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58 悪い予感
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火の国のでは、質の良いエミューだと三金貨以上だが、質の悪いエミューだと二金貨に値切れる。
牧場の入り口には看板があり、その下にエミュー一頭一金貨と書かれていて、
鞍一金貨と書いてあるが、裂熊丸は鞍とは聞いたことがない。
裂熊丸が看板を確認していると、
キャルドほど有る顔の長い見た事のない猛獣らしきものが、現れて突進してくる。
皆が身構えると、猛獣らしきものに乗った耳長種族が確認できた。
「エミューが所望かい。今追い込んでくるから、好きなのを選んでくれ。」
と言って、四本のエミューの手綱を渡された。
猛獣らしき二頭に乗った耳長種族は、
上手に二十頭のエミューを囲いの中に追い込んできた。
どれもが大型で、特級品のエミューであり、ほかの国なら四金貨はするだろうが、
これがどれでも一金貨とは驚きである。
裂熊丸にはすべてがよく見えてしまうので、どれにするか品定めに迷ったが、
裂熊丸をにらみつけたエミューを選んだ。
みんなはそれぞれにエミューに手綱を付けている。
「お客さん、鞍はいりませんか?」
「鞍とは?」
耳長種族の一人が入り口隣の建物に入り、木と革でできた変則に曲げたものを持って現れると、裂熊丸の選んだエミューにそれを括り付け始めた。
「乗ってごらんよ」
と言って、その鞍とやらの上に、裂熊丸を乗せて足を固定した。
「走ってきな。」
と掛け声かけて、エルフはエミューのしりをたたいた。
「体重を足にかけろ!」
とエルフに叫ばれて、裂熊丸は足に体重をかけると体は軽くなり、
エミュー手綱を操作すると、意のままに進ませる事が簡単にできた。
「素晴らしい、此れは火の国に必要である。」
と、裂熊丸は叫んでしまった。
裂熊丸は鞍とエミューの代金十金貨を払い、猛獣らしきもののことを知りたくて、
「それは何者ですか?」と尋ねた。
「守り人の故郷の家畜で馬と言って、エルフ戦士騎馬隊の乗り物さ。人懐っこいし、
強くて速いので、最強のエルフ騎馬隊が誕生したのよ。」
「俺も乗れるかい。」
「無理だね。エミューと違って、知らないやつは乗せないし、
無理やり乗ったら振り落としてしまうのさ。」
そして、エルフは駆け出して馬の背中で立ち上がり、
手綱無しで駆けまわっていることでの信頼関係にも驚愕で有るが、
確かにあの状態からでも、矢を射ることは可能であろう。
裂熊丸は三日目の夕方、火の国都に着いた。
やはり、エルフの育てたエミューは、噂話の通り特級品であって速いし、
一日中走っても疲れを知らないが如くに、休むことなく駆け続けた。
おまけに鞍なるものは、乗り手を疲れさせないうえに、エミューの扱いがたやすくなる。
裂熊丸は、鞍の必要性に気づいた。
裂熊丸は、配下の者に鞍をすべて集めさせると、木工屋となめし革屋に鍛冶屋の運ぶように指示すると、鞍の形状を急ぎ調べて複製するようにも指示した。
大王に謁見する時間は過ぎているが、裂熊丸には緊急の事と思えるので、
裂熊丸は急ぎ王宮に向かった。
大王は客間にてムー帝国の特使と会談中らしくて、
裂熊丸は王座の間の控室へ急ぎ向かうと、衛士兵が駆けてきて、
「大王様の命で、客間に来るようにと事です。」
裂熊丸は会談中の客室へ呼び出される戸惑いを感じつつ、部屋に入った。
「裂熊丸、丁度いい所へ帰ってきた。ムー帝国の特使様が我が国に援軍を求めて来た。」
と、獅子丸大王様はふんぞり返ったままで、上機嫌で裂熊丸を呼んだ。
裂熊丸は大王の後ろに立ち、
「ムー帝国の特使様の条件は、よい話でしょうか?」
「いい話だ。ムー帝国の反逆者を打ち取った後で、元ゲルググ国を攻めるのであれば、
援軍を出してくれるそうだ。」
「反逆者だけでなく、亜人協力国との戦闘になりそうだが、
ムー帝国は、あの亜人協力国に勝てると言うのですか?ファ~。」
裂熊丸が語尾の言葉の後に鼻で笑うと、ムー帝国の特使は顔を真っ赤にして立ち上がり、
「百戦百勝のムー帝国を侮辱しているのか?」
と、叫んだが、
「ムー帝国のスケジュ皇帝は皇太子であったときに、前皇帝に回復魔法を施しに来たらしいが、
何者かが、ガイア様の眷属等に守られたテテサ教皇様に、
暗殺者を送りはしたが、返り討ちに会って失敗したらしいし。
おまけに、今でも戒めのために、
ガイア様の矢が、スケジュ皇帝目掛けてくるらしいが、
ガイア様の加護なしどころか、ガイア様を敵に回したままで勝てますか?ファ~。」
と、また、語尾の言葉の後に鼻で笑った。
「裂熊丸。その話は初めて聞く、どういう事だ。」
「スケジュ皇帝が、皇太子時代に住んでいた、邸宅の門に赤い矢が刺さっていて、
それを引き抜こうとする者は、天から赤い矢で射抜かれるらしいので、
門にはまだ赤い矢が刺さったままらしいです。
腰抜けスケジュ皇帝も、何故か、決して外には出ないそうです。ファ~。ファ~。」
と今度は二度笑った。
「特使よ!正直にガイア様に誓って真相を述べよ。俺に隠し事をしたならば、
お前もガイア様の怒りを買うかもしれない。
俺を悪の道に誘おうとしたことの、真実を述べねば殺す!」
「テテサ教皇様が、暗殺者に狙われたのは事実ですが、
スケジュ皇帝が関係したとの、証拠はありません!反逆者の流した噂だけです!」
「衛士兵!ムー帝国のクソ特使を叩き出せ!」
と、言ったのちに、静かに裂熊丸を見て、
「ムー帝国に攻め込み、反逆者に加担する。」
「犠牲は多くて、実入りはないでしょう。」
「何故か?」
「亜人協力国は傭兵を募集していません。自分たちだけで可能だからです。」
「それが今回の調査結果か?」
「はい、調査してきた一部ですが、そうです。亜人協力国の守り人と呼ばれている者と、黒豹丸が対峙しましたが、赤ん坊のごとく軽くあしらわれました。」
「黒豹丸が、軽く、、、?」
「おまけに、女儀仗兵のつよさは、我が、獅子団百人頭と同等以上と感じました。然も、抜身の剣で二十人の女儀仗兵が、木刀を持った指南役の男に軽く受け流されていました。」
「女儀仗兵が、強いと?」
「二人の女儀仗兵が、二人の傭兵を、鎖鎧ごと身二つに切り割りました。」
「お前、何の活劇の話をしているのだ?」
「私と、猛者頭達の顔面先で、身二つに切り割りする様を、はっきりと見ています。」
「女が、鎧ごと、身二つに切り割りする?どんな化け物だ。」
「歳は、二十歳前後で、眩い程の美人でした。おまけに二人共貴人の雰囲気を漂わせていました。」
「会ってみたいが、他は?元ゲルググ国は、どうであった。」
「元ゲルググ国の民は、多くの食料に恵まれていて、快適な生活をしていました。」
「亜人国からの仕入?」
「小麦一万トンを白金貨二百貨で仕入れる方法を、見つけてきました。」
「一万トンを白金貨二百貨だと、、、、、、、?キロ当たり?」
「二銀貨です。」
「二銀貨だと!何処で。」
「亜人協力国の穀物取引です。」
「金はどうする?」
「亜人協力国の銀行から借ります。これは紙と言って、亜人協力国の特産だそうです。」
裂熊丸は、マティーレ総裁から渡された書類の束を差し出すと、
獅子丸大王は、何度も読み直しながら、
「こんな条件の担保と、こんな利子でよいのか?」
「受け入れがたい担保もございますが?」
「猛者頭五名の者を、協力国に身柄を移すことか?そんな事にはならん!」
裂熊丸は逮捕権を放棄する部分と言いたかったが、獅子丸大王は一万トンの穀物が手に入ったと喜んでいて、不平等担保など眼中にないと悟って腹に飲み込んだ。
「但し今回だけで、これからの取引はゲルググ商会となります。」
「保証人となる猛者頭達を選び出し、教会の司祭に会う、
直ぐに準備出来次第行動するように。」
「今すぐですか?」
「そうだ。善は急げと言うだろう。」
「保証人となる猛者頭達の基準は?」
「貴族どもの負担にならないようにだ。」
詰まり、貴族出身者は除き、平民出から選べと言う事らしい。
裂熊丸も平民出であったので、この取引に関しては悪い結末予感を感じた。
牧場の入り口には看板があり、その下にエミュー一頭一金貨と書かれていて、
鞍一金貨と書いてあるが、裂熊丸は鞍とは聞いたことがない。
裂熊丸が看板を確認していると、
キャルドほど有る顔の長い見た事のない猛獣らしきものが、現れて突進してくる。
皆が身構えると、猛獣らしきものに乗った耳長種族が確認できた。
「エミューが所望かい。今追い込んでくるから、好きなのを選んでくれ。」
と言って、四本のエミューの手綱を渡された。
猛獣らしき二頭に乗った耳長種族は、
上手に二十頭のエミューを囲いの中に追い込んできた。
どれもが大型で、特級品のエミューであり、ほかの国なら四金貨はするだろうが、
これがどれでも一金貨とは驚きである。
裂熊丸にはすべてがよく見えてしまうので、どれにするか品定めに迷ったが、
裂熊丸をにらみつけたエミューを選んだ。
みんなはそれぞれにエミューに手綱を付けている。
「お客さん、鞍はいりませんか?」
「鞍とは?」
耳長種族の一人が入り口隣の建物に入り、木と革でできた変則に曲げたものを持って現れると、裂熊丸の選んだエミューにそれを括り付け始めた。
「乗ってごらんよ」
と言って、その鞍とやらの上に、裂熊丸を乗せて足を固定した。
「走ってきな。」
と掛け声かけて、エルフはエミューのしりをたたいた。
「体重を足にかけろ!」
とエルフに叫ばれて、裂熊丸は足に体重をかけると体は軽くなり、
エミュー手綱を操作すると、意のままに進ませる事が簡単にできた。
「素晴らしい、此れは火の国に必要である。」
と、裂熊丸は叫んでしまった。
裂熊丸は鞍とエミューの代金十金貨を払い、猛獣らしきもののことを知りたくて、
「それは何者ですか?」と尋ねた。
「守り人の故郷の家畜で馬と言って、エルフ戦士騎馬隊の乗り物さ。人懐っこいし、
強くて速いので、最強のエルフ騎馬隊が誕生したのよ。」
「俺も乗れるかい。」
「無理だね。エミューと違って、知らないやつは乗せないし、
無理やり乗ったら振り落としてしまうのさ。」
そして、エルフは駆け出して馬の背中で立ち上がり、
手綱無しで駆けまわっていることでの信頼関係にも驚愕で有るが、
確かにあの状態からでも、矢を射ることは可能であろう。
裂熊丸は三日目の夕方、火の国都に着いた。
やはり、エルフの育てたエミューは、噂話の通り特級品であって速いし、
一日中走っても疲れを知らないが如くに、休むことなく駆け続けた。
おまけに鞍なるものは、乗り手を疲れさせないうえに、エミューの扱いがたやすくなる。
裂熊丸は、鞍の必要性に気づいた。
裂熊丸は、配下の者に鞍をすべて集めさせると、木工屋となめし革屋に鍛冶屋の運ぶように指示すると、鞍の形状を急ぎ調べて複製するようにも指示した。
大王に謁見する時間は過ぎているが、裂熊丸には緊急の事と思えるので、
裂熊丸は急ぎ王宮に向かった。
大王は客間にてムー帝国の特使と会談中らしくて、
裂熊丸は王座の間の控室へ急ぎ向かうと、衛士兵が駆けてきて、
「大王様の命で、客間に来るようにと事です。」
裂熊丸は会談中の客室へ呼び出される戸惑いを感じつつ、部屋に入った。
「裂熊丸、丁度いい所へ帰ってきた。ムー帝国の特使様が我が国に援軍を求めて来た。」
と、獅子丸大王様はふんぞり返ったままで、上機嫌で裂熊丸を呼んだ。
裂熊丸は大王の後ろに立ち、
「ムー帝国の特使様の条件は、よい話でしょうか?」
「いい話だ。ムー帝国の反逆者を打ち取った後で、元ゲルググ国を攻めるのであれば、
援軍を出してくれるそうだ。」
「反逆者だけでなく、亜人協力国との戦闘になりそうだが、
ムー帝国は、あの亜人協力国に勝てると言うのですか?ファ~。」
裂熊丸が語尾の言葉の後に鼻で笑うと、ムー帝国の特使は顔を真っ赤にして立ち上がり、
「百戦百勝のムー帝国を侮辱しているのか?」
と、叫んだが、
「ムー帝国のスケジュ皇帝は皇太子であったときに、前皇帝に回復魔法を施しに来たらしいが、
何者かが、ガイア様の眷属等に守られたテテサ教皇様に、
暗殺者を送りはしたが、返り討ちに会って失敗したらしいし。
おまけに、今でも戒めのために、
ガイア様の矢が、スケジュ皇帝目掛けてくるらしいが、
ガイア様の加護なしどころか、ガイア様を敵に回したままで勝てますか?ファ~。」
と、また、語尾の言葉の後に鼻で笑った。
「裂熊丸。その話は初めて聞く、どういう事だ。」
「スケジュ皇帝が、皇太子時代に住んでいた、邸宅の門に赤い矢が刺さっていて、
それを引き抜こうとする者は、天から赤い矢で射抜かれるらしいので、
門にはまだ赤い矢が刺さったままらしいです。
腰抜けスケジュ皇帝も、何故か、決して外には出ないそうです。ファ~。ファ~。」
と今度は二度笑った。
「特使よ!正直にガイア様に誓って真相を述べよ。俺に隠し事をしたならば、
お前もガイア様の怒りを買うかもしれない。
俺を悪の道に誘おうとしたことの、真実を述べねば殺す!」
「テテサ教皇様が、暗殺者に狙われたのは事実ですが、
スケジュ皇帝が関係したとの、証拠はありません!反逆者の流した噂だけです!」
「衛士兵!ムー帝国のクソ特使を叩き出せ!」
と、言ったのちに、静かに裂熊丸を見て、
「ムー帝国に攻め込み、反逆者に加担する。」
「犠牲は多くて、実入りはないでしょう。」
「何故か?」
「亜人協力国は傭兵を募集していません。自分たちだけで可能だからです。」
「それが今回の調査結果か?」
「はい、調査してきた一部ですが、そうです。亜人協力国の守り人と呼ばれている者と、黒豹丸が対峙しましたが、赤ん坊のごとく軽くあしらわれました。」
「黒豹丸が、軽く、、、?」
「おまけに、女儀仗兵のつよさは、我が、獅子団百人頭と同等以上と感じました。然も、抜身の剣で二十人の女儀仗兵が、木刀を持った指南役の男に軽く受け流されていました。」
「女儀仗兵が、強いと?」
「二人の女儀仗兵が、二人の傭兵を、鎖鎧ごと身二つに切り割りました。」
「お前、何の活劇の話をしているのだ?」
「私と、猛者頭達の顔面先で、身二つに切り割りする様を、はっきりと見ています。」
「女が、鎧ごと、身二つに切り割りする?どんな化け物だ。」
「歳は、二十歳前後で、眩い程の美人でした。おまけに二人共貴人の雰囲気を漂わせていました。」
「会ってみたいが、他は?元ゲルググ国は、どうであった。」
「元ゲルググ国の民は、多くの食料に恵まれていて、快適な生活をしていました。」
「亜人国からの仕入?」
「小麦一万トンを白金貨二百貨で仕入れる方法を、見つけてきました。」
「一万トンを白金貨二百貨だと、、、、、、、?キロ当たり?」
「二銀貨です。」
「二銀貨だと!何処で。」
「亜人協力国の穀物取引です。」
「金はどうする?」
「亜人協力国の銀行から借ります。これは紙と言って、亜人協力国の特産だそうです。」
裂熊丸は、マティーレ総裁から渡された書類の束を差し出すと、
獅子丸大王は、何度も読み直しながら、
「こんな条件の担保と、こんな利子でよいのか?」
「受け入れがたい担保もございますが?」
「猛者頭五名の者を、協力国に身柄を移すことか?そんな事にはならん!」
裂熊丸は逮捕権を放棄する部分と言いたかったが、獅子丸大王は一万トンの穀物が手に入ったと喜んでいて、不平等担保など眼中にないと悟って腹に飲み込んだ。
「但し今回だけで、これからの取引はゲルググ商会となります。」
「保証人となる猛者頭達を選び出し、教会の司祭に会う、
直ぐに準備出来次第行動するように。」
「今すぐですか?」
「そうだ。善は急げと言うだろう。」
「保証人となる猛者頭達の基準は?」
「貴族どもの負担にならないようにだ。」
詰まり、貴族出身者は除き、平民出から選べと言う事らしい。
裂熊丸も平民出であったので、この取引に関しては悪い結末予感を感じた。
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