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第1章
26 オモチャを、使わされました2
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「妬けるね。リーシャ」
ギシリと殿下が椅子から立ち上がって、レオンとともに荒い息を吐く私に近づいた。
無意識にレオンを抱きしめていた左腕を取られる。
「僕の奥さん」
手の甲にキスされた。
その視線はまるで射抜くように強くて。
「あまり嫉妬させないでくれるかな?」
そのまま薬指を食まれ、口の中で舐め回される。
指の付け根を執拗に。
再び息が荒くなっていく私を、殿下が笑う。
「気持ちいいかい?」
「は…い…」
「だったら僕のことも気持ちよくしてくれるよね?」
「はい…」
殿下の命令には逆らえない。
小さく返事をして、怠い体で肘を使って這うように殿下の腰の上に上半身を乗せた。
殿下のモノを取り出して両手で包むと、殿下が喉の奥で笑った。
「あんなの見せつけられたらさ、もう手なんかじゃ足りないんだよ、リーシャ」
情慾に塗れた、まるで余裕のない声。
殿下が私の腕を片手で掴んで、全身を殿下の上に引っ張り上げた。
「今すぐ挿れさせて」
既に、殿下のモノは入り口にめり込み始めている。
それはお願いでもなんでもなくて。
ぐいっと殿下が腰を動かすと、さっきまでディルドを咥えこんでいたそこは、あっさり奥まで殿下のモノを飲み込んだ。
「ふふっ。こんなに準備万端なのに僕を焦らそうとするなんて。ダメだよ?リーシャ」
殿下が腰を緩く揺する。
すっかり解されていたそこは、些細な刺激にも酷く感じてしまう。
「ああっ…申し…訳…ござい…ま…あああっ…!」
「僕の奥さんは淫乱だから、仕方ないね」
殿下が小刻みに腰を揺らす。
脳の奥が痺れる。
私を抱き慣れた殿下の動きに、再び追いつめられていく。
「正直に言うなら、許してあげるよ。気持ちいいかい?リーシャ。君の旦那様のモノは、気持ちいいかい?」
今日の殿下は、少しおかしい。いつもは妻だとかそういうことを言ったりしないのに…。
頭の隅で疑問に思いつつも、思考は中を抉る刺激に塗り潰されていく。
「気持ち…いっ…ですっ…旦那様の…モノっ…気持ちいっ…」
殿下に合わせて、敢えて今日は殿下のことを旦那様と呼んだ。
でも、普通のメイドたちだって屋敷の主人のことをそう呼ぶから、この呼び名に特別な意味なんてない筈。
私がそう呼んだって構わない筈だ。
きっと、殿下にとっても、どうでもいいことな筈。
余計なことを考えるのはやめて、腰の動きを殿下に合わせて快楽を求める。
殿下は少し驚いたような顔をした後で笑って、腰の動きを速めた。
中を乱暴に抉られるのが、堪らなく気持ちいい。
もう何も考えられなくなって、殿下にぎゅっとしがみついて腰を振る。
もう数えきれないくらい、彼に抱かれているのだ。
すっかり開発され尽くした体が熱くて、殿下を拒む理由など今は見つけられなかった。
「もっと…もっと…ください…」
もう自分が何を言っているのかもわからない。
ただ、快楽が欲しい。
「可愛いよ、リーシャ。愛してる」
殿下は戯れの言葉を口にすると、望んだ通り嫌というほど私を抱いてくれた。
ギシリと殿下が椅子から立ち上がって、レオンとともに荒い息を吐く私に近づいた。
無意識にレオンを抱きしめていた左腕を取られる。
「僕の奥さん」
手の甲にキスされた。
その視線はまるで射抜くように強くて。
「あまり嫉妬させないでくれるかな?」
そのまま薬指を食まれ、口の中で舐め回される。
指の付け根を執拗に。
再び息が荒くなっていく私を、殿下が笑う。
「気持ちいいかい?」
「は…い…」
「だったら僕のことも気持ちよくしてくれるよね?」
「はい…」
殿下の命令には逆らえない。
小さく返事をして、怠い体で肘を使って這うように殿下の腰の上に上半身を乗せた。
殿下のモノを取り出して両手で包むと、殿下が喉の奥で笑った。
「あんなの見せつけられたらさ、もう手なんかじゃ足りないんだよ、リーシャ」
情慾に塗れた、まるで余裕のない声。
殿下が私の腕を片手で掴んで、全身を殿下の上に引っ張り上げた。
「今すぐ挿れさせて」
既に、殿下のモノは入り口にめり込み始めている。
それはお願いでもなんでもなくて。
ぐいっと殿下が腰を動かすと、さっきまでディルドを咥えこんでいたそこは、あっさり奥まで殿下のモノを飲み込んだ。
「ふふっ。こんなに準備万端なのに僕を焦らそうとするなんて。ダメだよ?リーシャ」
殿下が腰を緩く揺する。
すっかり解されていたそこは、些細な刺激にも酷く感じてしまう。
「ああっ…申し…訳…ござい…ま…あああっ…!」
「僕の奥さんは淫乱だから、仕方ないね」
殿下が小刻みに腰を揺らす。
脳の奥が痺れる。
私を抱き慣れた殿下の動きに、再び追いつめられていく。
「正直に言うなら、許してあげるよ。気持ちいいかい?リーシャ。君の旦那様のモノは、気持ちいいかい?」
今日の殿下は、少しおかしい。いつもは妻だとかそういうことを言ったりしないのに…。
頭の隅で疑問に思いつつも、思考は中を抉る刺激に塗り潰されていく。
「気持ち…いっ…ですっ…旦那様の…モノっ…気持ちいっ…」
殿下に合わせて、敢えて今日は殿下のことを旦那様と呼んだ。
でも、普通のメイドたちだって屋敷の主人のことをそう呼ぶから、この呼び名に特別な意味なんてない筈。
私がそう呼んだって構わない筈だ。
きっと、殿下にとっても、どうでもいいことな筈。
余計なことを考えるのはやめて、腰の動きを殿下に合わせて快楽を求める。
殿下は少し驚いたような顔をした後で笑って、腰の動きを速めた。
中を乱暴に抉られるのが、堪らなく気持ちいい。
もう何も考えられなくなって、殿下にぎゅっとしがみついて腰を振る。
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「もっと…もっと…ください…」
もう自分が何を言っているのかもわからない。
ただ、快楽が欲しい。
「可愛いよ、リーシャ。愛してる」
殿下は戯れの言葉を口にすると、望んだ通り嫌というほど私を抱いてくれた。
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