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進路〜春休み
獣人プレイ2 ※
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カチューシャと頭の境目に、何度もキスされた。
まるで自分の頭に獣の耳が生えて、それを愛撫されているような気分になってくる。
カチューシャから、弱い振動が伝わってきた。ケモ耳を噛まれたのだろうか?
想像したら興奮して、甘い声が出てしまった。
東雲は、カチューシャの耳を(多分)噛みながら、俺の生身の耳を指で弄る。
次第にどちらを触られているのかわからなくなって、俺はただ腰を揺らし続けた。
ヤバい。コレ、すげー気持ちいい…。
うっとりする俺の尻を奴の手が撫でる。ズボンが引っ張られるような感覚があった。
尻尾をつかまれたのだろうか?
想像するとそれも気持ちよくて、声が出てしまう。
「凄く、いやらしい」
嬉しそうに東雲に言われて睨もうとしたけど、すぐに耳と尻尾の感触に意識を持っていかれた。
「…ぁ…んっ!…ゃっ……」
自分でも誘ってるようにしか聞こえない、甘ったるい声が止まらない。
東雲の太ももで、自分のモノを刺激された。
次から次へと与えられる刺激に、俺のモノはすぐに限界を迎えた。
「っ!東雲っ…も…でるっからっ!」
だから太ももを離してくれ。じゃないと東雲の脚を汚してしまう。という意図はあっさり無視された。
「このままイって?」
意地悪そうな笑いを含んだ声の東雲に太ももを一際強く押しつけられて、俺はあっけなく果てた。
視界に、俺の出したモノで汚れた東雲の脚が入る。
俺の制止を聞かなかったこいつが悪い、そうは思ってもやっぱり気まずくて、ぎゅっと目を瞑った。
荒い息を吐く俺の両方の耳を、東雲は刺激し続ける。
生身の耳を舐めて、カチューシャのおそらく耳が生えている辺りを指でぐりぐり押して。
普段、頭を触られてもそこまで感じたりしないのに、今日はやけにゾクゾクして腰が動いてしまう。
「やっ…ダメっ…東雲っ……それっ!」
恥ずかしくてやめて欲しいのに、東雲は止まらない。
「藤堂、ケモミミで感じてるの?今、凄くいやらしい顔してる」
東雲は、全部わかっていて、俺を煽る。
「違っーー」
唇を塞がれて両方のケモミミの辺りを指で押され続けて、モノを東雲の太ももで刺激されて、また息があがってくる。
せめて唇を自由にしたくて首を横に振ったら、逆に口内を舐め回す東雲の舌の動きが激しくなった。
「逃げるな」
呼吸の合間に低く鋭く呟かれ、びくりと震えた隙に、また舌を深くまで差し込まれた。
東雲の眼が、激しい光を宿している。
本当にこいつは、俺が反射的にちょっと呼吸を整えようとしただけで、こういう反応するよな…。
いつものことながら少し呆れる。
でも、俺から舌を絡めれば、その激情はすぐにおさまって穏やかな動きに戻った。
なんで俺なんかにそこまで執着するのか心底理解できねぇけど、東雲にそれだけ求められてるって感じられるのは悪くねぇ。
…口には絶対出す気はねぇけど、俺だって不安になることはあるんだ。
こんなに格好いい東雲が、いつまで俺のことを好きでいてくれるのかって。
まるで自分の頭に獣の耳が生えて、それを愛撫されているような気分になってくる。
カチューシャから、弱い振動が伝わってきた。ケモ耳を噛まれたのだろうか?
想像したら興奮して、甘い声が出てしまった。
東雲は、カチューシャの耳を(多分)噛みながら、俺の生身の耳を指で弄る。
次第にどちらを触られているのかわからなくなって、俺はただ腰を揺らし続けた。
ヤバい。コレ、すげー気持ちいい…。
うっとりする俺の尻を奴の手が撫でる。ズボンが引っ張られるような感覚があった。
尻尾をつかまれたのだろうか?
想像するとそれも気持ちよくて、声が出てしまう。
「凄く、いやらしい」
嬉しそうに東雲に言われて睨もうとしたけど、すぐに耳と尻尾の感触に意識を持っていかれた。
「…ぁ…んっ!…ゃっ……」
自分でも誘ってるようにしか聞こえない、甘ったるい声が止まらない。
東雲の太ももで、自分のモノを刺激された。
次から次へと与えられる刺激に、俺のモノはすぐに限界を迎えた。
「っ!東雲っ…も…でるっからっ!」
だから太ももを離してくれ。じゃないと東雲の脚を汚してしまう。という意図はあっさり無視された。
「このままイって?」
意地悪そうな笑いを含んだ声の東雲に太ももを一際強く押しつけられて、俺はあっけなく果てた。
視界に、俺の出したモノで汚れた東雲の脚が入る。
俺の制止を聞かなかったこいつが悪い、そうは思ってもやっぱり気まずくて、ぎゅっと目を瞑った。
荒い息を吐く俺の両方の耳を、東雲は刺激し続ける。
生身の耳を舐めて、カチューシャのおそらく耳が生えている辺りを指でぐりぐり押して。
普段、頭を触られてもそこまで感じたりしないのに、今日はやけにゾクゾクして腰が動いてしまう。
「やっ…ダメっ…東雲っ……それっ!」
恥ずかしくてやめて欲しいのに、東雲は止まらない。
「藤堂、ケモミミで感じてるの?今、凄くいやらしい顔してる」
東雲は、全部わかっていて、俺を煽る。
「違っーー」
唇を塞がれて両方のケモミミの辺りを指で押され続けて、モノを東雲の太ももで刺激されて、また息があがってくる。
せめて唇を自由にしたくて首を横に振ったら、逆に口内を舐め回す東雲の舌の動きが激しくなった。
「逃げるな」
呼吸の合間に低く鋭く呟かれ、びくりと震えた隙に、また舌を深くまで差し込まれた。
東雲の眼が、激しい光を宿している。
本当にこいつは、俺が反射的にちょっと呼吸を整えようとしただけで、こういう反応するよな…。
いつものことながら少し呆れる。
でも、俺から舌を絡めれば、その激情はすぐにおさまって穏やかな動きに戻った。
なんで俺なんかにそこまで執着するのか心底理解できねぇけど、東雲にそれだけ求められてるって感じられるのは悪くねぇ。
…口には絶対出す気はねぇけど、俺だって不安になることはあるんだ。
こんなに格好いい東雲が、いつまで俺のことを好きでいてくれるのかって。
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