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猫の日 2日前

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以前渡された衣装のうち、猫耳だけ引っ張り出してみた。
それを前に悩む。

猫耳…だけでいいのだろうか…。

この前彼は、猫耳にも興奮してたけど、エッチな下着にも身体を隠す役割を放棄しかけているメイド服にも興奮してた。
だったら、猫耳だけじゃ物足りないんじゃないだろうか。

ああいう服は恥ずかしいけれど、どうせなら彼に喜んで欲しい。
私がちょっと恥ずかしい思いをして、それで彼が喜んでくれるなら。
それでもいいかなって……


でも、具体的にどういうのが好きなんだろう。
前回のは、破廉恥過ぎるメイド服だった。
エッチ専門の。

あれと同レベルにエッチな物を、自分で調達するのは色々無理があるし、できれば避けたい。
それに、彼がそのつもりなら既に用意してあるだろうし。

……彼に用意された物を着る方が、心理的なハードルは低い。
…それはそれでダメージあるけれど、前回もかなりダメージ大きかったけど。

少なくとも、彼がそれを着た私を見たいって思ってくれてた事は確実だから。
彼が喜ぶ事は保証されてるから。
だからその分マシ…。


そう。だから…まず、確認しよう。
…猫の日に、何かするのか。

もし、する気が無ければそれでいいし…薮蛇で何かする事が確定する気はするけど、どうせいつもエッチな事自体はしてるし……

それで…何も用意して無ければ、前回の…あの服……着たっていいし…
どうせ2回目だ。

慣れ…たら絶対ヤバい服だけど、自分がアレを着れる事を私はもう知っている。
それを着てまた、彼の事を「ご主人様」って呼んで、語尾に「にゃ」って付けて喋ったっていいし……

彼が喜ぶなら、それくらい……全然全くお安い御用ではないけれど、でもするし…。


だから…とりあえず…確認…しよう……


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