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本編
28 エピローグ 夫は私を愛している…
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あれから強引に何度も、甘い夜を過ごさせられている。
……ひたすら恥ずかしいけれど、本気で嫌な訳ではないのを見破られているのかもしれない…。だって…嬉しいのは仕方がない…
一時、揶揄われているのではと、「妻」と上手くやる為の演技なのではと思ったりもしたけれど、
「私は好きでもない相手に、ここまで手をかけられる男ではない」
そう言われて。
確かに、ザーク様の趣味ではないであろう恋愛小説を、私の為に何冊も暗記するほど読んでくれたことを思い出して。
彼の瞳の奥に、熱と、私に対する愛情も見える気がしてしまって。
それに…
「私の宝玉」
もうすっかり定着してしまった呼び名。
甘い声で愛しそうにそう呼ばれると、口ごたえする気力なんて失くしてしまう。
素直に嬉しくなってしまう。
疑いたくなんて、なくなってしまう…。
ずっとそう呼ばれて、大事にされていたくなってしまう…
「愛しい私の宝玉。どうか私の全てを受け入れてくれ。私の想いも…私の身体も全て君の中に……」
ザーク様の言葉は、身の置き所がなくなるほど恥ずかしいけれど、どうしようもなく嬉しくなってしまう。
胸の奥がきゅっとなる。
ザーク様が言うままに、ザーク様の全てを受け入れたくなる。
ザーク様の言葉も行為も、思い返すたびに恥ずかしくてたまらなくなるけれど…。
……それでも確かに、ザーク様は私を愛してくれている。
それが、伝わってくる。
もう、疑いようもないほどに。
だからとても……幸せ……です…
------
本編完!
この後は舞台裏的なオマケです。
……ひたすら恥ずかしいけれど、本気で嫌な訳ではないのを見破られているのかもしれない…。だって…嬉しいのは仕方がない…
一時、揶揄われているのではと、「妻」と上手くやる為の演技なのではと思ったりもしたけれど、
「私は好きでもない相手に、ここまで手をかけられる男ではない」
そう言われて。
確かに、ザーク様の趣味ではないであろう恋愛小説を、私の為に何冊も暗記するほど読んでくれたことを思い出して。
彼の瞳の奥に、熱と、私に対する愛情も見える気がしてしまって。
それに…
「私の宝玉」
もうすっかり定着してしまった呼び名。
甘い声で愛しそうにそう呼ばれると、口ごたえする気力なんて失くしてしまう。
素直に嬉しくなってしまう。
疑いたくなんて、なくなってしまう…。
ずっとそう呼ばれて、大事にされていたくなってしまう…
「愛しい私の宝玉。どうか私の全てを受け入れてくれ。私の想いも…私の身体も全て君の中に……」
ザーク様の言葉は、身の置き所がなくなるほど恥ずかしいけれど、どうしようもなく嬉しくなってしまう。
胸の奥がきゅっとなる。
ザーク様が言うままに、ザーク様の全てを受け入れたくなる。
ザーク様の言葉も行為も、思い返すたびに恥ずかしくてたまらなくなるけれど…。
……それでも確かに、ザーク様は私を愛してくれている。
それが、伝わってくる。
もう、疑いようもないほどに。
だからとても……幸せ……です…
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本編完!
この後は舞台裏的なオマケです。
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