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第一部
15 彼はまだ子どもだから…
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出されたのを感じて、ぎゅうっと中が締まる。
「ぁあっ…凄っ…おねーさんっ…!」
彼の喘ぎ声が可愛くて、更にぎゅうっと絞ってしまう。まだ精液を吐き出し続けている彼のものに中が絡みつく。
「んっ…あっ…あっ…ダメっ…」
余裕のない声が可愛い。
今度は意識的に、そこに力を入れてしまった。もっとその声が聞きたくて。
「んっ…ダメっ…本当っ…これ以上はっ…」
喘ぐ彼の頭を抱きしめて舌を絡める。
全部…搾り取ってしまいたい……
弱々しくも舌を動かして応える彼が愛おしい。
全部…全部ちょうだい……あなたの全部………
流れ込んでくる彼の唾液を飲みながら、彼のものが私の中で徐々に力を失っていくのを感じていた。
呼吸が治まって彼を見る。
頬が赤くて、視点が定まらずにぼんやりしている。
…可愛い
またキスしたくなったけれど、我慢して彼の身体から離れた。
スルリと彼のものが抜け出る。
それは、先ほどまでのことが嘘みたいに小さくなっていた。
ほっとして、でも寂しくなった。
…そう…だよね…これが…普通だよね…
さっきまでのあれが…おかしかったんだから…
彼は小さな子どもなんだから………
彼に入れられてから、少しの間だけ忘れてしまっていた事実を目の当たりにした。
彼は子どもだ……こんなにも……
大人の男の人ではない……だから……
…今日のこれは…夢だと思って忘れなきゃ……
自分に言い聞かせた。
彼は…未知の状態に戸惑って、たまたま近くにいた大人に助けを求めただけなんだから……
誰でもよかったし、本当は…もっと上手いやり方があった筈だ。
…こんなことしなくても……
これは…私が判断を間違った結果だ…。彼に…しなくてもいいことをさせてしまった………
これは……………私の所為だ…
だから無かったことにしなきゃ……だって…彼にはまだ、こんなの早すぎたんだもの………
そう自分に言い聞かせているのに。
…彼のものを受け入れたあそこが疼いた。
……あんなに激しく求めてくれたのに…
けれどそれは、ただ欲望を鎮める為の行為で…他にやり方がわからなかっただけで………
切なくなる。
「可愛い」って「好き」って言ってくれたのに…
頭を振って、くだらない考えを振り払う。
こんな小さな子の言葉を真に受ける方がどうかしている。子どもの「好き」に種類なんてない。誰でもみんな「好き」なんだから…
でも「大好き」って……
そう言った彼の声を思い出したら涙が滲んだ。大好きって……あんな嬉しそうな声で………
胸が苦しい…。
…夢だ…夢を見たと思って忘れなきゃ…
………ちょっと、とんでもない夢だったけれど…でも…夢として忘れなきゃ……あんなことは…現実には起こらなーー
そう思った途端に、彼に注がれた精液がゴポリとあふれ出た。
夢ではないと、主張するかのように。
その所為で、中に出された時の幸福感まで思い出してしまった。
あの、心まで繋がったような一瞬の幸福感………っ……
涙がポロリとこぼれた。
…これだから、女の身体は嫌なのだ…。
自分を騙したいのに騙しきれない。
身体に心が引きずられる。
だから…嫌なのだ…
…最後に…もう一度だけ……もう一度…だけ………
無理矢理にでも、気持ちを吹っ切らなければ…だから……
いつの間にか気を失ってしまった少年に、こっそり最後のキスをした…
「ぁあっ…凄っ…おねーさんっ…!」
彼の喘ぎ声が可愛くて、更にぎゅうっと絞ってしまう。まだ精液を吐き出し続けている彼のものに中が絡みつく。
「んっ…あっ…あっ…ダメっ…」
余裕のない声が可愛い。
今度は意識的に、そこに力を入れてしまった。もっとその声が聞きたくて。
「んっ…ダメっ…本当っ…これ以上はっ…」
喘ぐ彼の頭を抱きしめて舌を絡める。
全部…搾り取ってしまいたい……
弱々しくも舌を動かして応える彼が愛おしい。
全部…全部ちょうだい……あなたの全部………
流れ込んでくる彼の唾液を飲みながら、彼のものが私の中で徐々に力を失っていくのを感じていた。
呼吸が治まって彼を見る。
頬が赤くて、視点が定まらずにぼんやりしている。
…可愛い
またキスしたくなったけれど、我慢して彼の身体から離れた。
スルリと彼のものが抜け出る。
それは、先ほどまでのことが嘘みたいに小さくなっていた。
ほっとして、でも寂しくなった。
…そう…だよね…これが…普通だよね…
さっきまでのあれが…おかしかったんだから…
彼は小さな子どもなんだから………
彼に入れられてから、少しの間だけ忘れてしまっていた事実を目の当たりにした。
彼は子どもだ……こんなにも……
大人の男の人ではない……だから……
…今日のこれは…夢だと思って忘れなきゃ……
自分に言い聞かせた。
彼は…未知の状態に戸惑って、たまたま近くにいた大人に助けを求めただけなんだから……
誰でもよかったし、本当は…もっと上手いやり方があった筈だ。
…こんなことしなくても……
これは…私が判断を間違った結果だ…。彼に…しなくてもいいことをさせてしまった………
これは……………私の所為だ…
だから無かったことにしなきゃ……だって…彼にはまだ、こんなの早すぎたんだもの………
そう自分に言い聞かせているのに。
…彼のものを受け入れたあそこが疼いた。
……あんなに激しく求めてくれたのに…
けれどそれは、ただ欲望を鎮める為の行為で…他にやり方がわからなかっただけで………
切なくなる。
「可愛い」って「好き」って言ってくれたのに…
頭を振って、くだらない考えを振り払う。
こんな小さな子の言葉を真に受ける方がどうかしている。子どもの「好き」に種類なんてない。誰でもみんな「好き」なんだから…
でも「大好き」って……
そう言った彼の声を思い出したら涙が滲んだ。大好きって……あんな嬉しそうな声で………
胸が苦しい…。
…夢だ…夢を見たと思って忘れなきゃ…
………ちょっと、とんでもない夢だったけれど…でも…夢として忘れなきゃ……あんなことは…現実には起こらなーー
そう思った途端に、彼に注がれた精液がゴポリとあふれ出た。
夢ではないと、主張するかのように。
その所為で、中に出された時の幸福感まで思い出してしまった。
あの、心まで繋がったような一瞬の幸福感………っ……
涙がポロリとこぼれた。
…これだから、女の身体は嫌なのだ…。
自分を騙したいのに騙しきれない。
身体に心が引きずられる。
だから…嫌なのだ…
…最後に…もう一度だけ……もう一度…だけ………
無理矢理にでも、気持ちを吹っ切らなければ…だから……
いつの間にか気を失ってしまった少年に、こっそり最後のキスをした…
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