【※R-18】パラレルワールドのゲートを潜り抜けたら、イケメン兄弟に奉仕される人生が待っていた。

クラスメイト

（昨夜は蓮れんさんと柾まさきくん、すごかったなぁ・・・♡）

何度も身体を求められほとんど睡眠時間を取れなかったけれど、私は元気いっぱいだった。
イケメンに奉仕される時間は、睡眠なんかよりよっぽど癒し効果が高いらしい。

「なぁ、今いいか？明日、俺ら日直だろ？」

官能的な昨夜の情事を回想している最中に、突然話しかけられて驚く。

教室でクラスメイトに話しかけられるなんて初めてだ。
不良で有名な泰斗たいとといつも一緒にいるせいか、普段は誰も話しかけてこないのに。

「転校してきたんだよな？俺は水森みずもり 一馬かずま。よろしく。」

（な、何このイケメン・・・？！こんなカッコイイ男子うちのクラスにいたの・・？！）

目鼻立ちがはっきりとした爽やかなイケメンが、こちらへ手を差し出している。
物おじしないはっきりとした口調、誠実な性格が滲み出ている彼は、紳士的な印象の色男だった。

これほど目立つルックスの男性に、どうして今まで気が付かなかったのだろう。
笑顔で握手を求める彼に、思わずボーッと見惚れる。

「あ、よろしくね。繭まゆって呼んで。」

「俺も一馬でいい。みんなそう呼んでる。」

「か、一馬君、、よろしく。」

（爽やか系のイケメン、、いいなぁ・・・♡エッチな姿なんて想像できない正統派美男子だけど、ベッドではどんな感じなんだろう・・・♡）

すぐにいやらしい妄想を繰り広げるのは私の悪い癖だ。

「繭になんか用かよ？」

教室に戻ってきた泰斗たいとが、私と一馬の間に割って入る。
椿つばきの教室に行っていた彼は、私を迎えに教室に戻ってきたらしい。

「扇おうぎ、明日の日直の打ち合わせだよ。」

泰斗の威圧的な態度にもまるで気にする様子を見せず爽やかに答えると、一馬は私を見てにっこりと笑った。

「8時に教室で。じゃあ二人とも、また明日な。」

（一馬君・・・かっこいい・・・・♡）


「なぁ、繭・・・お前水森に見惚れてたよなぁ？」

「え？そ、そんなことないよ・・・！」

思い切り図星だった。水森一馬の爽やかな微笑みに、思い切りやられていたのだ。

「いや、絶対ぇ見惚れてた。なんだよお前、ああいう男がタイプか？」

「ちが、、泰斗く・・ん・・・っ」

顎を掴まれて、噛み付くようなキス。
彼は嫉妬深いらしい。

「悪かった。俺の奉仕が足りないみたいだな。他の男に目移りできねぇように、今夜たっぷり可愛がってやるよ。」

腰に腕を回し、耳元で甘く囁く。

（泰斗君、、、エロ過ぎ・・・・・っ）

私はすでに彼の身体が欲しくてたまらない気持ちになっていた。