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第1章

21 目隠し2

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二度出したら満足したのかサイラスは離れていったので、今度は僕がリーシャのお尻に挿れた。
基本僕は前に挿れるのが好きだけど、たまにはこっちもいいだろう。
なにより今日は、ちょっと別の目的がある。

未だリーシャの耳を舐めているレオンに微笑みかけた。
彼は頷くと、リーシャの前を舐め始めた。卑猥な音が響き、リーシャのお尻の穴がきゅっと締まった。
そろそろいいかな?
レオンの肩を掴んで引き寄せた。

「今日は特別だ。前に挿れていいよ」

リーシャに聞こえないように小声で囁くと、レオンが問い返すような視線を返した。

「リーシャが見えてないからね」

レオンが挿れていいのは彼の誕生日だけ、そういう決まりにしたけど今日は彼の誕生日ではない。
リーシャはどんな反応をするかな?
考えただけで興奮する。

「もたもたしてると僕の気が変わるかもしれないね?」

笑ってみせると、すぐにレオンは勃ち上がりきっていた自身のモノをリーシャの中に突き入れた。
リーシャの首が仰け反る。

「リーシャ…リーシャ…」

熱に浮かされたような声で、レオンがリーシャを呼ぶ。「母上」と呼ばない辺り、僕の意図をよくわかってる。こういうところも、僕がレオンを可愛く思う理由だ。
激しく腰を叩きつけられ、彼女の体がガクガクと揺れる。
僕も、僕の声でリーシャを呼ぶ。

「リーシャ」

ああでも、レオンに触発されて声が熱くなってしまうな。
それでもいつもの調子で囁く。

「リーシャ、随分よさそうだね?どこがどう気持ちいいのか、言ってごらん?」

「………」

言わないリーシャに、征服欲が膨れ上がる。
レオンと繋がっているところのすぐ上の突起に手を伸ばす。

「リーシャ。言って。ほら」

指の間で転がせば、身を捩る。

「リーシャ。ねぇ、君の可愛い声で聞かせて。どこがいいのか」

「リーシャ」

レオンも、反対側の耳に熱く囁く。

「ねぇリーシャ。僕らのモノは気持ちいい?それとも………もっと頑張らなきゃダメかい?」

なるほど。そうきたか。
感心しながらレオンの行動を見守る。

「いいっ…!いいからっ…!これ以上激しくしないでっ…!」

リーシャが泣き叫んだ。

「「バカだね、リーシャ」」

当然、僕とレオンの動きは激しくなった。
そんなふうに煽られたら、より激しく犯す以外に選択肢なんてないのに。

こんな当たり前のこともわからないなんて、本当にリーシャはバカで可愛い。
胸をつかんでうなじを噛んで、再びリーシャの中で果てた。

レオンはまだ、腰を振っている。
これが若さってやつなのかな?
レオンに揺さぶられてリーシャの滑らかな背中が、僕の肌に当たる。
手触りのいいそこに何度もキスしてやると、リーシャは中を締めつけて悦んだ。

「可愛いよ。僕のリーシャ」

「…僕の…リーシャ…」

僕に続いて、レオンも躊躇いがちに、同じように彼女を呼んだ。
こちらを伺うレオンの瞳に、ニヤリと笑って頷いてやる。
今日だけは、そう呼ぶことを許してやる。目隠ししたリーシャを翻弄するためだから。

「僕のリーシャ…僕のリーシャ…」

許可を得たレオンは、切なげな声で何度もそう繰り返しながら、彼女の中を抉る。

教育がよすぎたのかな。
レオンはすっかりリーシャのことを好きになってしまった。
想定以上に。
ちょっと計算違いだけどしょうがない。
人生なんてのはそんなものだ。

僕は気持ちを切り替えて、その計算違いのアクシデントを楽しむことにする。
レオンに揺さぶられて、彼女の体が上下する。その刺激で、僕のモノが再び大きくなる。

「リーシャ、僕らのモノ、そんなに気持ちがいいかい?」

多分リーシャは、今囁いている男が、前に挿れているのか後ろに挿れているのかもわからないだろう。

「息子のモノをそんなに食い締めるなんて。はしたないね、リーシャ」

今の声は、サイラスだと思ってるかもしれない。僕たち3人は、見た目も声も似ているから。
彼女は今、どんな気持ちでいるんだろう。
リーシャは首を振って泣きだしてしまった。辛そうに。

本当に、彼女は僕をどこまで昂らせれば気が済むんだろうな。

レオンごと、彼女を押し倒した。
仰向けになったレオンの上に倒れ込んだリーシャを、背後から犯す。

「こんなことされてよがって。僕のリーシャは、本当にいやらしくて可愛いね」

腰を激しく叩きつければ、中が応えてうねった。

「僕のリーシャ…」

レオンがリーシャの首を手で引き寄せ、深いキスをする。

「リーシャ…愛してる…リーシャ…リーシャ…」

口付けの合間のレオンの言葉に、リーシャの中がきゅっと締まった。
妬けるな。レオンの言葉でこんなになるなんて。

「リーシャ。前と後ろ、どっちが気持ちいい?」

自分でたずねておきながら、答えようとしたリーシャの中を思いきり突いた。

答えを聞きたくなかった。
もし、前の方が、レオンの方がいいなんて言われたら、何をしてしまうかわからなかった。
レオンにも、リーシャにも。

「答えられないほど気持ちいいってことでいいのかな?ねぇ、リーシャ」

リーシャがガクガクと頷く。

「可愛い僕のリーシャ」

囁いて耳にキスすると、中がきゅっと締まって、僕は再びリーシャの中を汚した。
もっと汚したい。
彼女のすべてを、汚し尽くしたい。
綺麗な肌も、心もすべて。
彼女のすべてを。僕が汚してしまいたい。

リーシャの体内に出し切って引き抜くと、少しリーシャから離れた。
レオンと目が合ったので、頷いてやる。微笑んで、今日は好きにしていいよという意味を込めて。

レオンは頷き返すと、リーシャの耳に唇を寄せて何か囁いた。
リーシャが小さく身を震わせた。
この距離だと聞こえないな。
いったい何を言ったんだろう。

「リーシャ…」

レオンが熱のこもった声で何度も彼女を呼ぶ。

…本当に好きなんだな…

少し呆れてしまうくらいの情熱をぶつけながら、レオンはリーシャを抱き続けた。

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