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メスイキ

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「こうやって無理矢理、快楽を与えてみるのはどうだ?お前なら、相手が誰でも簡単に落とせるだろう?」

相良さがら先生は、簡単に落ちる相手じゃない。
だからこそ俺は悩んでお前に相談しているんだ、と同期のいつきにイライラをぶつけたところでどうにもならないことはわかっている。

それでもイライラはつのるばかりだった。
欲求不満の身体がうずく。


「相良先生だって男なんだ。ここの刺激には弱いだろ?」

クチュクチュと俺のペニスを舌で刺激しながら、喋るのはやめてほしい。
樹が言葉を発するたびに、ペニスの最も敏感な部分に、彼の吐息がかかって気持ちいい。


「樹・・・ッ・・喋るな・・・・っ」

ソファーの上に押し倒されて、あっという間に下半身を剥き出しにされた。
樹の行動力はすごい。
彼の巧みな舌使いに、息も絶え絶えで快楽をやり過ごす。


樹は、フェラするよりされる側だと思っていたから、意外だった。
彼のフェラのテクニックに、俺はあっという間にイカされてしまいそうだ。


「こうやって、相良先生のをしゃぶってみたらどうだ?それとも・・・しゃぶられたいか?」

「うっ・・・あ・・・ッ」


相良先生が俺のペニスをしゃぶっている姿を想像したら、一気に快感が込み上げて暴発ぼうはつしそうになる。
あの誠実で理性的な彼の顔が、トロリとふやけきって、口いっぱいに俺のペニスをくわえるみだらな顔。


樹は、俺のペニスを握ってシュッシュッと上下にしごきながら、先端を舐める。


(あぁ・・・射精しそうだ・・・っ・・・気持ちイイ・・・っ)

相良先生を思って何度も抜きまくったというのに、俺の精力は際限がない。

もうイキそうだというところで、樹は俺のペニスを放置した。



「樹・・・?」

抗議こうぎの意味合いを込めて見ると、彼はカバンから医療用のラテックス手袋を取り出してパチンと手にめる。

(医者だからって、こんなもんいつも持ち歩いてんのかよ・・・)

呆れていると、彼はこれまた医療用のジェルを取り出して、指にたっぷりと塗りつけた。
碓氷先生に開発された時の興奮が、反射的に蘇ってくる。




「王寺、お前のココ、どれくらい使い込んでいるんだ?」

検査してやるよ、と言いながら、すぐに彼は指を挿入してきた。
ニュプっとラッテクス越しに、彼の指が入り込む。

「あっ・・あっ・・・ダメ・・・・」


彼の中指が深く差し込まれ、トントントン、とリズムよく出し入れされる。
キュッ・・キュッ・・とアナルが彼の指を締めつけるのが、自分でもわかって恥ずかしい。


同期の医師に指を突っ込まれて、ペニスをガン勃ちさせている。
酒が回っているとはいえ、やはり恥ずかしいものは恥ずかしい。



「お前、素質あるな。」

碓氷先生に言われたのと同じ言葉を、同期の彼の口からまた聞く羽目になるとは。



「メスイキ出来そうだな。よし、イケよ。」

クイッと中指をソコに当てられて、俺は一瞬目の前が真っ白になるほどの快感に襲われた。


「ッあ・・・・!!あ・・・・・」

「王寺・・俺に指突っ込まれて、だらしない顔でメスイキさせられる気分はどうだ?」

イケメンの言葉責めは恐ろしい。


「あ~~・・・ダメ・・・・ダメ・・・・っ苦し・・・っ」

激しく責め立てられて俺は狂ったようにヨがりながら、言葉にならない声をあげる。
足はガニ股に大きく開かれ、射精へ上り詰めていく快感に震えていた。


「苦しい、じゃなくて・・キモチイイ、だろ・・?」

ドスの効いた彼の低い声が、耳から脳へ伝わる。

快感は、一気に上り詰めた。
俺はだらしなく足を広げ、腰を浮かせて思い切り射精する。


「ひぃ・・ッ・・・うぁ・・・っイイ・・・・!!!」

身体中気持ちいい。
びくんびくん、と腰を仰け反らせ、大量に発射する。


(止まらない・・・っ・・・気持ちいい・・・っ)

イク瞬間、脳裏に浮かんだのは、俺に微笑みかける相良先生の顔だった。



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