【※R-18】Doctors!

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『背徳感』(SIDE 角 静)※R-18  ドS医学生XドM心臓外科医 医学生X兄の元恋人

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~~~~登場人物~~~~


♡角 静(すみ しずか) 26歳 

心臓外科医。
ベージュ色のサラサラヘア。腰までの長髪を後ろで一つに纏めている。
女性のようにきめ細かい白肌、繊細で綺麗な顔立ち。細身の高身長。
若き天才心臓外科医として脚光を浴びる。
年上の中年男が好み。
普段は敬語で穏やかに話すが、本性は毒舌で攻撃性がある超ドS男。


♡杉本 篤志(すぎもと あつし)50歳 

心臓外科医。医学部教授。
誠実、温厚で、信頼の厚い優秀な医師。
グレーヘアで、髭が似合うダンディな男。スーツ姿が様になるイケオジ。
妻子持ち。二人の息子も医師として働いている。


♡山河 乙矢(さんが おとや) 28歳

角の兄の同級生で、兄の元恋人。薬剤師。
静のことを好きになってしまい、恋人を捨て、身体の関係を迫った。
静の恋人になりたいと願っている。
茶髪。真ん中分け。肩までの長さの髪を後ろで結えている。
清純そうに見えるが、情熱的で淫ら。

~~~~~~~~~~




『背徳感』(SIDE 角 静)


心臓外科医になることを決めたのは、全くのなりゆきだった。
その当時、目をかけてくれていた医学部の教授が心臓外科医だったから。
それだけの理由。

私の家は代々医者の家系で、生まれた瞬間から医者になることは決まっていた。
どの科でも構わないと思っていたけれど、手先の器用さには自信があったので、外科が良いと漠然と思っていた。

私は年上の男が好きだ。
年上で、地位も名誉もある大人の男。普段は偉そうで、弱みを見せない男であればより良い。
そんな男が情けない姿を曝け出し、自分に縋り付いてくる様子を想像するとたまらなく興奮してしまう。

心臓外科の教授、杉本篤志。
手術の腕は一流。人柄もよく、温厚、誠実。
他の医師たちからも、患者からも評判の良い、聖人と言われるような人物だった。

彼は成績優秀な私を目にかけ、可愛がってくれた。
ことあるごとに研究室に呼び出し、特別指導をするほどだ。
彼は私を教育することに燃えていた。


「静、君の髪はとても綺麗だな。」

いつもは真面目で誠実な教授が、その日突然豹変した。
研究室でいつものように文献を読んでいた私に背後から近づき、髪に触れてきたのだ。

角君。
普段は他の学生たちと同じように、苗字で呼ぶはずの彼が。

「気安く触らないでいただけますか。」

私が冷たい視線でそう言うと、彼は歓喜の表情を浮かべ、私を熱く見つめてきた。


私は中学生の頃にはすでに、自分がS気質であることに気付いていた。
権力のある男や、自信満々で生きているような男を跪かせ、罵ることに興奮を覚える。
焦らし続け、言葉で責め立てて、相手が泣いて懇願するのを見たい。
そんな歪んだ欲求が、自分の中で暴れ回り、どんどん膨らんでいった。

「静、私は君に夢中になってしまったよ。」

媚びるような彼の目。彼は私の手を取り、いやらしい手つきで撫で回す。
私はぞくりと肌が震えるのを感じた。

生まれて初めてこの乱暴な欲求が満たされる場所が見つかったのだ。
気持ちが昂り、本能が揺さぶられるような欲求に身を任せる。


「お願いだ。君のその美しい目で、私を犯してくれ。」


彼は妻子のある身で、今まで家族を裏切ったことは一度もないと言った。
私がどれほど特別な人間であるのかを語り、誠実に生きてきた彼が道を踏み外してでも手に入れたい価値があるのだと熱弁した。

大切にしてきたものを全て投げ打ってでも、私と性的な関係を持ちたい。
そう懇願してきたのだ。

私はその背徳感に、たまらなく興奮してしまった。

彼が権力や地位、家族や信頼を失ってでも手に入れたいもの。

手に入るはずもないのに。
懇願する彼を痛めつけてやりたいと思った。

この乱暴な欲求は一体どこから来るのだろう。
自分の性癖を何故と問うてみても、本能なのだから仕方ない。


彼は私をホテルの部屋へ連れ込むなり、その汚らわしい本性を曝け出した。

「静・・・・君のその美しい指で、私のモノを扱いてくれないか。」

シャワーを浴びて、バスローブに身を包んだ彼は、ベッドに寝転んで息を荒げている。

彼の股間はすでにバスローブを押し上げるほどに屹立していた。

「そんな汚いものに触れと言うんですか?」

ベッドサイドに立った私は、彼のいやらしく立ち上がったモノを足で思い切り踏みつける。

「おぉ・・ッ、あ~・・・静・・・ぁ」

彼は恐ろしく気色の悪い声を上げて、足を広げた。

普段講義の場で見せる彼の理性的な表情が嘘のように、その顔は快楽に酔いしれている。
なんてだらしがない顔だ。

下から上へ向かって、ぐいと踏みつけると、彼は開いた足を震わせながら喘ぐ。

「うぉ・・ッあ~イイよ、静ぁ・・・あぁ」

学生たちに厳しく指導している時の彼の顔を思い浮かべた。
目の前にある彼の顔は、いやらしく快楽に歪み、性的欲求に支配されている。

興奮しきっている彼は、すぐに絶頂を迎えた。

「あ~静ぁ~イク~~出る・・・ツあぁ、出る~~~~ッ!!」

大きく股間を広げた教授は、私の足に踏みつけられながら、ビクンと大きく震えた。

精液が勢いよくビュビュッと上へ向かって発射される。

痙攣したように何度か精液が飛び出し、彼はその度に歓喜の声を上げた。



彼はそれ以上のことを私に要求したけれど、私は素っ気なく拒むことにした。
今すぐにでも彼の汚い穴の奥へ打ち込むこともできたけれど、焦らすことで苦しそうに焦がれる姿を楽しみたかったのだ。

その当時、私には他にセックスをする相手がいた。

山河さんが 乙矢おとや
私の兄の、元恋人だ。

彼は兄の部屋へよく遊びに来ていた。
何度か顔を合わせるうちに一方的に想いを寄せられ、彼は兄を振って私に関係を迫ってきた。

彼の自己犠牲に酔った歪んだ思考と兄の悔しがる顔が、それなりに私の性的欲求を刺激したので、気が向いた時に性処理のために利用するようになった。

「どうしたの、今日の静・・・激しい・・・っ」

私の上に馬乗りになった彼が、いやらしく腰をふる。
頭の中は、教授のことでいっぱいだった。

足で扱かれ射精した教授の、快楽にふける締まりのない顔。
私に縋り付くように懇願する、いやらしい中年男の肉体。


兄の元恋人の奥深くにペニスを突っ込みながら、教授の射精した瞬間を何度も頭の中でリピートする。

「静・・ぁ、激しい・・・っあぁ・・・イっちゃう・・・ぁぁ・・イク・・っ!!!」

鍛えていても中年男の肉体は、若い男とは違う独特のたるみがある。
衰えを感じさせる中年の肉体が、たまらなくそそるのだ。

「・・・ぅ・・ッ、出すぞ・・・っ・・・」

教授のことを考えながら、乙矢の中に射精する。
その背徳感がたまらなく私を満たしていった。





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