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1・文乃
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彼のスマホがテーブルの上で震えている。いつの間にか着信音を消していたようだ。
バイブ設定にしたの?と何の気なしに訊くと
「ん。やばいサイト踏んだみたいで、架空請求とか詐欺メールとか増えてね。うるさいから」
と、にっこり笑った。
その後彼が席を外している間にメッセージ受信してスマホが震え、その瞬間にポップアップが表示された。
『週末の旅行、ホテルはダブルベッドの二泊でいい?(はぁと)(KISS)』
これ、架空請求?
まだ付き合い始めて一ヶ月なのに。
そんな人じゃないと思っていたのに。
彼と出会ったのは去年の秋。大学の選択必須講義がなぜか医学部と合同だった。まだ一般教養の講義ばかりとは言え、私のいる文系学部と医学部とでは教授陣も違うし学部棟も離れていて、多分これまですれ違ったこともない。
初めて教室に入った時、文系の同じクラスにいる男子たちとちょっと違った雰囲気の集団を見て、少し怯んだ。全体的に背が高く身体も大きい印象で、しかも声も大きい。理系というより体育会系のように見える。その集団が私たちを値踏みするようにじろじろ見回してきて嫌な気分にもなった。
そんなふうに私は目を逸らしていたのだけれど、一緒にいた友達は違った。
「ちょっともーさすが医学部!レベル高いんですけど!見て見てイケメン揃い!」
私の腕を掴んで興奮気味にそう囁く。
イケメン?と顔を上げると、他の友人たちも同じように頬を染めて男子集団に秋波を送っていた。
大柄な集団が怖くて目を逸らしていたのだけれど、みんなが見ているなら大丈夫かな?と私もその集団を改めて眺めてみた。よくよく眺めてみると、そんなに怖くない。集団と言っても20人程で、大柄と言っても半数は普通か小柄で、イケメンと言ってもそれ程……、
と、そんな評価をする前に、私は彼に目を奪われていた。
多分、集団の中で三番目くらいに背が高く結構がっしりしていて、色白で鼻筋が通ってて目と眉毛も綺麗にすっきりシンメトリーで、髪が多くて上手く抑えられない様子なのが愛嬌。ブルージーンズとモノトーンのシャツとパーカー。シンプルな色と服が彼の顔の綺麗さと身体のバランスの良さを引き立てている。
そんな彼を私は凝視していたけれど、彼は横の友達とずっと話していた。私たちの方を見てはいなかった。そのことにも私は好感を持った。だって他の男子は私たちを値踏みしていたのだから。ちょうど私たちのように。彼がそういう輩じゃないことが嬉しかった。
つまり私は彼に一目惚れをしていた。
こんなことは生まれて初めてだった。
その後半年間、週に一度のその講義で私は常に彼の姿が見える後ろの方の席に座り彼を一時間半眺めて満足していた。
段々寒くなっていく季節に合わせ、シンプルに軽めだった彼の服装も徐々に厚くなっていくけれど、手足が長いので何を着ても似合う。やはりダーク系のモノトーンが多く、白い肌が映える。
いつも同じメンバーで集まり、男同士でばかりつるんでいる。その中でもリーダー的な存在ではなく主に聞き役のような立場みたい。
一層冷え込み雪が降り始めた頃に、彼は髪をばっさり切ってきた。寒くなってから切るなんて、ちょっと変な人?と思いつつ見ていたら、やはり寒いみたいでマフラーを首にグルグル巻きにしていた。
次の週にはニット帽を被ってきた。きっと髪の毛切って失敗したなんて思ってるんだろうな、と愉快な気持ちになる。
でも、髪を切った彼はその前よりもずっとかっこよくなっていた。私の周囲の友達もこそこそとそんな噂話をしていた。気付かなかったけどあの子超イケメンじゃない?とか。それを聞いてちょっと誇らしい気持ちになる。可笑しな話だけど。
そんな夢のような半年間はあっという間に過ぎ去った。
最後の講義の後に、この後みんなで集まろう!という企画が持ち上がったが、彼は笑って断っていた。
彼がいないのなら、意味がない。だから私も断った。
その日を最後に、もう二度と会うことはないのだと思った。
こんなに心が躍る甘く楽しい日々は、これでお終い。
青春が過ぎていったような寂しい悲しい気持ちだった。
その最後の日から二ヶ月後。季節は春の月曜日の夜。
彼が私のアルバイト先の書店にふらりと入ってきた。
私が気付いた時はもうレジ横を通り過ぎていて後ろ姿しか見えなかったのだが、はっきりと彼だと分かった。半年間その後ろ姿を見詰め続けてきたのだから間違えるはずがない。
こんな偶然があるんだ、と嬉しくて涙が出そうにもなった。
でも、彼が覚えているかどうかは分からない。期待しないでおこう。と思いつつも、嬉しくて顔が笑ってしまう。
そして彼がレジに本を一冊持って来た。私はその気配だけでもう顔を上げられない。でも嬉しくて顔は笑ったまま、いらっしゃいませ、といつもよりも1トーン高い声を出して雑誌のバーコードを読んだ。スマホ決済してもらい雑誌を袋に入れて、また高い声でありがとうございました、と言った後に、やっと顔を上げた。
彼は、困ったような、訝しげな顔で、私を見詰めていた。
その顔には、「見たことある」と書いてある。
嬉しくて、気持ちを抑えたかったんだけど全然だめで、満開の笑顔になってしまい、「そうです。顔見知りです。半年間同じ講義受けてましたよ」という意味で、一度頷いた。
すると彼も少し笑い、小さく何度か頷いた。
きっと通じた。私のことを覚えていた。そのことだけで天にも昇る気持ちで、バイトが終わってから急いで帰って寮の友達みんなに言いふらした。ただのラッキーな偶然だと思ったから。この後続くなんて思わなかったから。次の日になって学校に行ってもまだ浮かれて言いふらしていた。
そしてその次の日。また書店のバイトに向かった。一日おきのシフトでいつも通りに時間前に事務所に行ってエプロンを着けて階段を降り、レジに入ろうとすると横から声を掛けられた。
「あの、講義で、一緒でしたよね?」
少しざらついた低い声。
初めて聞く声で、振り向くとすぐ横にあの彼が立っている。
嘘。
あまりに信じられず、すっかり驚いて呆然と彼を見上げた。
その彼は怒ったような表情で続けた。
「昨日も、この時間に来たのに、いないから」
「レジの人に昨日の子は今度いつ入るのか訊いても教えてくれなくて」
「だから今日も来たんだ。昼にも来た」
怒った顔をしているから、怒られるのかと思った。だから、どうして、と口にしていた。
すると彼があっさり言った。
「会いたかったから」
嘘。嘘。
こんなことが私に起こるなんて。
呆然と彼を見上げていたら、早くレジ入って!と店員さんに叱られ、急いでレジに回った。
「……あの人だよ。昨日君のシフト教えてくれなかったの」
レジのカウンターを挟んで彼が小声で文句を言ってから、
「何時に上がる?それまで、外で待ってる」
そう続けて夕暮れの外を指差した。書店の外で立ったまま何時間も待つなんて冗談だと思い、やっと笑って応えた。
「9時までだから、結構遅くなっちゃうよ」
「いいよ。今日逃すとまた会えなくなるから」
本気?と驚くと、近くから店員の咳払いが聞こえ、じゃ!と彼は慌てて店を出て行った。
そしてその後私は小言を一つもらった。ただそれも全然耳に入らなかった。
出入り口のガラスドアに目をやると、彼がスマホを見ながらずっと立っている。
ちょうど、半年間の講義で私が見続けていた角度に彼は立っていた。
本当にあの彼だ。
半年間見続けてきた彼が、今私を待ってあそこに立っている。
とは理解できるのだけれど、どうしても実感が持てない。それほどまでに私は長い間彼をアイドル視してきた。信じられないまま実感が持てないまま、時間が過ぎて書店は終業し、私は事務所を飛び出して彼の元に駆けて行った。
彼が待っていた。
彼が笑って手を片方上げた。
その彼を見たまま歩いて行って、1m前で止まった。
こんな近くに立つと、本当に背が高いことが分かる。肩幅も広く身体もそこそこ厚い。綺麗な顔立ちは暗くてはっきり見えなくても綺麗なまま。
本当に彼だ。
走ったせいだけでなく心臓が速い。顔が熱い。恥ずかしくて彼を直視できなくて息を切らせて私は俯いた。
「家まで送っていっていい?」
ざらついた低い声でそう訊かれて頷いた。
「でも君、彼氏いるよね?」
そう訊かれて、また頷いた。
それから、彼を見上げた。
「別れる。それから、あなたと向き合いたい」
息を整えてから私はそう言った。
バイブ設定にしたの?と何の気なしに訊くと
「ん。やばいサイト踏んだみたいで、架空請求とか詐欺メールとか増えてね。うるさいから」
と、にっこり笑った。
その後彼が席を外している間にメッセージ受信してスマホが震え、その瞬間にポップアップが表示された。
『週末の旅行、ホテルはダブルベッドの二泊でいい?(はぁと)(KISS)』
これ、架空請求?
まだ付き合い始めて一ヶ月なのに。
そんな人じゃないと思っていたのに。
彼と出会ったのは去年の秋。大学の選択必須講義がなぜか医学部と合同だった。まだ一般教養の講義ばかりとは言え、私のいる文系学部と医学部とでは教授陣も違うし学部棟も離れていて、多分これまですれ違ったこともない。
初めて教室に入った時、文系の同じクラスにいる男子たちとちょっと違った雰囲気の集団を見て、少し怯んだ。全体的に背が高く身体も大きい印象で、しかも声も大きい。理系というより体育会系のように見える。その集団が私たちを値踏みするようにじろじろ見回してきて嫌な気分にもなった。
そんなふうに私は目を逸らしていたのだけれど、一緒にいた友達は違った。
「ちょっともーさすが医学部!レベル高いんですけど!見て見てイケメン揃い!」
私の腕を掴んで興奮気味にそう囁く。
イケメン?と顔を上げると、他の友人たちも同じように頬を染めて男子集団に秋波を送っていた。
大柄な集団が怖くて目を逸らしていたのだけれど、みんなが見ているなら大丈夫かな?と私もその集団を改めて眺めてみた。よくよく眺めてみると、そんなに怖くない。集団と言っても20人程で、大柄と言っても半数は普通か小柄で、イケメンと言ってもそれ程……、
と、そんな評価をする前に、私は彼に目を奪われていた。
多分、集団の中で三番目くらいに背が高く結構がっしりしていて、色白で鼻筋が通ってて目と眉毛も綺麗にすっきりシンメトリーで、髪が多くて上手く抑えられない様子なのが愛嬌。ブルージーンズとモノトーンのシャツとパーカー。シンプルな色と服が彼の顔の綺麗さと身体のバランスの良さを引き立てている。
そんな彼を私は凝視していたけれど、彼は横の友達とずっと話していた。私たちの方を見てはいなかった。そのことにも私は好感を持った。だって他の男子は私たちを値踏みしていたのだから。ちょうど私たちのように。彼がそういう輩じゃないことが嬉しかった。
つまり私は彼に一目惚れをしていた。
こんなことは生まれて初めてだった。
その後半年間、週に一度のその講義で私は常に彼の姿が見える後ろの方の席に座り彼を一時間半眺めて満足していた。
段々寒くなっていく季節に合わせ、シンプルに軽めだった彼の服装も徐々に厚くなっていくけれど、手足が長いので何を着ても似合う。やはりダーク系のモノトーンが多く、白い肌が映える。
いつも同じメンバーで集まり、男同士でばかりつるんでいる。その中でもリーダー的な存在ではなく主に聞き役のような立場みたい。
一層冷え込み雪が降り始めた頃に、彼は髪をばっさり切ってきた。寒くなってから切るなんて、ちょっと変な人?と思いつつ見ていたら、やはり寒いみたいでマフラーを首にグルグル巻きにしていた。
次の週にはニット帽を被ってきた。きっと髪の毛切って失敗したなんて思ってるんだろうな、と愉快な気持ちになる。
でも、髪を切った彼はその前よりもずっとかっこよくなっていた。私の周囲の友達もこそこそとそんな噂話をしていた。気付かなかったけどあの子超イケメンじゃない?とか。それを聞いてちょっと誇らしい気持ちになる。可笑しな話だけど。
そんな夢のような半年間はあっという間に過ぎ去った。
最後の講義の後に、この後みんなで集まろう!という企画が持ち上がったが、彼は笑って断っていた。
彼がいないのなら、意味がない。だから私も断った。
その日を最後に、もう二度と会うことはないのだと思った。
こんなに心が躍る甘く楽しい日々は、これでお終い。
青春が過ぎていったような寂しい悲しい気持ちだった。
その最後の日から二ヶ月後。季節は春の月曜日の夜。
彼が私のアルバイト先の書店にふらりと入ってきた。
私が気付いた時はもうレジ横を通り過ぎていて後ろ姿しか見えなかったのだが、はっきりと彼だと分かった。半年間その後ろ姿を見詰め続けてきたのだから間違えるはずがない。
こんな偶然があるんだ、と嬉しくて涙が出そうにもなった。
でも、彼が覚えているかどうかは分からない。期待しないでおこう。と思いつつも、嬉しくて顔が笑ってしまう。
そして彼がレジに本を一冊持って来た。私はその気配だけでもう顔を上げられない。でも嬉しくて顔は笑ったまま、いらっしゃいませ、といつもよりも1トーン高い声を出して雑誌のバーコードを読んだ。スマホ決済してもらい雑誌を袋に入れて、また高い声でありがとうございました、と言った後に、やっと顔を上げた。
彼は、困ったような、訝しげな顔で、私を見詰めていた。
その顔には、「見たことある」と書いてある。
嬉しくて、気持ちを抑えたかったんだけど全然だめで、満開の笑顔になってしまい、「そうです。顔見知りです。半年間同じ講義受けてましたよ」という意味で、一度頷いた。
すると彼も少し笑い、小さく何度か頷いた。
きっと通じた。私のことを覚えていた。そのことだけで天にも昇る気持ちで、バイトが終わってから急いで帰って寮の友達みんなに言いふらした。ただのラッキーな偶然だと思ったから。この後続くなんて思わなかったから。次の日になって学校に行ってもまだ浮かれて言いふらしていた。
そしてその次の日。また書店のバイトに向かった。一日おきのシフトでいつも通りに時間前に事務所に行ってエプロンを着けて階段を降り、レジに入ろうとすると横から声を掛けられた。
「あの、講義で、一緒でしたよね?」
少しざらついた低い声。
初めて聞く声で、振り向くとすぐ横にあの彼が立っている。
嘘。
あまりに信じられず、すっかり驚いて呆然と彼を見上げた。
その彼は怒ったような表情で続けた。
「昨日も、この時間に来たのに、いないから」
「レジの人に昨日の子は今度いつ入るのか訊いても教えてくれなくて」
「だから今日も来たんだ。昼にも来た」
怒った顔をしているから、怒られるのかと思った。だから、どうして、と口にしていた。
すると彼があっさり言った。
「会いたかったから」
嘘。嘘。
こんなことが私に起こるなんて。
呆然と彼を見上げていたら、早くレジ入って!と店員さんに叱られ、急いでレジに回った。
「……あの人だよ。昨日君のシフト教えてくれなかったの」
レジのカウンターを挟んで彼が小声で文句を言ってから、
「何時に上がる?それまで、外で待ってる」
そう続けて夕暮れの外を指差した。書店の外で立ったまま何時間も待つなんて冗談だと思い、やっと笑って応えた。
「9時までだから、結構遅くなっちゃうよ」
「いいよ。今日逃すとまた会えなくなるから」
本気?と驚くと、近くから店員の咳払いが聞こえ、じゃ!と彼は慌てて店を出て行った。
そしてその後私は小言を一つもらった。ただそれも全然耳に入らなかった。
出入り口のガラスドアに目をやると、彼がスマホを見ながらずっと立っている。
ちょうど、半年間の講義で私が見続けていた角度に彼は立っていた。
本当にあの彼だ。
半年間見続けてきた彼が、今私を待ってあそこに立っている。
とは理解できるのだけれど、どうしても実感が持てない。それほどまでに私は長い間彼をアイドル視してきた。信じられないまま実感が持てないまま、時間が過ぎて書店は終業し、私は事務所を飛び出して彼の元に駆けて行った。
彼が待っていた。
彼が笑って手を片方上げた。
その彼を見たまま歩いて行って、1m前で止まった。
こんな近くに立つと、本当に背が高いことが分かる。肩幅も広く身体もそこそこ厚い。綺麗な顔立ちは暗くてはっきり見えなくても綺麗なまま。
本当に彼だ。
走ったせいだけでなく心臓が速い。顔が熱い。恥ずかしくて彼を直視できなくて息を切らせて私は俯いた。
「家まで送っていっていい?」
ざらついた低い声でそう訊かれて頷いた。
「でも君、彼氏いるよね?」
そう訊かれて、また頷いた。
それから、彼を見上げた。
「別れる。それから、あなたと向き合いたい」
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