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猫の日 当日夜 にゃー
しおりを挟む「これ…付けたまま、していいよね…」
ツウっとまた撫でられて、ビクリと震えた。
理性で返事するならダメって言いたい。
そんなの、そこそこ変態上級者のする事だと思う。
でも、彼の目を見たら頷く以外の選択肢は無い。
嬉しそうに笑った彼が、革の上からキスをする。
「猫さん…」
ちゅっ…
「僕の猫さん…」
ちゅっ…
「僕の大事な猫さん…」
これは…
「にゃー」
って鳴いた方がいいんだろうか、と思った時にはもう声に出していた。
途端に彼のキスが激しくなった。
「んっ…猫さんっ…僕のっ…奥さんっ…」
革の上から強く肌を吸われる。
絶対痕がついた
ってくらいにキツく。
やっぱり「にゃー」は彼のスイッチらしい。
なんて一瞬冷静に分析しかけたけど、乳首を強く吸われてすぐにそんな余裕は無くなった。
「んっ…やっ…ダメっ…」
「猫さん…挿れるよ…」
一気に挿れられて、驚きも相まって涙が滲む。
「…大丈夫?」
彼の余裕のない表情に、つい
「にゃー」
と返して奥を突かれた。
「んっ…ごめんっ…猫さんっ…とりあえず一回出させてっ…」
いつになく切羽詰まった様子の彼にしがみつく。
「猫さん、大好きっ…」
その言葉が嬉しくて、彼と一緒に「にゃー」ってイった。
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