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出会い編
クパァ
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「ナナ…そろそろ…いいかな…」
「う…ん……」
タケルさんの興奮した声に、ドキドキしてしまう。
期待、してしまう…。
「じゃあ、横になって?はい、ゴローン」
「…ぅ……」
言われた通り、コロリと横になった。
「膝曲げて」
「うん…」
「脚は開いて」
「…うん…」
さっきと同じように、大きく開いた。
「ドキドキしてる?」
「うん…」
「俺もドキドキしてる」
「…っ…うん…」
嬉しい…一緒だ…
「ナナのエロい格好に凄く興奮してる」
「…っ……」
想像されてるっ…タケルさんに…
体温が上がる。
私も目を閉じて想像してみる。
タケルさんが…私をじっと見て…凄く興奮した顔で…私を見ている…恥ずかしい姿を晒している私を。
「キュウリ持って」
「うん…」
ああ…とうとう…
「ゴムも持って」
「うん…」
「つけられる?」
「うん…」
包装を破いてキュウリにつけた。
今からこれが自分の中に…そう思うと、凄く興奮する。
「つけ終わった?」
「うん…」
「じゃあそれは、いったん脇に置いて」
「………うん?」
ちょっと残念に思いながらも、言われた通りキュウリから手を離した。
クスリとタケルさんが笑う。
「…今すぐ挿れてもらえなくて残念?」
「っ…!!!」
何で分かるの!
顔が赤くなる。
けれど口をつくのは否定の言葉。
「違うっ…し…」
「そうなの?俺は今すぐナナに挿れたくてたまらないのに」
挿れてくれない癖にそんなことを言われて、もどかしさに身を捩る。
どうしよ…多分この動きも、音で伝わっちゃってる…。
またクスリと笑う声がした。
「そしたら、両手で左右に引っ張るようにクパァ」
「……っ…」
「ほら、クパァ」
さっきは断れたのに、今度は何故か言われた通りにしてしまった。
「クパァした?」
「……っ……ぅん……」
顔が熱い。
バカみたい。一人きりの部屋でこんな恥ずかしい格好……
タケルさんの存在を、とても意識してしまう。
「………もしかして、顔真っ赤?」
揶揄うような声に、更に赤くなる。
わかってるなら聞かないで欲しい。
「ねぇ、ナーナ」
笑ってる、でも優しい声。
「っ…うん」
「赤いんだ」
「……うん………」
「そんなに恥ずかしいのに、クパァしちゃってるんだ」
「っ…だってタケルさんがしてって!」
「うん。そうだね」
タケルさんがクスクス笑う。
「俺の為に、そんなに恥ずかしいことしてくれてるんだ」
凄く嬉しそうな声。
恥ずかしさをこらえてやった甲斐があった。けれど、でもこの格好で放置はやめて欲しい。
「っ…タケルさん…恥ずかしいから早くっ…」
「早く?…俺のを挿れて欲しいの?」
「っ…!!」
言い方!
「違うの?ならもうちょっと、恥ずかしがるナナを楽しみたいな」
「っ…タケル…さんっ……」
まるですぐそこで、タケルさんにこんなに淫らな格好をじっと見られているようで。
もうこれ…ダメ……
「タケルさん…お願い…」
縋るような声になった。
「何?ナナ」
「お願い…もう……」
「うん?」
「もう…中にっ……」
唐突に、タケルさんの声の調子が変わった。
「可愛いね、ナナは」
何だか凄く、男の人を感じさせるような声。
「俺のこれが中に欲しくて、そんな声出しちゃってるんだね」
興奮してる、声。
「……ここまで興奮するの、久しぶりかも」
ボソリと呟かれて、背筋がゾクリと震えた。
「ほら、ナナのクパァしてるところに当ててあげる。凄く硬くなってるの、分かる?」
片手を離して、キュウリを…タケルさんのアレをつかんだ。
片手で広げているそこに当てる。
ゴムの感触が粘膜に触れた。
広げている分だけ、普通よりも奥の方に。
…ゴムをつけたタケルさんのアレが
「んっ…」
腰を揺らしながら待つ。
挿れてくれるのを。
「俺のこれが欲しい?ナナ」
欲情した男の人の声。
それだけで煽られる。
「うん…っ…ちょうだいっ…」
誘う自分の、発情した声。
タケルさんの、荒い息。
「っ…ナナ…挿れるよ…ゆっくりね…」
「んっ…」
ゆっくりと、タケルさんのが中に挿入ってきた。
「先ずはさっき、いっぱいトントンしてあげた辺りを刺激してあげるね」
くちゅくちゅと、電話の向こうで音が響いた。
オナホ…使ってるのかな…私に挿れてるところ想像しながら…
興奮が高まって、同じ速度で手を動かす。
くちゅくちゅと凄い音がする。
腰が、その動きに答えるように前後に揺れる。
「あっ…はっ…あっ…タケルさんっ…」
「ナナ……少しずつ…深くしていくよ…」
「うんっ…」
くちゅくちゅと出し入れしながら、少しずつ、少しずつ奥へと移動させていく。
「気持ちいい?ナナ…」
「うんっ…気持ちいいっ…タケルさんのっ…」
ふふっと笑う声。
「じゃあ可愛いナナにはサービス。もっと大きく動いてあげる」
ぐちゃりぐちゃりと、入り口から奥の方まで抜いては突かれる。
「あっ…ふあっ…ぁあっ…イっちゃ…」
「いいよ。イきな」
「んぅうううううっ…」
イっても音は止まらない。
だから手を、止められない。
この手は今、タケルさんの身体だから…タケルさんは動きを止めてないから…
「んぅっ…タケルさっ…」
「可愛いよ、ナナ」
そんな言葉に、体温が上がる。
「んっ…ああっ…」
「もっと虐めてあげる」
ゾクゾクして、中がきゅっと締めつけてしまう。もっと、と期待してしまう。
タケルさんの動きが早くなった。
「タケルさんっ…ダメっ…」
「ダメじゃないでしょ?こんなに気持ちよさそうな音、立ててる癖に。ナナのここは「いい」って言ってる。「もっとして」って。違う?」
叱るように、更に動きが激しくなった。
「あっ…タケルさん…やだっ…あっ…凄っ…」
「可愛いよ。ナナ…」
ちゅうっとキスされる。
何度も。
キス…されながら…はっ…ダメ…
「ほら、ナナ。キスしながら気持ちよくなってイっちゃおうね?」
っ…やっ…本当にまた…イっちゃーー
「ぁああああっ…!」
ぐちゅり、と一際大きく突かれてイった。
でもタケルさんは止まらない。
「んっ…やっ…タケルさんっ…待っ…」
「イったの?ナナ」
「イった…イったの…だから…」
「ふふっ。よかったね」
「っ…」
「気持ちよかったんでしょ?」
「……っ…ぁっ…うん…」
「まだまだいっぱいイかせてあげるからね」
ぐちゃりと、音が変わった。
どうしよ…拒否できない…
「もっと俺に、ナナの可愛い声聞かせて」
「タケルさんっ…」
「ナナの甘え声可愛い…」
「んぅっ…」
「またイきそう?」
「ん…また…イっちゃい…そっ……」
「いいよ。我慢しないでイっちゃいな」
「んっ…んっ…んっ…んぅっ………!」
背筋が仰け反る。
でもタケルさんは止まらない。
イってきゅっと締まった中を、何度もタケルさんのものが往復する。
「ぁあっ…タケルさんっ…あっ…ぁあっ……」
恥ずかしい声が止まらない。
タケルさんが止まってくれないから。
「気持ちいいよ。ナナ…」
「私も…私も気持ちいいっ……」
タケルさんの動きが早くなった。
小刻みに中を突かれる。
「んっ…ダメっ…またイっちゃっ…」
次の瞬間、大きく突かれてまたイった。
「何回イった?ナナ」
「わかんな…わかんないっ…」
また小刻みな動きに戻った。
ダメ…それ…また限界がきちゃ…っ…
高まったところで再び大きく突かれて、またイった。
「タケルさんっ…」
「いいよ、ナナ…凄くいい…」
タケルさんの声に煽られる。
私は…凄く…いい…けど…でも…
「本っ…当…?」
少し不安げな声になってしまった。
本当に、私で気持ちよくなれてる?
「本当だよ…凄くいい…」
けれどタケルさんの興奮した声に、息づかいに、不安が消えていく。
「俺に抱かれて何度もイくナナ、凄くいい…」
身体が熱くなって、あそこがきゅうっと締まって、その中を突かれてまたイった。
タケルさんの動きは止まらない。
「イってるの?ナナ」
「うん…っ…イって…る…っ…あっ…ぁっ…ぁっ…」
どうしよう…凄く気持ちいい…
腰を浮かせて、タケルさんの動きに翻弄される。
そろそろタケルさんにもイって欲しーー
「もっともっとイかせてあげる」
その後、本当にまた何度もイかされた。
なのに、タケルさんはまだイってくれない。
「っ…タケルさんっ…お願いっ…イってっ…」
「………俺にイって欲しいの?ナナ」
低い声がお腹に響く。
それだけで気持ちいい。
「うん…イって欲しい…タケルさんに…」
もう…これ以上されたらおかしくなっちゃう…
「俺に…ナナの中でイって欲しいんだ?」
いつもなら、否定していたかもしれない。でも今は…
「イって欲しいのっ…タケルさんに私の中でイって欲しいのっ…」
言葉を素直に繰り返した。
もう解放して欲しくて。
あたま…おかしくなっちゃう…
「じゃあ、俺の言うこと一つ聞ける?」
何だろう…分からないけど…でも…頷かなければ終わらないことは伝わってきた。だから頷く。
「……うん…」
「何でも?」
確かめるような、タケルさんの低い声。
言うこと聞くって言えば…終わる…これ…終わらないと…おかしくなっちゃう…もう…これ以上されたら…本当に……
「っ…うん…聞く…聞くから…お願いっ…もうっ…タケルさん…」
「いい子だね、ナナ。もう少しだけ頑張って」
タケルさんの優しい声。
ちゅっとキスされて頷く。
「うん…タケルさん…」
想像の中のタケルさんにしがみついた。
その後、更に何回かイかされてから、やっとタケルさんもイった。
「う…ん……」
タケルさんの興奮した声に、ドキドキしてしまう。
期待、してしまう…。
「じゃあ、横になって?はい、ゴローン」
「…ぅ……」
言われた通り、コロリと横になった。
「膝曲げて」
「うん…」
「脚は開いて」
「…うん…」
さっきと同じように、大きく開いた。
「ドキドキしてる?」
「うん…」
「俺もドキドキしてる」
「…っ…うん…」
嬉しい…一緒だ…
「ナナのエロい格好に凄く興奮してる」
「…っ……」
想像されてるっ…タケルさんに…
体温が上がる。
私も目を閉じて想像してみる。
タケルさんが…私をじっと見て…凄く興奮した顔で…私を見ている…恥ずかしい姿を晒している私を。
「キュウリ持って」
「うん…」
ああ…とうとう…
「ゴムも持って」
「うん…」
「つけられる?」
「うん…」
包装を破いてキュウリにつけた。
今からこれが自分の中に…そう思うと、凄く興奮する。
「つけ終わった?」
「うん…」
「じゃあそれは、いったん脇に置いて」
「………うん?」
ちょっと残念に思いながらも、言われた通りキュウリから手を離した。
クスリとタケルさんが笑う。
「…今すぐ挿れてもらえなくて残念?」
「っ…!!!」
何で分かるの!
顔が赤くなる。
けれど口をつくのは否定の言葉。
「違うっ…し…」
「そうなの?俺は今すぐナナに挿れたくてたまらないのに」
挿れてくれない癖にそんなことを言われて、もどかしさに身を捩る。
どうしよ…多分この動きも、音で伝わっちゃってる…。
またクスリと笑う声がした。
「そしたら、両手で左右に引っ張るようにクパァ」
「……っ…」
「ほら、クパァ」
さっきは断れたのに、今度は何故か言われた通りにしてしまった。
「クパァした?」
「……っ……ぅん……」
顔が熱い。
バカみたい。一人きりの部屋でこんな恥ずかしい格好……
タケルさんの存在を、とても意識してしまう。
「………もしかして、顔真っ赤?」
揶揄うような声に、更に赤くなる。
わかってるなら聞かないで欲しい。
「ねぇ、ナーナ」
笑ってる、でも優しい声。
「っ…うん」
「赤いんだ」
「……うん………」
「そんなに恥ずかしいのに、クパァしちゃってるんだ」
「っ…だってタケルさんがしてって!」
「うん。そうだね」
タケルさんがクスクス笑う。
「俺の為に、そんなに恥ずかしいことしてくれてるんだ」
凄く嬉しそうな声。
恥ずかしさをこらえてやった甲斐があった。けれど、でもこの格好で放置はやめて欲しい。
「っ…タケルさん…恥ずかしいから早くっ…」
「早く?…俺のを挿れて欲しいの?」
「っ…!!」
言い方!
「違うの?ならもうちょっと、恥ずかしがるナナを楽しみたいな」
「っ…タケル…さんっ……」
まるですぐそこで、タケルさんにこんなに淫らな格好をじっと見られているようで。
もうこれ…ダメ……
「タケルさん…お願い…」
縋るような声になった。
「何?ナナ」
「お願い…もう……」
「うん?」
「もう…中にっ……」
唐突に、タケルさんの声の調子が変わった。
「可愛いね、ナナは」
何だか凄く、男の人を感じさせるような声。
「俺のこれが中に欲しくて、そんな声出しちゃってるんだね」
興奮してる、声。
「……ここまで興奮するの、久しぶりかも」
ボソリと呟かれて、背筋がゾクリと震えた。
「ほら、ナナのクパァしてるところに当ててあげる。凄く硬くなってるの、分かる?」
片手を離して、キュウリを…タケルさんのアレをつかんだ。
片手で広げているそこに当てる。
ゴムの感触が粘膜に触れた。
広げている分だけ、普通よりも奥の方に。
…ゴムをつけたタケルさんのアレが
「んっ…」
腰を揺らしながら待つ。
挿れてくれるのを。
「俺のこれが欲しい?ナナ」
欲情した男の人の声。
それだけで煽られる。
「うん…っ…ちょうだいっ…」
誘う自分の、発情した声。
タケルさんの、荒い息。
「っ…ナナ…挿れるよ…ゆっくりね…」
「んっ…」
ゆっくりと、タケルさんのが中に挿入ってきた。
「先ずはさっき、いっぱいトントンしてあげた辺りを刺激してあげるね」
くちゅくちゅと、電話の向こうで音が響いた。
オナホ…使ってるのかな…私に挿れてるところ想像しながら…
興奮が高まって、同じ速度で手を動かす。
くちゅくちゅと凄い音がする。
腰が、その動きに答えるように前後に揺れる。
「あっ…はっ…あっ…タケルさんっ…」
「ナナ……少しずつ…深くしていくよ…」
「うんっ…」
くちゅくちゅと出し入れしながら、少しずつ、少しずつ奥へと移動させていく。
「気持ちいい?ナナ…」
「うんっ…気持ちいいっ…タケルさんのっ…」
ふふっと笑う声。
「じゃあ可愛いナナにはサービス。もっと大きく動いてあげる」
ぐちゃりぐちゃりと、入り口から奥の方まで抜いては突かれる。
「あっ…ふあっ…ぁあっ…イっちゃ…」
「いいよ。イきな」
「んぅうううううっ…」
イっても音は止まらない。
だから手を、止められない。
この手は今、タケルさんの身体だから…タケルさんは動きを止めてないから…
「んぅっ…タケルさっ…」
「可愛いよ、ナナ」
そんな言葉に、体温が上がる。
「んっ…ああっ…」
「もっと虐めてあげる」
ゾクゾクして、中がきゅっと締めつけてしまう。もっと、と期待してしまう。
タケルさんの動きが早くなった。
「タケルさんっ…ダメっ…」
「ダメじゃないでしょ?こんなに気持ちよさそうな音、立ててる癖に。ナナのここは「いい」って言ってる。「もっとして」って。違う?」
叱るように、更に動きが激しくなった。
「あっ…タケルさん…やだっ…あっ…凄っ…」
「可愛いよ。ナナ…」
ちゅうっとキスされる。
何度も。
キス…されながら…はっ…ダメ…
「ほら、ナナ。キスしながら気持ちよくなってイっちゃおうね?」
っ…やっ…本当にまた…イっちゃーー
「ぁああああっ…!」
ぐちゅり、と一際大きく突かれてイった。
でもタケルさんは止まらない。
「んっ…やっ…タケルさんっ…待っ…」
「イったの?ナナ」
「イった…イったの…だから…」
「ふふっ。よかったね」
「っ…」
「気持ちよかったんでしょ?」
「……っ…ぁっ…うん…」
「まだまだいっぱいイかせてあげるからね」
ぐちゃりと、音が変わった。
どうしよ…拒否できない…
「もっと俺に、ナナの可愛い声聞かせて」
「タケルさんっ…」
「ナナの甘え声可愛い…」
「んぅっ…」
「またイきそう?」
「ん…また…イっちゃい…そっ……」
「いいよ。我慢しないでイっちゃいな」
「んっ…んっ…んっ…んぅっ………!」
背筋が仰け反る。
でもタケルさんは止まらない。
イってきゅっと締まった中を、何度もタケルさんのものが往復する。
「ぁあっ…タケルさんっ…あっ…ぁあっ……」
恥ずかしい声が止まらない。
タケルさんが止まってくれないから。
「気持ちいいよ。ナナ…」
「私も…私も気持ちいいっ……」
タケルさんの動きが早くなった。
小刻みに中を突かれる。
「んっ…ダメっ…またイっちゃっ…」
次の瞬間、大きく突かれてまたイった。
「何回イった?ナナ」
「わかんな…わかんないっ…」
また小刻みな動きに戻った。
ダメ…それ…また限界がきちゃ…っ…
高まったところで再び大きく突かれて、またイった。
「タケルさんっ…」
「いいよ、ナナ…凄くいい…」
タケルさんの声に煽られる。
私は…凄く…いい…けど…でも…
「本っ…当…?」
少し不安げな声になってしまった。
本当に、私で気持ちよくなれてる?
「本当だよ…凄くいい…」
けれどタケルさんの興奮した声に、息づかいに、不安が消えていく。
「俺に抱かれて何度もイくナナ、凄くいい…」
身体が熱くなって、あそこがきゅうっと締まって、その中を突かれてまたイった。
タケルさんの動きは止まらない。
「イってるの?ナナ」
「うん…っ…イって…る…っ…あっ…ぁっ…ぁっ…」
どうしよう…凄く気持ちいい…
腰を浮かせて、タケルさんの動きに翻弄される。
そろそろタケルさんにもイって欲しーー
「もっともっとイかせてあげる」
その後、本当にまた何度もイかされた。
なのに、タケルさんはまだイってくれない。
「っ…タケルさんっ…お願いっ…イってっ…」
「………俺にイって欲しいの?ナナ」
低い声がお腹に響く。
それだけで気持ちいい。
「うん…イって欲しい…タケルさんに…」
もう…これ以上されたらおかしくなっちゃう…
「俺に…ナナの中でイって欲しいんだ?」
いつもなら、否定していたかもしれない。でも今は…
「イって欲しいのっ…タケルさんに私の中でイって欲しいのっ…」
言葉を素直に繰り返した。
もう解放して欲しくて。
あたま…おかしくなっちゃう…
「じゃあ、俺の言うこと一つ聞ける?」
何だろう…分からないけど…でも…頷かなければ終わらないことは伝わってきた。だから頷く。
「……うん…」
「何でも?」
確かめるような、タケルさんの低い声。
言うこと聞くって言えば…終わる…これ…終わらないと…おかしくなっちゃう…もう…これ以上されたら…本当に……
「っ…うん…聞く…聞くから…お願いっ…もうっ…タケルさん…」
「いい子だね、ナナ。もう少しだけ頑張って」
タケルさんの優しい声。
ちゅっとキスされて頷く。
「うん…タケルさん…」
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その後、更に何回かイかされてから、やっとタケルさんもイった。
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