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ポッキーの日6
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「胸をポッキーでしてっ…」
それしか選択肢がなくてそう言うと、彼はそこから口を離してくれた。
「ん…僕のエッチな奥さんのエッチな胸も、可愛がってあげる」
そう微笑むと、新たな一本を咥えた。
いや、二本咥えていた。
彼の笑顔に、ゾクリと背筋が震える。
彼の顔が、ゆっくりと近づく。
彼の咥えたポッキーのうち、一本の先端が私の乳首に触れた。
そのまま下に押される。
「んあっ…!」
腰が跳ねると彼が笑った。
いったんポッキーを胸から離して、口を動かして位置を調節している。
納得のいく位置になったのか、またポッキーが近づいてくる。再び乳首に触れて…
今度は、二本のポッキーで挟み込むようにされた。グリグリと、彼が口を動かすたびに振動が伝わる。
「っ…やぁあっ…」
涙目で睨むと、
「胸を弄って欲しいって言ったのは君でしょ?」
って笑われて。
「僕とポッキーで可愛がってあげるから」
って両手首を押さえつけられた。
「ね、僕の奥さん?」
にっこり笑う彼からは逃げられない。よくわかってる。
その後、二本のポッキーで左右の乳首を同時に責められたり、胸やお腹をポッキーでそっと撫でられたり、乳首の根元を執拗に責められたりした。
今は、ベッドの上に座った彼に跨って両腕で抱きついて、胸を彼に擦り付けている。…背中をポッキーで撫でられながら。
ちなみにまだ、挿れてもらえてない。
「んっ…やあっ…もうやあっ…」
泣いて訴える。
でも彼は、私の耳をパクリと咥えて笑った。
「何が嫌なの?ポッキーに責められて、とっても気持ち良さそうにしてる僕のエッチで可愛い奥さん?」
「んあっ…もうやっ…ちゃんと触ってっ…」
もどかしい。
と言うか、私を責めているのはポッキーじゃなくて彼だ。
なのに
「……ポッキーに身体虐められるの気持ちいい癖に」
唐突に暗い嫉妬を覗かせる彼。
もう…本当にバカ。
おかしな嫉妬をするくらいなら、小道具なんて使わなければいいのに。
「………今度は何?特大ポッキーで中を虐めて欲しい?それとも極細ポッキーで胸も背中もお臍も責められたい?」
………無機物に本気で嫉妬したりして。
本当にバカで……大好き。
「もう…あなたがちゃんと触って」
囁いたら、彼の手の中のポッキーがバキリと全部折れた。
それしか選択肢がなくてそう言うと、彼はそこから口を離してくれた。
「ん…僕のエッチな奥さんのエッチな胸も、可愛がってあげる」
そう微笑むと、新たな一本を咥えた。
いや、二本咥えていた。
彼の笑顔に、ゾクリと背筋が震える。
彼の顔が、ゆっくりと近づく。
彼の咥えたポッキーのうち、一本の先端が私の乳首に触れた。
そのまま下に押される。
「んあっ…!」
腰が跳ねると彼が笑った。
いったんポッキーを胸から離して、口を動かして位置を調節している。
納得のいく位置になったのか、またポッキーが近づいてくる。再び乳首に触れて…
今度は、二本のポッキーで挟み込むようにされた。グリグリと、彼が口を動かすたびに振動が伝わる。
「っ…やぁあっ…」
涙目で睨むと、
「胸を弄って欲しいって言ったのは君でしょ?」
って笑われて。
「僕とポッキーで可愛がってあげるから」
って両手首を押さえつけられた。
「ね、僕の奥さん?」
にっこり笑う彼からは逃げられない。よくわかってる。
その後、二本のポッキーで左右の乳首を同時に責められたり、胸やお腹をポッキーでそっと撫でられたり、乳首の根元を執拗に責められたりした。
今は、ベッドの上に座った彼に跨って両腕で抱きついて、胸を彼に擦り付けている。…背中をポッキーで撫でられながら。
ちなみにまだ、挿れてもらえてない。
「んっ…やあっ…もうやあっ…」
泣いて訴える。
でも彼は、私の耳をパクリと咥えて笑った。
「何が嫌なの?ポッキーに責められて、とっても気持ち良さそうにしてる僕のエッチで可愛い奥さん?」
「んあっ…もうやっ…ちゃんと触ってっ…」
もどかしい。
と言うか、私を責めているのはポッキーじゃなくて彼だ。
なのに
「……ポッキーに身体虐められるの気持ちいい癖に」
唐突に暗い嫉妬を覗かせる彼。
もう…本当にバカ。
おかしな嫉妬をするくらいなら、小道具なんて使わなければいいのに。
「………今度は何?特大ポッキーで中を虐めて欲しい?それとも極細ポッキーで胸も背中もお臍も責められたい?」
………無機物に本気で嫉妬したりして。
本当にバカで……大好き。
「もう…あなたがちゃんと触って」
囁いたら、彼の手の中のポッキーがバキリと全部折れた。
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