【完結】番が見つかった恋人に今日も溺愛されてますっ…何故っ！？

第1章

狩られる

そしてアレウスの番に見せつけるような状態で、家に入った。

………ごめんなさい。ダダ漏れるアレウスの色気に抗えませんでした…。

ちなみに小鳥獣人は呆然としていて、妨害は無かった。

そしてそのままベッドに直行。
さっきのは、ただの口実では無かったらしい。

「っ…アレウスっ…本当にいいの！？」

一応、聞きはしたのだけれど、アレウスに怒っているような眼で凄まれて言葉をなくした。
本当、肉食系獣人×草食系獣人って、こういう時に分が悪いと思うの…。

「……妻に言われたい言葉じゃないな」

低くそう呟いたアレウスにキスされた。
言われたくないから、塞いじゃおうって腹なんですかね！？横暴！

っていう文句も当然、アレウスの口の中に消えていく。
そしてキスをしながら服を全部剥ぎ取られてしまった。

流石、狼獣人。狩が上手い！

なんて皮肉も言わせてもらえない。
その後もずっとキスされて、何も言わせてもらえないまま丸っといただかれてしまった。