19 / 47
『解放された欲望』(SIDE 幸田 創生)※R-18 幼馴染 (美容師Xデザイナー)
しおりを挟む~~~~登場人物~~~~
♢幸田 創生(さきた そうせい)45歳
45歳には見えない年齢不詳の男。
出生の謎がある、どこかの国のハーフらしく、そのせいなのか、体質なのか髪は子供の頃から白髪。
綿飴のような髪型。ふわりとした前髪のボブヘア。
童顔でいまだに学生に間違われることもあるほど。
航空会社の制服を手がける。
眠そうにぼんやりしていることが多い。ふわーっとゆっくり喋る。スローペース。
デザイナーだが、自分の着る服にはあまり興味がなく、オーバーサイズのニットばかり着ている。
美容師の美那と一線を声たばかり。
♢美那 弥一(みな やいち) 45歳
ヘアサロンを30店舗経営している美容師。同級生組からは「みな」と呼ばれている。
がっしりとした筋肉質な体に、ウェーブのかかった長い黒髪を一本にまとめている。
プロレスラーみたい、と創生にいつも胸を揉まれている。セクシーなガテン系。
面倒見が良い。男気があり、面倒見がよく、社員、後輩にも慕われている。
弟の子供の面倒を見ることが多い。自分が甘えられるのは唯一創生だけ。
~~~~~~~~~~~
自分のアトリエに戻って美那と距離を置いてから、もう2週間経ってしまった。
一週間と自分で言って出てきたので、彼がどれほど心配しているかと思うと罪悪感でいっぱいになる。
子どもの頃からずっと一緒だった美那とセックスしてしまったことは、俺の中で一大事で簡単に受け入れられることじゃなかった。
家族みたいな存在になってしまっていたから、彼に性的な部分を曝け出すのが恥ずかしくてどんな顔をしたらいいかわからない。
それなのにこのアトリエに戻ってすぐ、俺は美那とセックスしたくてたまらなくなった。
彼のペニスが深くまで入り込んだ感触が忘れられなくて、毎晩自慰行為を繰り返す。
今までみたいにペニスの刺激だけではなかなかイけない身体になって、一回のセックスでそんなに変わるものなのかって俺は動揺してしまった。
毎晩美那を想ってオナニーする。
お尻の奥深くまで自分の指を埋めてみても、美那とシた時みたいな気持ちよさは得られない。
美那の太いペニスで奥深くまで埋めてもらいたい。めちゃくちゃに突いて、一番奥に美那の熱い精液を注いでほしい。
「ん・・ぅ・・・あ・・・美那・・ぁ・・・」
俺の身体はどうなっちゃうんだろう。
毎日熱くてたまらなくて、美那のことばかり考えている。
お尻の奥に自分の指を抜き差ししながら、シーツにペニスを擦り付ける。
イけそうでイけないもどかしさに、俺は気が狂いそうだった。
「美那・・・」
オナニーしている最中に美那が訪ねてきて、俺の欲求不満が爆発した。
「創生、悪かった。もうお前の嫌がることは絶対しないから、戻ってきてほしい。」
玄関でそう謝った彼を部屋に引き込んで、思い切りキスをした。
「創生・・・っ?!」
彼は心底驚いて目を丸くしたけれど、俺はもうそれどころじゃなかった。
ベッドまで彼の手を引いてぐんぐん歩く。
寝室に入ると彼のベルトを外して、ペニスにむしゃぶりついた。
「創生・・ッ・・・どうしたんだ・・・ッ・・・やめ・・・」
彼のペニスはすぐに大きくなって、俺が欲しくてたまらなかった形になった。
「美那・・欲しい・・・俺の奥まで挿れて・・・」
俺は一人で散々弄んでいたアナルを彼に向けて広げてみせた。
彼が欲しくてたまらなかった。身体は欲情して叫び出しそうなほどに、彼を求めている。
「創生、こんなことされたら・・優しくできない・・・・お前を傷つけたくない・・・」
美那は誠実で優しい。本気で俺を愛しているんだって、痛いくらいに分かった。
本当は全部わかっていた。
「ひどくしていいから・・・俺・・美那にめちゃくちゃに犯されたい・・・っ」
自分の口から出た言葉とは思えなかった。
美那はすぐに俺の中へ、大きなペニスを差し込んで、俺が欲しかった快楽を与えてくれた。
「あ~~~っ、イイ・・・イイ・・・美那ぁ・・・」
俺は生まれて初めて、汚い欲望全てを彼に曝け出して乱れた。
こんなに興奮したのは初めてだった。
最初のセックスの時に恥ずかしくて押し込めた性欲を全部彼に曝け出して、何度も何度も彼にペニスを突っ込まれて射精した。
「創生・・・創生・・・・中に出していいか・・っ・・あ・・・」
激しく腰を振りながら彼が律儀にもそんなことを聞いてくる。
「奥に・・・俺の奥に・・・いっぱい注いで・・・っ美那ぁ・・・・イク・・・イクゥ・・・ッ!!」
「創生・・・っ・・・出るッ・・・!!!」
射精している間、彼がずっとエッチな声で呻いていて、俺はまた欲情してしまった。
20
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説



【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる