140 / 182
『シャワールームの秘め事』
しおりを挟むシャワールームの壁に手をついた状態で、後ろから大和に身体を弄られている。
「大和さ・・・ん・・・ダメ・・」
彼の水着越しにすでに硬くなったモノが、お尻に当たっていた。
(相変わらず大きい・・・あぁもう・・・欲しくなっちゃう・・・・)
職場でこんなこと許されるはずがない。
それでも彼の肉体美を散々見せつけられた後では、断るなんて出来そうになかった。
「ロッカーに置き忘れたのかも、ちょっと待ってて。」
男性の声が近づいてきて、扉が開く。
咄嗟に大和がシャワーを全開にしたので、私たちはずぶ濡れになった。
(ちょっと・・・大和さん・・・っ)
(静かにしてろ。大丈夫だ。)
彼はまるで慌てる様子もなく、私の下着を下ろすとペニスをあてがう。
(うそうそうそ・・・今はダメ・・ぇ・・・・・!!・・・っ!!!)
後ろから思い切り挿入され、その衝撃に声が出そうになるのを必死で抑える。
(~~~っ・・・・ん・・・・)
「あったあった!!ごめん。」
忘れ物を取りに戻ってきた男性は、私たちに気づくことなく扉の向こうへ消えていった。
「や・・大和さん・・・何考えて・・っ」
「いいから集中しろ。気持ちイイだろ?お前の中・・最高に具合がイイ・・・っ」
パチュパチュと卑猥な音を立てて、彼が腰を深く打ちつける。
「あ・・っダメ・・・大和・・ぉ・・・」
立ちバックなんて普段ベッドではなかなかする機会がない。
この体位だとただでさえ大きくて硬い彼のモノが、いつもと違う部分に擦れて気持ちよかった。
「ダメ・・イ・・・っちゃう・・・」
「俺ももう出そうだ・・繭・・・そんなに締めるな・・人に見られそうになって興奮したか?」
「イ・・イク・・・っ・・・大和・・ぉ・・・・ッ!!」
「あ・・繭・・イク・・・中に出る・・・・っ!!!」
私が絶頂に達したのと同時に、大和が一番奥に射精する。
「・・・っ・・・繭、もう一回いいか・・?」
荒い呼吸を整えながら、大和が耳打ちした。
全く萎える気配の無い夫の肉体に惚れ惚れしてしまう。
私たちはずぶ濡れのまま、何度もお互いの身体を求め合った。
♢♢♢
「なんで大和さんのスポーツウェア着てるんすか・・?」
迎えにきた音弥が不思議そうに私を見ている。
欲情した大和に襲われた、なんてさすがに言えない。
大和のにおいがするスポーツウェアに包まれながら車に乗り込んだ私は、シャワールームでの秘め事を何度も思い出してドキドキがおさまらなかった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
718
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる