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『シャワールームの秘め事』

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シャワールームの壁に手をついた状態で、後ろから大和やまとに身体を弄られている。

「大和さ・・・ん・・・ダメ・・」

彼の水着越しにすでに硬くなったモノが、お尻に当たっていた。

(相変わらず大きい・・・あぁもう・・・欲しくなっちゃう・・・・)

職場でこんなこと許されるはずがない。
それでも彼の肉体美を散々見せつけられた後では、断るなんて出来そうになかった。

「ロッカーに置き忘れたのかも、ちょっと待ってて。」

男性の声が近づいてきて、扉が開く。
咄嗟に大和がシャワーを全開にしたので、私たちはずぶ濡れになった。

(ちょっと・・・大和さん・・・っ)

(静かにしてろ。大丈夫だ。)

彼はまるで慌てる様子もなく、私の下着を下ろすとペニスをあてがう。

(うそうそうそ・・・今はダメ・・ぇ・・・・・!!・・・っ!!!)

後ろから思い切り挿入され、その衝撃に声が出そうになるのを必死で抑える。

(~~~っ・・・・ん・・・・)

「あったあった!!ごめん。」

忘れ物を取りに戻ってきた男性は、私たちに気づくことなく扉の向こうへ消えていった。

「や・・大和さん・・・何考えて・・っ」

「いいから集中しろ。気持ちイイだろ?お前の中・・最高に具合がイイ・・・っ」

パチュパチュと卑猥な音を立てて、彼が腰を深く打ちつける。

「あ・・っダメ・・・大和・・ぉ・・・」

立ちバックなんて普段ベッドではなかなかする機会がない。
この体位だとただでさえ大きくて硬い彼のモノが、いつもと違う部分に擦れて気持ちよかった。

「ダメ・・イ・・・っちゃう・・・」

「俺ももう出そうだ・・繭・・・そんなに締めるな・・人に見られそうになって興奮したか?」

「イ・・イク・・・っ・・・大和・・ぉ・・・・ッ!!」

「あ・・繭・・イク・・・中に出る・・・・っ!!!」

私が絶頂に達したのと同時に、大和が一番奥に射精する。

「・・・っ・・・繭、もう一回いいか・・?」

荒い呼吸を整えながら、大和が耳打ちした。

全く萎える気配の無い夫の肉体に惚れ惚れしてしまう。
私たちはずぶ濡れのまま、何度もお互いの身体を求め合った。


♢♢♢


「なんで大和さんのスポーツウェア着てるんすか・・?」

迎えにきた音弥おとやが不思議そうに私を見ている。

欲情した大和に襲われた、なんてさすがに言えない。

大和のにおいがするスポーツウェアに包まれながら車に乗り込んだ私は、シャワールームでの秘め事を何度も思い出してドキドキがおさまらなかった。


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