44 / 153
第1章
29 三人に抱かれています
しおりを挟む
レオンに両腕をつかまれた状態で、立ったまま殿下のモノを後ろから突き入れられた。
私の腕をしっかりつかんで離さないレオンの顔が、すぐそこにある。
気持ちいいところばかりを突かれて、声が抑えられない。殿下に挿れられて快感に歪む顔を、レオンに見られてしまっている。
こんなに近くで。
「見な…いで…」
レオンは首を緩く振って微笑んだ。
「可愛いよ。母上」
そして耳元に口を近づけて、殿下にも聞こえないような小声で囁いた。
「私のリーシャ」
その瞬間、イってしまった。
指をレオンの腕に食い込ませて、衝撃に耐える。
背後で殿下が小さく笑った。
「なにでイったのかな?」
殿下の唇が、逆の耳を食む。
「僕のリーシャ」
まるで、先ほどのレオンの囁きが、聞こえていたかのかように。
私は殿下のモノを食いしめながら再びイってしまった。
荒い息を吐く私を、殿下が笑う。
「気持ちよさそうだね?リーシャ。次は男の子と女の子、どっちがいい?」
妊娠の可能性を突きつけられて、久しぶりに殿下に中で出されることに恐怖を覚えた。
私は、愛されるということがどういうことなのか知ってしまった。レオンに愛を囁かれ、心の底から愛されるというのは、どういうことなのか知ってしまった。
身体中の細胞が沸き立つような歓喜。
もう、彼の子以外は産みたくない。
そう、頭では思うのに。
私は殿下を拒めない。
殿下のモノを突き入れられれば、いともたやすく喘いでしまう。
私を愛してくれている人の前だというのに。
長年、殿下に抱かれ続けた体は、殿下のモノを悦んで受け入れてしまう。
ひとたび中に挿れられれば、悦んで奥へと誘ってしまう。
もっと欲しいと、望んでしまう。
心から。
もっといっぱい突いて、中に出して欲しいとさえ望んでしまう。
私のことなど、愛してくれない人なのに。
殿下から与えられる快楽に逆らえない。
「リーシャ、気持ちいいかい?旦那様のモノは」
意地悪く、何もかもわかっていると言いたげな殿下の言葉にコクコクと頷いて、嬌声をあげてしまう。
「はい…私の旦那様の…モノっ…とても…気持ちいっ…です…」
素直に気持ちいいと、認めてしまう。
体だけでなく、言葉でも。
レオンが目の前で見ているのに。
少しの間黙った殿下が、口を開いた。
「リーシャにキスしておあげ。レオン」
なんの躊躇いもなく近づいた唇に、呼吸を奪われた。
あまりに一瞬で、避けようがなかった。
そう言い訳しながら、レオンのキスに溺れる。
愛していると、言葉にしなくても伝わってくるキスに。
レオンの舌が、愛おしそうに、私の口内を蹂躙する。
レオンに塞がれた唇も、殿下のモノに奥まで貫かれた中も、どちらも気持ちよくて腰が止まらない。喘ぎ声が止まらない。
「リーシャ、気持ちいいんだね?」
「っ…は…っいっ!殿下っ!殿下っ!」
強く抉られて、快感が止まらない。
レオンがキスしてくれているのに、殿下を呼んでしまう。
それまで冷めた目でこちらを見ていたサイラスが、スルリと猫のような足取りで近づいてきた。
「僕も混ぜて」
頭を無理矢理サイラスの方に向かされ、キスされた。
殿下ともレオンとも違う、サイラスのキス。相手の弱いところを冷静に観察して、そこを執拗に責めるサイラスのキス。
「母上」
キスの合間に楽しそうに呼ばれ、返事をする間もなくまた塞がれる。
全部、全部気持ちいい。
殿下に突かれる中も、レオンに握られて動かせない両腕も、サイラスにいともたやすく翻弄される口内も。
気持ちよくて、気持ちよくて。
殿下に応える腰が止まらなくて、サイラスの舌に、もっととねだるように絡める舌が止まらなくて、レオンの手のひらの熱さを感じて、腕を縋るように握り締めながら何度もイった。
「母上は、今日も最高にいやらしいね」
サイラスのそんな笑い声が、耳に響いてまたイった。
私の腕をしっかりつかんで離さないレオンの顔が、すぐそこにある。
気持ちいいところばかりを突かれて、声が抑えられない。殿下に挿れられて快感に歪む顔を、レオンに見られてしまっている。
こんなに近くで。
「見な…いで…」
レオンは首を緩く振って微笑んだ。
「可愛いよ。母上」
そして耳元に口を近づけて、殿下にも聞こえないような小声で囁いた。
「私のリーシャ」
その瞬間、イってしまった。
指をレオンの腕に食い込ませて、衝撃に耐える。
背後で殿下が小さく笑った。
「なにでイったのかな?」
殿下の唇が、逆の耳を食む。
「僕のリーシャ」
まるで、先ほどのレオンの囁きが、聞こえていたかのかように。
私は殿下のモノを食いしめながら再びイってしまった。
荒い息を吐く私を、殿下が笑う。
「気持ちよさそうだね?リーシャ。次は男の子と女の子、どっちがいい?」
妊娠の可能性を突きつけられて、久しぶりに殿下に中で出されることに恐怖を覚えた。
私は、愛されるということがどういうことなのか知ってしまった。レオンに愛を囁かれ、心の底から愛されるというのは、どういうことなのか知ってしまった。
身体中の細胞が沸き立つような歓喜。
もう、彼の子以外は産みたくない。
そう、頭では思うのに。
私は殿下を拒めない。
殿下のモノを突き入れられれば、いともたやすく喘いでしまう。
私を愛してくれている人の前だというのに。
長年、殿下に抱かれ続けた体は、殿下のモノを悦んで受け入れてしまう。
ひとたび中に挿れられれば、悦んで奥へと誘ってしまう。
もっと欲しいと、望んでしまう。
心から。
もっといっぱい突いて、中に出して欲しいとさえ望んでしまう。
私のことなど、愛してくれない人なのに。
殿下から与えられる快楽に逆らえない。
「リーシャ、気持ちいいかい?旦那様のモノは」
意地悪く、何もかもわかっていると言いたげな殿下の言葉にコクコクと頷いて、嬌声をあげてしまう。
「はい…私の旦那様の…モノっ…とても…気持ちいっ…です…」
素直に気持ちいいと、認めてしまう。
体だけでなく、言葉でも。
レオンが目の前で見ているのに。
少しの間黙った殿下が、口を開いた。
「リーシャにキスしておあげ。レオン」
なんの躊躇いもなく近づいた唇に、呼吸を奪われた。
あまりに一瞬で、避けようがなかった。
そう言い訳しながら、レオンのキスに溺れる。
愛していると、言葉にしなくても伝わってくるキスに。
レオンの舌が、愛おしそうに、私の口内を蹂躙する。
レオンに塞がれた唇も、殿下のモノに奥まで貫かれた中も、どちらも気持ちよくて腰が止まらない。喘ぎ声が止まらない。
「リーシャ、気持ちいいんだね?」
「っ…は…っいっ!殿下っ!殿下っ!」
強く抉られて、快感が止まらない。
レオンがキスしてくれているのに、殿下を呼んでしまう。
それまで冷めた目でこちらを見ていたサイラスが、スルリと猫のような足取りで近づいてきた。
「僕も混ぜて」
頭を無理矢理サイラスの方に向かされ、キスされた。
殿下ともレオンとも違う、サイラスのキス。相手の弱いところを冷静に観察して、そこを執拗に責めるサイラスのキス。
「母上」
キスの合間に楽しそうに呼ばれ、返事をする間もなくまた塞がれる。
全部、全部気持ちいい。
殿下に突かれる中も、レオンに握られて動かせない両腕も、サイラスにいともたやすく翻弄される口内も。
気持ちよくて、気持ちよくて。
殿下に応える腰が止まらなくて、サイラスの舌に、もっととねだるように絡める舌が止まらなくて、レオンの手のひらの熱さを感じて、腕を縋るように握り締めながら何度もイった。
「母上は、今日も最高にいやらしいね」
サイラスのそんな笑い声が、耳に響いてまたイった。
23
お気に入りに追加
3,569
あなたにおすすめの小説
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
男友達を家に入れたら催眠術とおもちゃで責められ調教されちゃう話
mian
恋愛
気づいたら両手両足を固定されている。
クリトリスにはローター、膣には20センチ弱はある薄ピンクの鉤型が入っている。
友達だと思ってたのに、催眠術をかけられ体が敏感になって容赦なく何度もイかされる。気づけば彼なしではイけない体に作り変えられる。SM調教物語。
社長の奴隷
星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)
サディストの飼主さんに飼われてるマゾの日記。
風
恋愛
サディストの飼主さんに飼われてるマゾヒストのペット日記。
飼主さんが大好きです。
グロ表現、
性的表現もあります。
行為は「鬼畜系」なので苦手な人は見ないでください。
基本的に苦痛系のみですが
飼主さんとペットの関係は甘々です。
マゾ目線Only。
フィクションです。
※ノンフィクションの方にアップしてたけど、混乱させそうなので別にしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる