【※R-18】美男子マニアック

『調教』（SIDE 莉恩）

「なぁ、お前って誰のでもこんなに美味そうにしゃぶるわけ？」

「ぐはっ・・・う・・ッ・・・うぇっ・・」

喉奥にペニスを押し込まれ、涙や精液で顔をぐちゃぐちゃに汚される。
髪を鷲掴みし腰を振る進藤しんどうは、俺が人間であることを忘れたように、容赦がない。

「せっかくの綺麗な顔が台無しだねぇ・・莉恩りおん。」

俺の苦しむ姿を見て彼は、満足そうに冷酷な笑みを浮かべる。

「ほら、もっと素直になって俺の精子欲しがってよ。」

「誰が・・っ・・・お前の・・なんて・・っう・・・ッ」

「俺の精液まみれになって、こんなに勃起してるのに？」

一番最悪なのは俺の身体が、この男に調教されつつあることだった。

「やめ・・・ッ・・・進ど・・う・・・・っ・・・」

「ほんと生意気だよねぇ。俺のが欲しくてたまらないくせに、まだ反抗すんの？」

バチンバチン、と顔にペニスを打ち付けられる屈辱。

「ほら、お前のココ、こんなになってるよ？我慢汁垂れ流して、パンパンにしてるくせに、まだ俺を拒むんだ？」

ゾクゾクゾク・・・・！

恍惚の笑みを浮かべ、俺を見下ろす悪魔のような顔。
蔑さげすむような彼の視線に犯され、俺は堪えきれず思い切り射精した。

ビュルルルっ・・・ビュッ・・・・ビュク・・・ビュクン・・・！！

「はは・・・お前って本当最高だよ、莉恩。触られてもないのに、イッちゃったんだ？」


地獄みたいなこの世界で、生きる理由は何だろう。
拒むことのできない肉体の快楽から、嫌というほど俺は生を実感する。

いつから自分の人生が、こんなふうに狂ってしまったのか。
思い出すのも、嫌になる。

「お前、貴族の出なんだって？俺はお前を一目見てわかったよ。」

「・・っうるせぇ・・・黙れ・・・っ」

「お前は最高に、汚し甲斐があるオモチャだよ。俺の可愛い莉恩。」

気持ち悪いほどに甘ったるい彼の声は、まるでこの世の終わりを告げる音のように、いつまでも不気味に響いていた。