上 下
4 / 54

脱水はダメ

しおりを挟む
彼のモノが中に埋められた。奥を突く動きで、お尻を洗濯機にグッと押しつけられる。脱水の激しい振動が身体の中まで伝わってくる。
ぎゅっと目を瞑っても振り払えないその感覚に翻弄される。短い喘ぎ声が止まらない。

「っ…あっ…あっ…やっ…ぁあっ…」

「これ、気持ちいいの?」

笑った彼に、より強く洗濯機に押しつけられた。感じる振動も強くなる。
答えられない。
喘ぎ声しか出てこない。

恥ずかしい。
こんなのが気持ちいいなんて…

「やっ…ぁっ…ぁああっ…」

「バイブみたいだよね?」

緩く突きながら耳元で彼が楽しそうに囁く。

「君が恥ずかしがるからオモチャ使えないけどさ。こういう機械的な刺激も悪くないでしょ?」

首を横に振る。
認めたくない。
中までくる強い振動が気持ちいいなんて。
彼のアレに響いて気持ちいいだなんて。
あそこがきゅうきゅうと彼のモノを締めつけて蜜が溢れ出てしまっているから、きっと彼にはバレているけど。
それでも否定する。

彼がクスクス笑った。

「「気持ちいい」って言っていいのに」

洗濯機に押しつけるようにして何度も強く奥を突かれる。彼の有機的な動きと洗濯機の無機質な動き。その両方に責め立てられる。
激し…いっ…

あ…や…ダメ…これ…彼と洗濯機に責められてイっちゃうっ…
そんなの恥ずかしすぎるっ…

なんとか我慢しようとしたけどダメだった。快感が強すぎて。我慢した分快感が強まって。
抵抗虚しくイってしまった。
大きな声をあげて。
キツく締めつけた私の中で、彼も同時に果てた。

すすぎに変わった洗濯機の振動が、それでも私を緩く責め続ける。彼はもう私を抱きしめているだけなのに…。

彼のモノが抜かれて、ようやく洗濯機から離れることができた。
彼の胸にくたりと身を寄せる。彼にされてない時に、洗濯機を感じていたくなかった。

どうしよう…中…まだ…熱い…

腰が抜けて立てない私を、彼が洗濯機置き場に置いてある椅子に座らせてくれた。
肘掛けにぐったりともたれかかる。
身体…熱い…
頭…まだ…ぼーっとする…
身支度を整える彼をぼんやりと見つめる。身体のゾクゾクがおさまらない。

「いってきます」

彼の挨拶にコクリと頷いた。
声、ちょっと出ない…
…もし出たとしても、もう一回ってねだってしまいそう…

彼は私の状態を察したのか、くすりと笑うと私の頬に軽くキスして出かけて行った。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...