13 / 13
「ワナビ」という言葉は、使っちゃダメらしい
しおりを挟む
結構衝撃的なタイトルだが、実際そうらしい。
「自分以外のなにかになろうとする人は、不幸になるよ!」
という実験が、2019年ニューヨーク大学で行われた。
メンタリストDaiGoさんの動画
「目標を3文字変えるだけで【やる気が3年以上続く】心理テクニック」
科学に興味を持った子どもたちを、
「あなたは、科学者に『なりたい』ですか?」
と聞いた、何かの『存在』にスポットを当てたグループと、
「あなたは、科学をし『ながら』生きていきたいですか?」
といった『行動』に焦点を当てたグループに分けて、後にどうなったかを追った。
「夢の達成率が変わるのかどうか」の実験だ。
すると、衝撃のことが。
なんと、「存在」にスポットを当てたグループは、
「三年以内に、科学者への興味が失せた」
のだ!
逆に、科学をし「ながら」生きたいという『行動』にスポットを当てたグループは
「何年経ってもモチベを維持した、あるいは好奇心が向上した」
らしい。
理由は、動画にて。
4:16あたりからスタート。
おとなになっても同じで、なにかの「存在になりたい」と思っている人は、モチベが続かないという。
実は、思い当たるフシがある。
小説講座の生徒に、「有名ミステリ作家」の熱狂的ファンがいた。
しかし、彼女は作品を一切提出しなかった。
「あの先生には勝てないから」
といって。
ウチはガチガチの新人賞応募勢だ。
「応募前に指導を受けて、改稿して新人賞へ」
という流れを作れるのが、ウチの強みなのに。
結局、結局一作もまともな作品を書けず、講座をやめてしまった。
デビューしたという話も聞かない。
正直なトコロ、「この人、やめるだろうな」と思っていた。
彼女は「作家にお近付きになりたい」だけであって、
「作品を書いて、面白がってもらいたい」
という感情に乏しかったから。
同じように、
「〇〇先生のようになりたいんです!」
っていう生徒の作品提出率は、著しく低い。
動画にあった理由を聞いて、「なるほど!」と思った。
そりゃあ、やらんわ。
『存在』ではなく『行動』に目を向けるべきだという。
自分は自分そのままと受け入れて、その上で行動を変えていく方が、実現性が高まるという。
なので、夢を持つときは
「自分以外のなにかになろうとしてはいけない」
らしい。
「どういう行動を取りながら生きていきたいのか、考える」
ほうが、目標達成度が上がるという。
最近、オレも「ワナビ」という言葉を使うのをやめた。
「オレは作家だ」
と思うようになった。
漫画家の「かいち」さんが
「志望者って書いちゃうと、そんな目でしか見られないから、ウソでも自称してみた!」
とおっしゃっていたので、自分も真似しただけだ。
しかし、それは実に理にかなった行為だったのである。
「何かになりたい」という言葉は、逆効果なのだ。
「自分以外のなにかになろうとする人は、不幸になるよ!」
という実験が、2019年ニューヨーク大学で行われた。
メンタリストDaiGoさんの動画
「目標を3文字変えるだけで【やる気が3年以上続く】心理テクニック」
科学に興味を持った子どもたちを、
「あなたは、科学者に『なりたい』ですか?」
と聞いた、何かの『存在』にスポットを当てたグループと、
「あなたは、科学をし『ながら』生きていきたいですか?」
といった『行動』に焦点を当てたグループに分けて、後にどうなったかを追った。
「夢の達成率が変わるのかどうか」の実験だ。
すると、衝撃のことが。
なんと、「存在」にスポットを当てたグループは、
「三年以内に、科学者への興味が失せた」
のだ!
逆に、科学をし「ながら」生きたいという『行動』にスポットを当てたグループは
「何年経ってもモチベを維持した、あるいは好奇心が向上した」
らしい。
理由は、動画にて。
4:16あたりからスタート。
おとなになっても同じで、なにかの「存在になりたい」と思っている人は、モチベが続かないという。
実は、思い当たるフシがある。
小説講座の生徒に、「有名ミステリ作家」の熱狂的ファンがいた。
しかし、彼女は作品を一切提出しなかった。
「あの先生には勝てないから」
といって。
ウチはガチガチの新人賞応募勢だ。
「応募前に指導を受けて、改稿して新人賞へ」
という流れを作れるのが、ウチの強みなのに。
結局、結局一作もまともな作品を書けず、講座をやめてしまった。
デビューしたという話も聞かない。
正直なトコロ、「この人、やめるだろうな」と思っていた。
彼女は「作家にお近付きになりたい」だけであって、
「作品を書いて、面白がってもらいたい」
という感情に乏しかったから。
同じように、
「〇〇先生のようになりたいんです!」
っていう生徒の作品提出率は、著しく低い。
動画にあった理由を聞いて、「なるほど!」と思った。
そりゃあ、やらんわ。
『存在』ではなく『行動』に目を向けるべきだという。
自分は自分そのままと受け入れて、その上で行動を変えていく方が、実現性が高まるという。
なので、夢を持つときは
「自分以外のなにかになろうとしてはいけない」
らしい。
「どういう行動を取りながら生きていきたいのか、考える」
ほうが、目標達成度が上がるという。
最近、オレも「ワナビ」という言葉を使うのをやめた。
「オレは作家だ」
と思うようになった。
漫画家の「かいち」さんが
「志望者って書いちゃうと、そんな目でしか見られないから、ウソでも自称してみた!」
とおっしゃっていたので、自分も真似しただけだ。
しかし、それは実に理にかなった行為だったのである。
「何かになりたい」という言葉は、逆効果なのだ。
0
お気に入りに追加
3
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
人生ステータス論
坂真希
エッセイ・ノンフィクション
体力・知力・精神力・運etc...
人生なんて自分が主人公のRPGみたいなものだって誰かが言ってた。色んなステータスに僕らはどう振ってきたんだろう。そしてこれからどう振っていけばいいんだろう。
全て自分次第
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる