【R18】新婚夫婦と洗濯機

彼の誕生日5 大好きだけど恥ずかしい

イった余韻でぼんやりする私の頬を、首すじを、彼が舐める。

「っ…んっ…」

「「食べて」って言われたら食べてあげないとね」

「んぅっ…」

私は言ってないっ…スリッパのウサギが言ってるだけなのにっ…ていうかそれだって彼のチョイスで…

「美味しいよ…君の肌…ほんのり甘くて…」

ぁっ…ダメっ…やだっ………
肌に浮いた汗を舐め取られて恥ずかしい。

「やっ…」

「ほら、逃げない」

乱暴ではないけれど、しっかり押さえつけられて逃げられない。

「ん…君の汗美味しい…」

「っ…汗っ…舐めるとかっ…やっ…」

変態ぽくて恥ずかしいから逃げたいのに、彼はふふっと笑った。欲望に染まった瞳。そんな目で見られると、つい動きが止まってしまう。

「ごめんね。可愛い君のこと、虐めたくてたまらない」

太ももに、彼の硬いあれが押しつけられた。
っ…彼が…興奮してる…
首すじを執拗に舐められる。

「君が恥ずかしがること、いっぱいしたい」

「っ…バカあっ…」

「ん…愛してる…僕の奥さん…今日は僕の誕生日だから…だからもうちょっとだけ…僕のしたいようにさせて？」

そんな風に言われたら、抵抗できなくなる…。きっと「もうちょっと」じゃすまないって、薄々気づいてるけど…。

もがくのをやめた私に、彼が嬉しそうに笑った。

「本当に可愛い。愛してる」

「ん……」

優しいキス。
更に力が抜けたところで、また肌を舐められる。汗を舐められてるんだってわかってるけど、もう抵抗できない。
でもやっぱりどうしても恥ずかしくて、身体が震えて涙が滲む。
そんな私に彼が微笑んだ。

「いっぱい恥ずかしいことして君を泣かせちゃいたいって、ずっと思ってた」