突然終わる物語


脳内にある人生の記憶を、電子化し保存する技術が発達した世界。
死を迎えると人生は電子化され、Storyとして保管されるようになった。

Storyを保管し、管理する組織、Story管理局(通称スト管)。

事件や事故死などの、「謎の死を遂げた人物」のStoryに入り込み捜査を行う、Story捜査班。

能力者たちが活躍する組織だ。


スペクテイター(傍観者)→過去に何があったのか、Storyを映像として見ることができる能力者

リアリティ→対象に入り込み、シンクロすることで、感情や意識まで読み取ることができる能力者


主人公のユーリは、15歳の少年ながら「200%シンパシー」と称され、対象の潜在意識にまで入り込み心理分析を行う、リアル越えのリアリティとして名高い能力者。


Storyに入り込むためには、原則として、仮想空間に入り込むための機械が必要とされていたが、

機械を使わず時空の扉を開くことができる新たな能力者newtypeが現れ、秩序を乱し始めた。


そんな中、世界の著名人が相次いで謎の死を遂げる事件が発生。

Storyに入り込み捜査を進めるユーリだったが、著名人たちが死の直前、同じロゴマークを見ていることに気付く・・・・。


捜査班の仲間達と共に捜査を続けるユーリの前に、
次々と現れる能力者たち。

この世界の謎が明らかになってゆく。

リライター→Storyを書き換えることができる、能力者。

デヴァステイター→Storyをなかったことにする。消去できる能力者。破壊者。


など、新たな能力者たちが世界を破滅に導こうと動き出す。

謎の組織「糸を紡ぎしものたち」の目的とは・・・?


世界と、亡き者たちのStoryを守ることが出来るのか???




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