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4章
戯言
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★悠視点
朝食の準備、それは朝一での戦闘行為だ。人数が増えれば増えるほど、戦闘力が必要になってくる。
まずは寝坊している子供を起こすことから始まる。
「聡介! いつまで寝てるの! 母さんは起こしたからね。早くこないと朝食も他の子に取られちゃうんだから」
「頭が痛い、昨日飲みすぎて、朝食はいらない」
「何言ってるのよ! 食べないと、力が出ないでしょ! 早く起きて食べなさい。イール、ボタンちゃんやってしまいなさい!」
わーっと、イールと牡丹ちゃんが聡介の上で跳ね回る。
たまらず聡介も起き上がり、イールと牡丹ちゃんを両脇に抱えて食卓へと足を運ぶことなる。
「悠さん、そのノリ好きですよね」
「もう少し反応してくれないと、お母さん寂しいんだけど」
せっかく早く起きて、白米にだし巻き卵にベーコン、サラダに味噌汁とこれぞ朝食というものをせっかく用意してるんだからちゃんと食べて欲しい。
「おい、ヴィ。俺と聡介のおかずがすっかりないんだけど」
「モゴ、モゴ」
「お前以外に誰が食うというのんだよ」
目線を逸らし、リスのように口をモゴモゴさせている。
こんな悪戯もとい、食い意地の張ったことをするのはこいつ以外にいない。
口に入ったものを飲み込むと、何やら言い訳まがいなことを話し出す。
「認めよう。私が食べた!」
「そうか、布団たたきでお尻ぺんぺんの刑だ。ハル、やっておしまいなさい」
「僕がやるんですか? 絵面が不味いですよ。それにそんな趣味はないんですけど」
「これはプレイの一環ではなく、子供に対するお仕置きなんだよ!」
尻を叩かれて悶える姿を少し見てみたいとかは決して思っていない。
俺がやったらそれこそ、絵面がまずい。
「聞いてくれ。ユウ、お前の飯が美味かったからなんだ! 最高だった」
なんて真っ直ぐな瞳で見てくるんだ。
そうか、飯が美味かったか。最高……か。そこまで言われては仕方がないか。
「今度は人の物を取らずにちゃんと話をするんだぞ」
「何杯でもおかわりしていいのか!」
「ご飯とおかずはそれぞれ一回のおかわりまで」
「それではいつもと変わらないじゃないか!」
「なんだと、尻を叩かれたいのか!」
「子供たちは食べ終わったなら、ごちそうさまをしてお外に行きましょうか」
言い合いをしている間にルリアさんが子供を外に連れ出してしまった。
改めてヴィに説教して、洗い物を済ます。
畑仕事や動物達のお世話は皆んながやってくれている。今回は人数が多いのもあって俺がやっていることは家を守ること。主夫業である。
「にゃーん」
「姉さん、おかえりなさい! モモ達はどうでした?
「にゃーん」
「はいはい、先にご飯ですね」
姉さんが大好きな漬物と白米、焼き魚と味噌汁の定食セットを出す。
疲れていたのかあっという間に完食して、ノビーと畳の上でゴロンしてしまう。
「食べた後に横になると牛になりますよ」
「にゃーん」
なれるものならなってみたいとのことだ。
チラリと俺を見てくる。このサインはブラッシングだ。
ブラッシングを始めると姉さんがポツポツと話してくれた。
「にゃーん」
「それは大変でしたね。エリゼやリリアちゃんも巻き込まれてたんですか、でも無事でよかった。ダメ男も弱っているならしばらくは安全なんでしょ? あとは見つけ出して天界に返すだけですかね」
「にゃーん」
簡単にことが運ばれることを願うまでですよ。
「サイラ君もいるし、モモは帰ってくるんですよね?」
「にゃーん」
そこまでは知らんですか、話をせずに戻ってくるとか、どうしてなんですか。
「にゃーん」
子供らに任せることも大事。
守る必要があれば手伝いはするけど、大人であるあの子らに必要以上に力を貸すつもりはないですか。
姉さんらしい。
「姉ちゃん!」
「にゃーん」
お昼時になって一同が戻ってくると、イールが姉さんのお腹に頭をぐりぐりして帰ってきたことを喜ぶ。
大福も迷惑をかけましたと、何か話をしていた。
「杏お姉さんが戻ってきたということは、モモも無事なんですね」
「ああ、問題ないそうだ。エリゼやソード家の人も巻き込まれたみたいだから、全部片付けは帰ってくるだろう」
サイラも安堵した表情をしている。
横からは口を出してくるのはハル。
「ソード家ってエリゼさんは無事なんですか?」
「無事みたいだから安心してくれ」
「よかった……」
一目惚れとはいえ、ゾッコンだな。
ただ皇帝になるにしろ、ならないにしろ、定職につかない奴なら俺は反対するからな。
サイラは自分のことを、王様の隠し子であることなど、ここにいるメンバーには話をしている。
必要であれば、このことを他の人に話す、話さないは任せるとまで言った、それでいいのだろうかと確認をした時には。
「ここにいる方は義父の信頼できる方だけだと思っています。真実を話さないのは失礼だと思いました。また信頼できる方であれば義父やモモを傷つけるような形で公開したり吹聴することもないと思っています」
これがハルの発言であれば、裏を感じるし、俺を利用してプレッシャーをかけていると感じるが、サイラはそれを純粋な笑顔で発言した。
裏表がないのはいいが、王様には向かなそうな奴だ。
サイラとハルは境遇が少しにているからか、仲良くなるに時間は掛からなかった。
2人でいる姿はよく見かけ、ガンジュさんと3人で難しそうな話なんかもしている。
「いずれはサイラ君と義理兄弟になるかもしれませんしね」
そんな戯言はエリゼを口説いてから言ってほしい。外堀を埋めたって、エリゼであれば簡単に崩してかかるぞ?
朝食の準備、それは朝一での戦闘行為だ。人数が増えれば増えるほど、戦闘力が必要になってくる。
まずは寝坊している子供を起こすことから始まる。
「聡介! いつまで寝てるの! 母さんは起こしたからね。早くこないと朝食も他の子に取られちゃうんだから」
「頭が痛い、昨日飲みすぎて、朝食はいらない」
「何言ってるのよ! 食べないと、力が出ないでしょ! 早く起きて食べなさい。イール、ボタンちゃんやってしまいなさい!」
わーっと、イールと牡丹ちゃんが聡介の上で跳ね回る。
たまらず聡介も起き上がり、イールと牡丹ちゃんを両脇に抱えて食卓へと足を運ぶことなる。
「悠さん、そのノリ好きですよね」
「もう少し反応してくれないと、お母さん寂しいんだけど」
せっかく早く起きて、白米にだし巻き卵にベーコン、サラダに味噌汁とこれぞ朝食というものをせっかく用意してるんだからちゃんと食べて欲しい。
「おい、ヴィ。俺と聡介のおかずがすっかりないんだけど」
「モゴ、モゴ」
「お前以外に誰が食うというのんだよ」
目線を逸らし、リスのように口をモゴモゴさせている。
こんな悪戯もとい、食い意地の張ったことをするのはこいつ以外にいない。
口に入ったものを飲み込むと、何やら言い訳まがいなことを話し出す。
「認めよう。私が食べた!」
「そうか、布団たたきでお尻ぺんぺんの刑だ。ハル、やっておしまいなさい」
「僕がやるんですか? 絵面が不味いですよ。それにそんな趣味はないんですけど」
「これはプレイの一環ではなく、子供に対するお仕置きなんだよ!」
尻を叩かれて悶える姿を少し見てみたいとかは決して思っていない。
俺がやったらそれこそ、絵面がまずい。
「聞いてくれ。ユウ、お前の飯が美味かったからなんだ! 最高だった」
なんて真っ直ぐな瞳で見てくるんだ。
そうか、飯が美味かったか。最高……か。そこまで言われては仕方がないか。
「今度は人の物を取らずにちゃんと話をするんだぞ」
「何杯でもおかわりしていいのか!」
「ご飯とおかずはそれぞれ一回のおかわりまで」
「それではいつもと変わらないじゃないか!」
「なんだと、尻を叩かれたいのか!」
「子供たちは食べ終わったなら、ごちそうさまをしてお外に行きましょうか」
言い合いをしている間にルリアさんが子供を外に連れ出してしまった。
改めてヴィに説教して、洗い物を済ます。
畑仕事や動物達のお世話は皆んながやってくれている。今回は人数が多いのもあって俺がやっていることは家を守ること。主夫業である。
「にゃーん」
「姉さん、おかえりなさい! モモ達はどうでした?
「にゃーん」
「はいはい、先にご飯ですね」
姉さんが大好きな漬物と白米、焼き魚と味噌汁の定食セットを出す。
疲れていたのかあっという間に完食して、ノビーと畳の上でゴロンしてしまう。
「食べた後に横になると牛になりますよ」
「にゃーん」
なれるものならなってみたいとのことだ。
チラリと俺を見てくる。このサインはブラッシングだ。
ブラッシングを始めると姉さんがポツポツと話してくれた。
「にゃーん」
「それは大変でしたね。エリゼやリリアちゃんも巻き込まれてたんですか、でも無事でよかった。ダメ男も弱っているならしばらくは安全なんでしょ? あとは見つけ出して天界に返すだけですかね」
「にゃーん」
簡単にことが運ばれることを願うまでですよ。
「サイラ君もいるし、モモは帰ってくるんですよね?」
「にゃーん」
そこまでは知らんですか、話をせずに戻ってくるとか、どうしてなんですか。
「にゃーん」
子供らに任せることも大事。
守る必要があれば手伝いはするけど、大人であるあの子らに必要以上に力を貸すつもりはないですか。
姉さんらしい。
「姉ちゃん!」
「にゃーん」
お昼時になって一同が戻ってくると、イールが姉さんのお腹に頭をぐりぐりして帰ってきたことを喜ぶ。
大福も迷惑をかけましたと、何か話をしていた。
「杏お姉さんが戻ってきたということは、モモも無事なんですね」
「ああ、問題ないそうだ。エリゼやソード家の人も巻き込まれたみたいだから、全部片付けは帰ってくるだろう」
サイラも安堵した表情をしている。
横からは口を出してくるのはハル。
「ソード家ってエリゼさんは無事なんですか?」
「無事みたいだから安心してくれ」
「よかった……」
一目惚れとはいえ、ゾッコンだな。
ただ皇帝になるにしろ、ならないにしろ、定職につかない奴なら俺は反対するからな。
サイラは自分のことを、王様の隠し子であることなど、ここにいるメンバーには話をしている。
必要であれば、このことを他の人に話す、話さないは任せるとまで言った、それでいいのだろうかと確認をした時には。
「ここにいる方は義父の信頼できる方だけだと思っています。真実を話さないのは失礼だと思いました。また信頼できる方であれば義父やモモを傷つけるような形で公開したり吹聴することもないと思っています」
これがハルの発言であれば、裏を感じるし、俺を利用してプレッシャーをかけていると感じるが、サイラはそれを純粋な笑顔で発言した。
裏表がないのはいいが、王様には向かなそうな奴だ。
サイラとハルは境遇が少しにているからか、仲良くなるに時間は掛からなかった。
2人でいる姿はよく見かけ、ガンジュさんと3人で難しそうな話なんかもしている。
「いずれはサイラ君と義理兄弟になるかもしれませんしね」
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