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婚約破棄?まぁ、良いですよ。貴方の役目は終わっていますので
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「マリア、お前はどうしてこんな簡単な仕事も出来ないんだ!」
マリアの婚約者ハルト伯爵が手に持つ杖で床をドン!と突く!!
「ごめんなさい。慣れないものが多くて、どうしても上手くこなすことが出来ないんです。」
マリアは床に頭をつけ、土下座して許しを請う。
「はぁ、こんなことは子供でも出きるぞ?フュルスト侯爵のたっての願いでお前と婚約したが、こんなことでは婚約破棄しなくてはいけないな。」
とても傲慢な笑みでマリアを見下し、ハルトは舌なめずりを、している。
そんなハルトにマリアは、
「そ、それだけは……。」
と、何度も何度も頭を下げる!
そんなマリアを見て、ハルトは、
「ふん!まぁ、お前はベッド上だけは満足いく仕事をすらから、フュルスト侯爵の顔を立てて、お前を屋敷に置くことくらいは許してやらんでもない……。」
ハルトは、とても、いやらしい目でマリアを見る。
「あ、ありがとうございます。で、でも、婚約は……。」
婚約をどうしても破棄されたくないマリアは、何度も確認する。しかし、
「破棄だ!お前の様なものが私の正妻では、私が社交界で恥をかくではないか!まぁ、この後のベッドで私を楽しませてくれるなら考えないでもない。」
そう言うと、ハルトは、マリアをベッドルームへと連れ込んだ!!
~~~~~二時間後~~~~
「ふぅ~、ふぅ~、今夜も中々良かったぞ。」
ハルトは満足そうに言う。
「で、では、婚約は……。」
やはり、婚約を破棄されたくないマリアがたずねると、
「ん?もうお前は飽きてきたしな……。やっぱり破棄だ。」
そう冷たく言い放つハルト。
すると、マリアは、
「そうですか……ザンネンデス。」
「ん?何だか話し方が変だぞ?」
マリアの様子が変わり、少し構えるハルト。
「イエ、コレガ、ホンライノワタシデス。」
バリバリと音を立てて、マリアの皮が剥がれ、その下から大きな蜘蛛が姿を現す!!
「ば!化物!」
ハルトはベッドから転げ落ちるように後退りする!!
「イヤデスワ。サッキマデアンナニハゲシクモトメテクダサッタノニ。」
「ぎ、ぎゃ~!だ、だれ………!」
ハルトが大声で助けを求めようとすると、マリアだったものから糸が吐き出され、ハルトの口を塞ぎ、全身を拘束していく!!
「アマリ、サワガレルトメンドウナノデ、ソレニ、モウアナタノヤクメモオワッタノデ、カタヅケサセテモライマスネ!」
「ん、んん!!ん~~!!」
ハルトはアタマから食べられてしまった!!
「ああ、美味しい!ハルト様、お腹の子の為にも良い栄養になって下さって、最後までありがとうございます。」
マリアは再び人の皮を被ると、お腹を撫でて、微笑むのでした。
マリアの婚約者ハルト伯爵が手に持つ杖で床をドン!と突く!!
「ごめんなさい。慣れないものが多くて、どうしても上手くこなすことが出来ないんです。」
マリアは床に頭をつけ、土下座して許しを請う。
「はぁ、こんなことは子供でも出きるぞ?フュルスト侯爵のたっての願いでお前と婚約したが、こんなことでは婚約破棄しなくてはいけないな。」
とても傲慢な笑みでマリアを見下し、ハルトは舌なめずりを、している。
そんなハルトにマリアは、
「そ、それだけは……。」
と、何度も何度も頭を下げる!
そんなマリアを見て、ハルトは、
「ふん!まぁ、お前はベッド上だけは満足いく仕事をすらから、フュルスト侯爵の顔を立てて、お前を屋敷に置くことくらいは許してやらんでもない……。」
ハルトは、とても、いやらしい目でマリアを見る。
「あ、ありがとうございます。で、でも、婚約は……。」
婚約をどうしても破棄されたくないマリアは、何度も確認する。しかし、
「破棄だ!お前の様なものが私の正妻では、私が社交界で恥をかくではないか!まぁ、この後のベッドで私を楽しませてくれるなら考えないでもない。」
そう言うと、ハルトは、マリアをベッドルームへと連れ込んだ!!
~~~~~二時間後~~~~
「ふぅ~、ふぅ~、今夜も中々良かったぞ。」
ハルトは満足そうに言う。
「で、では、婚約は……。」
やはり、婚約を破棄されたくないマリアがたずねると、
「ん?もうお前は飽きてきたしな……。やっぱり破棄だ。」
そう冷たく言い放つハルト。
すると、マリアは、
「そうですか……ザンネンデス。」
「ん?何だか話し方が変だぞ?」
マリアの様子が変わり、少し構えるハルト。
「イエ、コレガ、ホンライノワタシデス。」
バリバリと音を立てて、マリアの皮が剥がれ、その下から大きな蜘蛛が姿を現す!!
「ば!化物!」
ハルトはベッドから転げ落ちるように後退りする!!
「イヤデスワ。サッキマデアンナニハゲシクモトメテクダサッタノニ。」
「ぎ、ぎゃ~!だ、だれ………!」
ハルトが大声で助けを求めようとすると、マリアだったものから糸が吐き出され、ハルトの口を塞ぎ、全身を拘束していく!!
「アマリ、サワガレルトメンドウナノデ、ソレニ、モウアナタノヤクメモオワッタノデ、カタヅケサセテモライマスネ!」
「ん、んん!!ん~~!!」
ハルトはアタマから食べられてしまった!!
「ああ、美味しい!ハルト様、お腹の子の為にも良い栄養になって下さって、最後までありがとうございます。」
マリアは再び人の皮を被ると、お腹を撫でて、微笑むのでした。
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