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制覇行進
159 動き出す個々の思惑
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神降臨街宮殿迎賓食堂室において、元オハラ王国伯爵グレイドル.ゴールドル改め、ヒカリ自治区長グレイドル.ゴールドルとその妻マンダリーに、元聖女近衛兵隊長であった自治区防衛隊長リルドラ. ゴールドルと娘マリー.ゴールドル元聖女親衛隊隊長等が、にこやかに会食していた。
歓迎主催者ヒカリ皇后は夫である鹿島のそばに座り、フォークとナイフを皿に置き、
「グレイドル。オハラ王国、、、の名が消えたが、新たなヒカリ自治区の運営は頼みます。」
自治区長グレイドルは鎮守聖国運営委員会とヒカリ皇后の併合合意書のサイン式に参加していて、その場で自治区長に任命されていた。
「ヒカリ自治区統治者ヒカリ皇后陛下の名を汚さないよう、頑張ります。」
「我らは民から養われている故、我らは民を守る義務がある。法を重んじ、それを自分の模範行動で示してもらいたい。」
ヒカリ皇后が厳しい表情でグレイドル.ゴールドル家族を見回すと、グレイドル.ゴールドル家族四人全員が立ち上がり四十五度に腰を曲げ、
「必ずや、法治重視を肝に銘じます。」と合唱した。
「マリー、いつまでも私の傍に居たいとの言葉を、無下にしてしまい、すまぬ。今は我が身はタローと一心同体にならねばならないからなのだ。理解してほしい。」
「自分では、ヒカリ様の護衛役は鎮守聖カジマ陛下と大精霊サニー猊下には及びません。ので、安心してヒカリ自治区の経済発展に努めるつもりです。」
ヒカリ自治区での経済全てが、ヒカリ皇后名義での金融業や商事に生産業を確立した財閥を構築していた。
神降臨街を中心とした鎮守聖国においては、惑星の歴史からして埋蔵化石燃料があまりにも少ない代わりに、豊富な魔石鉱物を用いた科学発展が行なわれていた。
その恩恵により、ヒカリ自治区においても、金銀貨幣の代わりに電子マネー決済が八十%以上なされていた。
鎮守聖国化学力においては反重力デンシャ車両を筆頭に、武器を除いては鹿島のいた時代より遥かに発展していた。
鎮守聖国化学力と経済の仕組みをいち早く理解したグレイドル.ゴールドルは、自分の家族を中心とした組織を作り上げていたのだった。
ゆえか、神降臨街は政治の中心ならばと、ゴールドル領都を改めて『ヒカリ聖女街』と変更し、経済中心地とするべき努力していたが為に、鎮守聖国運営委員たちをも狼狽させる有能な人材を多数確保していた。
したがって、鎮守聖国やゴールドル領地においては有能な人材確保の為人件費が高騰し、思わぬ所得倍増となったが為に購買力経済が潤いだした。
鹿島は財閥の誕生を鎮守聖国運営委員たちから危惧しているとの報告を受けてはいたが、発展過程の一環であるとの思いで、ヒカリ自治区の運営への財力協力要請を伝えていた。
鎮守聖国運営委員たちは一極利益集中財閥力を危惧しながらも再度財閥規約を検討すると、財閥に集まる利益はゴールドル家の独占ではなく、ほとんどが民に還元する仕組みが為されて有り、その資産全てがヒカリ皇后名義であった。
要するに、ゴールドル家はヒカリ皇后の為にとの思いが有り、そのことは自分たちの主である鹿島の為でもあると理解した。
それはまた、自分たちの主である鹿島の為にも、民のためにも、民に還元する仕組みの財閥を新たに興す必要があるとも判断した。
デザートを楽しみながら紅茶を飲むヒカリ皇后とゴールドル家族との慣れ親しんだ和やかな雰囲気の様子を、鹿島は微笑似ながら眺めていると、給仕係の侍女が傍に来て、
「別室で、エントツ国防大臣達がお待ちです。」と耳打ちした。
鹿島が「要件ができたので失礼する」と言って立ち上がると、ヒカリ皇后はにこやかに手を振るが、ゴールドル家族は全員立ち上がり腰を曲げて見送った。
会議室ではすでにサニーとエントツ国防大臣が互いに対面して席に座っていて、エントツ国防大臣の後ろにはチャップリ元帥とパトラ情報局長と等が立っていた。
鹿島は部屋に入ると憂いに満ちた雰囲気を感じ、
「かなり、重苦しい雰囲気だが、何があった?」
「タイガー. シャジャーイ殿のことでございます。」
とエントツ国防大臣が嫌な軽蔑表情で答えた。
「詳しく話してくれ。」
鹿島は一同を見渡しながら問いかけると、エントツ国防大臣の後ろにいるチャップリ元帥が、隣のパトラ情報局長に説明するよう命じた。
パトラ情報局長は書類帳を開き、
「タイガー. シャジャーイ殿は父親の仇だと宣言しての武装蜂起であったが、一部の地区ではビクトリー女王国特使の仇とも言っています。しかしながら、奪い取った領地や町で農奴解放や農地改革を行いながらも、その支配地を任された新しい支配者はただ何故か、元悪らつ馬賊や任侠を語る元悪族暴力集団指導者ばかりらしいので、住民からの評判は最悪の様子です。」
「法を蔑ろにしていると?」
「法の下での、職権乱用の様子です。」と、チャップリ元帥はこぶしを握り締めて返事した。
鹿島が腕を組み考え込むと、
「今現在の状況としては、タイガー. シャジャーイ殿が攻め込む地区の集落や、城壁街の住民たちは戦闘が行われる前に避難していて、シャジャーイ王国内では多くの避難民があふれ出しています。多くは隣のビクトリー女王国やキルオシ帝国へ向かって逃避しています。」
「非戦闘員が避難するほどの、恐怖事が行われていると?」
「はい。そして、シャジャーイ王国内での良からぬ噂話もあります。」
「どんな噂だ?」
「些細な犯罪さえ見逃さない、稀なる強権支配者だとの流言です。」
「例とすれば?」
「今や埃を被った実行力のない法律である、支配者よりも贅沢な暮らしや、貴金属の所有です。噂の中には、、、信ぴょう性はないが、支配者初夜権などを、、、要求されたとの噂もあります。」
「それら古い法律が、まかり通りだしたと?」
「タイガー. シャジャーイ殿の支配地域での、事です。」
「故意に流された流言ではないかと思うが?」
「現在調査中です。が、申し遅れましたが、タイガー. シャジャーイ殿の異母弟ヤスゴロー.ドモヤス殿は以前侠客博徒を名乗っていた、暴力集団の頭でした。」
鹿島が考え込むと、チャップリ元帥が身を乗り出して、
「ビクトリー女王国特使の仇を名乗り、職権乱用を承認しているのであれば、ビクトリー女王国に対し、無礼極まります。その落とし前は我らにお任せください。」
「ビクトリー女王国の名を落とすなど、もってのほかだが、それよりも、古い法律を持ち出し、職権乱用など許しがたい。が、、、。」
と言って、鹿島は大きく息を吐くと、
「裏があると?」とエントツ国防大臣が怪訝な表情になった。
「俺が調査に向かう。」と言って、鹿島は一同を見回した。
鹿島の言葉にパトラ情報局長はその真意を知ると、タイガー. シャジャーイ殿の異母弟ヤスゴロー.ドモヤスのことを含め不満を述べ、チャップリ元帥もシャジャーイ王国での行動主導権を主張しだしたが、エントツ国防大臣は不満顔のチャップリ元帥とパトラ情報局長を伴い、一礼して部屋から出ていった。
サニーは並べられたお菓子やケーキをほぼ食べ終わった様子で、口元を拭きながら、
「向かう理由は?」
「タイガー. シャジャーイ殿を信じたいし、その援護もある。」
「パトラ情報局長はタイガーを見捨てている様子でしたが?」
「二人は親しかったはずだが?」
「パトラ情報局長はすでに私情を捨てていますからでしょう。」
鹿島は何気にパトラの控えめな侍女姿を思い出していた。
「私情を捨てるなど、まだあの時の傷は癒えてないのか。」
と哀れさを感じながらも、自分にはどうすることも出来ない無力感を感じていた。
歓迎主催者ヒカリ皇后は夫である鹿島のそばに座り、フォークとナイフを皿に置き、
「グレイドル。オハラ王国、、、の名が消えたが、新たなヒカリ自治区の運営は頼みます。」
自治区長グレイドルは鎮守聖国運営委員会とヒカリ皇后の併合合意書のサイン式に参加していて、その場で自治区長に任命されていた。
「ヒカリ自治区統治者ヒカリ皇后陛下の名を汚さないよう、頑張ります。」
「我らは民から養われている故、我らは民を守る義務がある。法を重んじ、それを自分の模範行動で示してもらいたい。」
ヒカリ皇后が厳しい表情でグレイドル.ゴールドル家族を見回すと、グレイドル.ゴールドル家族四人全員が立ち上がり四十五度に腰を曲げ、
「必ずや、法治重視を肝に銘じます。」と合唱した。
「マリー、いつまでも私の傍に居たいとの言葉を、無下にしてしまい、すまぬ。今は我が身はタローと一心同体にならねばならないからなのだ。理解してほしい。」
「自分では、ヒカリ様の護衛役は鎮守聖カジマ陛下と大精霊サニー猊下には及びません。ので、安心してヒカリ自治区の経済発展に努めるつもりです。」
ヒカリ自治区での経済全てが、ヒカリ皇后名義での金融業や商事に生産業を確立した財閥を構築していた。
神降臨街を中心とした鎮守聖国においては、惑星の歴史からして埋蔵化石燃料があまりにも少ない代わりに、豊富な魔石鉱物を用いた科学発展が行なわれていた。
その恩恵により、ヒカリ自治区においても、金銀貨幣の代わりに電子マネー決済が八十%以上なされていた。
鎮守聖国化学力においては反重力デンシャ車両を筆頭に、武器を除いては鹿島のいた時代より遥かに発展していた。
鎮守聖国化学力と経済の仕組みをいち早く理解したグレイドル.ゴールドルは、自分の家族を中心とした組織を作り上げていたのだった。
ゆえか、神降臨街は政治の中心ならばと、ゴールドル領都を改めて『ヒカリ聖女街』と変更し、経済中心地とするべき努力していたが為に、鎮守聖国運営委員たちをも狼狽させる有能な人材を多数確保していた。
したがって、鎮守聖国やゴールドル領地においては有能な人材確保の為人件費が高騰し、思わぬ所得倍増となったが為に購買力経済が潤いだした。
鹿島は財閥の誕生を鎮守聖国運営委員たちから危惧しているとの報告を受けてはいたが、発展過程の一環であるとの思いで、ヒカリ自治区の運営への財力協力要請を伝えていた。
鎮守聖国運営委員たちは一極利益集中財閥力を危惧しながらも再度財閥規約を検討すると、財閥に集まる利益はゴールドル家の独占ではなく、ほとんどが民に還元する仕組みが為されて有り、その資産全てがヒカリ皇后名義であった。
要するに、ゴールドル家はヒカリ皇后の為にとの思いが有り、そのことは自分たちの主である鹿島の為でもあると理解した。
それはまた、自分たちの主である鹿島の為にも、民のためにも、民に還元する仕組みの財閥を新たに興す必要があるとも判断した。
デザートを楽しみながら紅茶を飲むヒカリ皇后とゴールドル家族との慣れ親しんだ和やかな雰囲気の様子を、鹿島は微笑似ながら眺めていると、給仕係の侍女が傍に来て、
「別室で、エントツ国防大臣達がお待ちです。」と耳打ちした。
鹿島が「要件ができたので失礼する」と言って立ち上がると、ヒカリ皇后はにこやかに手を振るが、ゴールドル家族は全員立ち上がり腰を曲げて見送った。
会議室ではすでにサニーとエントツ国防大臣が互いに対面して席に座っていて、エントツ国防大臣の後ろにはチャップリ元帥とパトラ情報局長と等が立っていた。
鹿島は部屋に入ると憂いに満ちた雰囲気を感じ、
「かなり、重苦しい雰囲気だが、何があった?」
「タイガー. シャジャーイ殿のことでございます。」
とエントツ国防大臣が嫌な軽蔑表情で答えた。
「詳しく話してくれ。」
鹿島は一同を見渡しながら問いかけると、エントツ国防大臣の後ろにいるチャップリ元帥が、隣のパトラ情報局長に説明するよう命じた。
パトラ情報局長は書類帳を開き、
「タイガー. シャジャーイ殿は父親の仇だと宣言しての武装蜂起であったが、一部の地区ではビクトリー女王国特使の仇とも言っています。しかしながら、奪い取った領地や町で農奴解放や農地改革を行いながらも、その支配地を任された新しい支配者はただ何故か、元悪らつ馬賊や任侠を語る元悪族暴力集団指導者ばかりらしいので、住民からの評判は最悪の様子です。」
「法を蔑ろにしていると?」
「法の下での、職権乱用の様子です。」と、チャップリ元帥はこぶしを握り締めて返事した。
鹿島が腕を組み考え込むと、
「今現在の状況としては、タイガー. シャジャーイ殿が攻め込む地区の集落や、城壁街の住民たちは戦闘が行われる前に避難していて、シャジャーイ王国内では多くの避難民があふれ出しています。多くは隣のビクトリー女王国やキルオシ帝国へ向かって逃避しています。」
「非戦闘員が避難するほどの、恐怖事が行われていると?」
「はい。そして、シャジャーイ王国内での良からぬ噂話もあります。」
「どんな噂だ?」
「些細な犯罪さえ見逃さない、稀なる強権支配者だとの流言です。」
「例とすれば?」
「今や埃を被った実行力のない法律である、支配者よりも贅沢な暮らしや、貴金属の所有です。噂の中には、、、信ぴょう性はないが、支配者初夜権などを、、、要求されたとの噂もあります。」
「それら古い法律が、まかり通りだしたと?」
「タイガー. シャジャーイ殿の支配地域での、事です。」
「故意に流された流言ではないかと思うが?」
「現在調査中です。が、申し遅れましたが、タイガー. シャジャーイ殿の異母弟ヤスゴロー.ドモヤス殿は以前侠客博徒を名乗っていた、暴力集団の頭でした。」
鹿島が考え込むと、チャップリ元帥が身を乗り出して、
「ビクトリー女王国特使の仇を名乗り、職権乱用を承認しているのであれば、ビクトリー女王国に対し、無礼極まります。その落とし前は我らにお任せください。」
「ビクトリー女王国の名を落とすなど、もってのほかだが、それよりも、古い法律を持ち出し、職権乱用など許しがたい。が、、、。」
と言って、鹿島は大きく息を吐くと、
「裏があると?」とエントツ国防大臣が怪訝な表情になった。
「俺が調査に向かう。」と言って、鹿島は一同を見回した。
鹿島の言葉にパトラ情報局長はその真意を知ると、タイガー. シャジャーイ殿の異母弟ヤスゴロー.ドモヤスのことを含め不満を述べ、チャップリ元帥もシャジャーイ王国での行動主導権を主張しだしたが、エントツ国防大臣は不満顔のチャップリ元帥とパトラ情報局長を伴い、一礼して部屋から出ていった。
サニーは並べられたお菓子やケーキをほぼ食べ終わった様子で、口元を拭きながら、
「向かう理由は?」
「タイガー. シャジャーイ殿を信じたいし、その援護もある。」
「パトラ情報局長はタイガーを見捨てている様子でしたが?」
「二人は親しかったはずだが?」
「パトラ情報局長はすでに私情を捨てていますからでしょう。」
鹿島は何気にパトラの控えめな侍女姿を思い出していた。
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