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おまけ

焦らされすぎて我慢できず、上に乗りました1

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(長男成人前)
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殿下に舌を絡め取られる。
サイラスに乳首をつままれて、転がされる。
レオンの舌が、指が、あそこに入り込んでかき回す。レオンの細くて長い指が、ゆっくり中を出入りする。入り口に添えられた舌が、指が中に差し込まれるたびに巻き込まれて少し奥へと挿入る。

抵抗、したいのに殿下の手で抱きしめられるように拘束されて動けない。

「淫乱な母上を、もっと可愛がっておあげ」

「はい、父上」

「分かりました。父上」

「嫌」と言おうとするたびに、図ったように殿下に舌を絡められる。それは、私の言葉も抵抗する気力も奪っていく。
拒絶の意思を伝えることさえ許されず、高ぶらされていく体。

「可愛いリーシャ。今日もたくさん気持ちよくしてあげるからね」

殿下の指が、陰核に当てられた。
頭の中に、ぼんやりと霞がかかる。



ベッドに倒れて、いつの間にか口を塞いでいた布の隙間から荒い息を吐く。
三人に散々弄られて、もう中に欲しくて欲しくて堪らない。
なのに殿下は

「少し母上を休ませてあげよう」

とレオンたちとともに私の体から離れた。

今日は、高ぶらされるだけ高ぶらされて、まだ一度もイかせてもらえていない。
最近「女の人をより気持ちよくさせてあげる練習だよ」と言って殿下がレオンたちに教えていた焦らし方。イく兆しを見せたら動きを一旦止めて、少し落ち着きかけたらまた弄って。それを三人がかりで散々繰り返された。
熱い体を抑えきれず、殿下を見つめる。

もう…ください…

目で訴えた。
殿下は、そんな私の視線を受けてにっこり微笑んだ。

「母上が辛そうだから、もう少し休ませてあげようね」

そんなっ…!

喉の奥から思わず悲鳴が漏れる。
こんな、状態で、やめないでっ…
視線で必死に訴えるのに、殿下は微笑むだけだ。

「女の人に、無理をさせすぎてはいけないよ」

したり顔で、そんなことをレオンとサイラスに言い聞かせている。
こんなっ…こんな状態でとめられる方が、ずっと辛いのにっ…

でも言葉にはできない。
今の私は、腕を後ろ手に縛られ、口を布で塞がれているから。
たとえ口を塞がれていなくても、そんな恥ずかしいことを息子たちの前で言えるかは分からないけれど。

仕方なく、体を捩って湧き上がる熱に耐える。鼻から、いやらしい吐息が抜けてしまう。

早く、触ってください

殿下の楽しげな視線を意識するたびに、熱が溜まっていってしまう。
倒れ込んだシーツの、肌に当たる微かな感触にさえ息があがる。

ください

目で訴え続ける私に、殿下は揶揄うような微笑みを浮かべた。

「母上はまだ休憩が必要みたいだね」

私がもう限界だと分かっている顔でそんなことを言われて、気が狂いそうになる。

欲しいっ…欲しいっ…欲しいっ…!

ねだるように体を捩る。
興奮しすぎて涙が溢れる。
そんな私をレオンが心配そうに見た。

「母上…本当に大丈夫なんですか?」

その声に、必死に首を横に振った。
大丈夫じゃない。
もう耐えられない。
今すぐ挿れてっ!
息子にさえそんな目を向けてしまう。

私の視線を受けたレオンに見上げられて、殿下は困ったように肩をすくめた。

「その筈、なんだけどねぇ」

笑い含みに

「ほら、いつも母上言ってるだろう?「辛いの」「もう無理」って。だから今日は彼女に合わせてあげたんだけどなぁ」

「っ…!」

こんなっ…状態に、しておいてっ…そんな、ことっ…言うなんてっ…!

殿下を精一杯睨むけれど、くすりと笑われた。

「それにね」

次いで、色気を濃縮したような流し目を送られて背筋が震えた。

「もし、僕のコレが欲しいなら、リーシャが自分で僕に乗ればいいだけなんだから」

息子…たち…の…見てる…前、で…?

呆然と目を見開く私に、殿下は肩をすくめた。

「そうしないってことは、欲しくない。まだまだ休んでたいってことだよ」

そしてレオンに向き直る。

「だから大丈夫だよ」

頭を撫で優しく微笑む殿下に、戸惑いながらも頷くレオン。

「母上をちゃんと、休ませてあげようね」

涙が止まらない。
悔しくて。
こんな状態、我慢なんてできるわけない、のにっ…

殿下が私を見る。
楽しそうに。

「おいで、リーシャ」
そう言われた気がした。

泣きながら、殿下のところまで肩と膝を使って這っていく。
もう…耐えられない。
殿下がくすりと小さく笑った。

「どうしたんだい?リーシャ」

余裕たっぷりの声。
殿下の体の上に、上半身を乗せる。
続いて下半身も。
殿下に「乗ればいい」と言われたそのままに。

脚を開いて、殿下の腰にまたがった。
上半身のバランスが上手く取れず、起き上がれない。
殿下のモノが、お腹に触れた。

柔らかくは、ない。

そのことに安堵して、お腹をそれに擦り付ける。
口に巻かれた布の間から、息が漏れる。

早く…早くもっと硬くなってっ…

だんだんとそれの熱が、上がっていく。

「リーシャ」

殿下が熱い吐息混じりに、私の名を呼んだ。
殿下と私の身体に挟まれたモノを、体を使って無心に刺激し続ける。手は縛られていて使えないから。
笑い声に視線を上げると、殿下がギラついた目で私を見ていた。

強い視線とは裏腹に、優しい手つきで頭を撫でられる。それさえ気持ちよくて、息が荒くなる。
殿下が私の体を上に引き寄せて首にキスをした。それにゾクゾクと身を震わせながら、殿下のモノに太ももを擦りつける。

「上手だよ、リーシャ。まるで本職の娼婦みたいだ」

殿下のそんな私を貶める意図の言葉にも、止まれない。

早く…コレを…挿れたい…お願い…これ…早く……ちょうだい…コレ…中に…ちょうだい……

一心不乱に体を擦り付け続けていると、

「欲しいの?」

やっと、殿下が聞いてくれた。
泣きながら頷く。

くださいっ…くださいっ…くださいっ…!

焦らされすぎて、本当に頭がおかしくなってしまいそうだった。

ふふふっ…

殿下が笑う。
とても満足そうに。

「可愛い、淫乱なリーシャ」

殿下にそう呼ばれることには、もうすっかり慣れてしまった。
殿下が私に快楽を与えてくれる時の呼び方。

「少しだけ、手伝ってあげる」

殿下の手が、私の腰をつかんで持ち上げる。そして硬くなったそれを、待ち望んで激しく蠢いている私のそこに導いた。

熱い、のが…当たって…る…

興奮が止まらない。
「いいよ」と微笑まれ、躊躇わずに腰を落とした。

「っ…んっ…」

挿入って、きた…
熱い、のがっ…やっと…っ…

「リーシャ。気持ちいいかい?」

頷く。
気持ち、いい…
欲しかった…これ…がっ…欲しかった…

殿下の手で上半身を支えられながら、腰を動かす。でも、手を縛られているせいで、上手く動けない。

「そろそろリーシャの可愛い声が聞きたいかな」

そんなことを言って、殿下が私の口を塞いでいた布を外した。

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