・・それは、ママに似たのかな?」
急に話を振られて驚いて綾人を見ると、エッチの時にしか見せないフェロモンダダ漏れの顔で私を見つめている。
ウェーブした茶髪をサイドに流す仕草が、絶妙に色っぽい。
(あ、綾人さん・・・エロ過ぎる・・・・ッッ!!)
「僕も綾人さん大好きです!!ハルが綾人さん大好きなのは、二人に似たんですね。」
私たち二人のアイコンタクトには気付かず、楓はハルの寝顔を見ながら嬉しそうにそう言った。
(うちの夫たち・・・尊すぎる・・・・っ♡楓君可愛い・・・!!)
綾人との距離は、子どもが生まれてからグンと縮まった気がする。
ハルやシノブが生まれてからは、家族のイベントにも積極的に関わってくれるようになった。
♢♢♢
「楓もハルも、可愛くて良い子だよね。」
「本当に。毎日癒されてます。」
子供部屋にハルを運んでくれた綾人と、並んで廊下を歩く。
それぞれの部屋への分岐点で、彼は意味深な笑みを浮かべ私を見た。
「えっと、、じゃあ・・・綾人さん・・・・・おやすみなさい。」
離れがたくて言い淀んだ私の手をとって、彼は耳元で甘く囁く。
「俺の部屋に来ない?」
(は、はい!!!喜んで・・・・ッ!!)
フェロモンダダ漏れのイケメンにあんな瞳で見つめられたら、大人しく眠れるわけがなかった。
一枚、また一枚とゆっくり私の服を脱がしていく。
綾人の仕草、息遣い、全てがあまりに官能的で発狂してしまいそうだ。
「俺も、赤ちゃん欲しいな。」
「え・・・?」
結婚当初からは想像もできない彼の発言に、驚いて顔を上げる。
「心境の変化に、自分でも驚いてるんだけど・・・・迷惑?」
「迷惑なんてそんな・・・っ、欲しいです!!綾人さんとの赤ちゃん・・・ッ!!」
全裸だというのに、思わず前のめりになる。
「わ、うちの奥さん情熱的~、俺との赤ちゃん・・・欲しいんだ?」
「大好きな人との赤ちゃん・・欲しいに決まってます・・!!」
綾人の口から「赤ちゃんが欲しい」なんて言葉、聞けるとは思っていなかった。
嬉しくてつい、大きな声が出る。
「そっか。嬉しいな。・・・繭、赤ちゃんの作り方・・・・知ってる?」
首を傾げ意味深な視線で私を見るイケメン王子に、一瞬でノックアウトされる。
(な・・っ・・・エロ・・・綾人さんエロ過ぎ・・・・ッ!!!!!)
「ねぇ・・これから俺に、じっくり教えて・・・?」
妖艶な笑みを浮かべ、ねっとりと甘い声で囁く彼に、鼻血が吹き出そうだ。
ベッドに誘い込む彼の言動がいちいちエロくてイケメン王子様全開で、私は天にも昇る気持ちだった。
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