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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
乱戦と化す!? 邪神星イベント
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邪神星イベントの中ボスに猛進するカンナとカノンのジェミニオン・ノヴァ。
『あの機神…… 乗り手もですが、機体もかなり気になりますね』
邪神機や大型モンスターを蹴散らして、3機の機神が動き始める。
『あの機神の力…… 魔力とは違う様だが、欲しいな』
『奪うか?』
その3体は、【才覚の魔王】【魔剣の魔王】【皇帝の魔王】の魔王機だ。
『王も皇帝になりましたからね…… 機神を強化するのも良いかもですね』
【王の魔王】は、過去の37回の勇魔大戦イベントで魔王城の防衛に成功し、引き分け以外での負け無しでジョブが上位ジョブになっていた。
『あの力…… なかなかに良さそうだ』
魔王機達がジェミニオン・ノヴァに狙いを付けた時に……
『皆さん、防御して下さい』
魔王機達に飛翔体が降り注いだ。
その飛翔体は、星群だった。
『やったかな?』
『『フラグ!!』』
爆煙が立ち上る荒野化した場所に、メテオレインを放った機神が降り立つと…… 機神に向かって閃光が走る!?
『あぶね!?』
3人乗りの機神のメインの操縦者【ガイ】は、才覚の魔王機の放った魔法の光線を回避しながら機体を動かして距離を取ると、晴れて来た爆煙の中から無傷の魔王機3体が現れる。
『その手は効きませんよ』
『【めておん】よ…… また懲りず、俺に挑むか?』
『僕達が負けた訳じゃないからね!!』
『だからと言え、俺達3機に1機で挑むとは!?』
魔剣の魔王の魔王機が魔剣で閃光を弾く!
『皇帝の魔王とは相性が悪いし、数では不利…… だから、君達の天敵を喚んだよ』
『チィ……』
魔剣の魔王機が魔剣を呼び出して構えると、複数の武装ユニットを連れたガールズタイプのカスタム機神が4機現れる。
『魔剣の魔王…… 今日こそは、あなたを倒す!!』
サブシートのめておんのパーティーメンバー【チャド】から、魔剣の魔王の情報を受けた冒険勇者パーティー達だ。
『せっかく育って来た処なのによう!』
この前の勇魔大戦イベントで、配下の魔剣を多数砕かれた魔剣の魔王が苛立ちながら構える。
『他の勇者パーティーを呼びましたか…… ならば、私と皇帝であなたを先に『破山、流星脚!!!』!?』
上空から飛来した機神の必殺キックが、皇帝の魔王機の魔障壁と激しく激突し、衝撃で騒ぎに集まり出した周囲の邪神機や大型モンスター達が吹き飛ぶ!
『来たか……【闘拳】に【銀天】よ』
『悪いが、皇帝の魔王…… 君の相手は、この銀天の勇者【ギンガ】と』
『闘拳の勇者【タツミ】! 押して、参る!!!』
タツミの機神が拳を叩き付けて、皇帝の魔王機を障壁ごと押し込む! その後をギンガの機神が追った。
『分断とは…… やってくれましたね?』
『今回は、ちょっと個別のクエストが出てるんでね…… 悪いけど、魔王の夜会を潰させてもらうよ』
『厄介な事を…… ですが。あなた達を倒して、他の勇者を挟撃すれば良いだけです』
『やってみなよ…… やれるんならね!!』
才覚の魔王機の攻撃をガイの操縦で避けながら、チャドのブーストで強化しためておんが魔法で反撃する。
『くっ、初期魔法の低級の威力じゃないですね…… しかも、発動と数が化物じゃないですか! あなたの方が私よりも魔王的ですよ!!』
『この前は、皇帝の魔王に魔力を操られて押されたけど…… 君なら問題無いからね』
『この、中遠距離の回避型とは…… ちょっと骨が折れそうですね。皇帝ならまだしも…… 魔剣はヤバそうですね…… 被害が少ないと良いのですが……』
めておんの魔法攻撃を魔法で相殺して、避けきれない物を切り払いながら、才覚の魔王が距離を詰めるも……
『させるか!』
ガイが機神の機銃を発砲して距離を取る。その攻防を繰り返している内に……
『クソ!』
魔剣の魔王の眷属の魔剣が…… 一振り砕け散る。
『今日こそ、勝つ!!!』
『フッ、甘いな』
『なに!?』
砕け散った魔剣の破片が、踏み込んできた冒険勇者の機神に飛ぶと…… ドッゴーン!!! 触れた瞬間に爆発した。
『くっ、なにを!?』
『呪具化して、呪いスキルの道連れを覚えさせた。斬り付けた相手を砕かれた刀身が襲い自爆する様にな…… お前達が砕くから、俺の眷属の狂暴性が上がってしまったけどな!!!』
『通すと思うな!!!』
冒険勇者パーティーの女性騎士の機神がバリアシールドで、砕かれた魔剣の破片の爆発を止めるが……
『ゆくぞ!』
『チィイ!?』
爆発の爆煙から現れた魔剣の魔王機の魔剣を、冒険勇者が剣で受けては、激しい火花が飛び散った。
『めておんにしては、考えたものだな』
タツミの機神の攻撃を魔力障壁で弾きながら、皇帝の魔王機が押し止める。
『たしかに…… 貴様達には、俺の魔力支配の効果は無い…… が!』
『わっと!?』
皇帝の魔王機を魔力障壁ごと殴り続けていたタツミの機神が、驚いた様に後方に飛び退くと…… さっきまで居た場所を黒い腕が現れて地面を叩き割った。
『この!』
後方の上空から銀天の勇者の機神が砲撃するも……
『あまいな』
空間に現れた黒い腕に弾かれた。
『その腕…… 自分の周囲の空間魔力を支配したのか!?』
『ほう…… 気付いたか? なら、俺の力を少し見せてやろう』
皇帝の魔王機の周囲に、複数の黒い腕が現れる。
『うわわ、キモ!?』
『くっ、来るぞ! 気を付けろ!!』
空間魔力を支配した皇帝の魔王機の黒い乱打が襲い来ると、タツミが拳や蹴りで弾きながら前に出る。
『やるな。ならば!』
ギンガは、黒い乱打を避けながら闘拳の勇者の援護に回る。
『よし、とりあえず…… 個別クエストは、クリアだ』
皇帝の魔王機を相手にしながら、ギンガがモニターの端に中ボスを倒したジェミニオン・ノヴァを確認した時……
勇者達とパーティーメンバーは、ニヤリと笑った。
『あの機神…… 乗り手もですが、機体もかなり気になりますね』
邪神機や大型モンスターを蹴散らして、3機の機神が動き始める。
『あの機神の力…… 魔力とは違う様だが、欲しいな』
『奪うか?』
その3体は、【才覚の魔王】【魔剣の魔王】【皇帝の魔王】の魔王機だ。
『王も皇帝になりましたからね…… 機神を強化するのも良いかもですね』
【王の魔王】は、過去の37回の勇魔大戦イベントで魔王城の防衛に成功し、引き分け以外での負け無しでジョブが上位ジョブになっていた。
『あの力…… なかなかに良さそうだ』
魔王機達がジェミニオン・ノヴァに狙いを付けた時に……
『皆さん、防御して下さい』
魔王機達に飛翔体が降り注いだ。
その飛翔体は、星群だった。
『やったかな?』
『『フラグ!!』』
爆煙が立ち上る荒野化した場所に、メテオレインを放った機神が降り立つと…… 機神に向かって閃光が走る!?
『あぶね!?』
3人乗りの機神のメインの操縦者【ガイ】は、才覚の魔王機の放った魔法の光線を回避しながら機体を動かして距離を取ると、晴れて来た爆煙の中から無傷の魔王機3体が現れる。
『その手は効きませんよ』
『【めておん】よ…… また懲りず、俺に挑むか?』
『僕達が負けた訳じゃないからね!!』
『だからと言え、俺達3機に1機で挑むとは!?』
魔剣の魔王の魔王機が魔剣で閃光を弾く!
『皇帝の魔王とは相性が悪いし、数では不利…… だから、君達の天敵を喚んだよ』
『チィ……』
魔剣の魔王機が魔剣を呼び出して構えると、複数の武装ユニットを連れたガールズタイプのカスタム機神が4機現れる。
『魔剣の魔王…… 今日こそは、あなたを倒す!!』
サブシートのめておんのパーティーメンバー【チャド】から、魔剣の魔王の情報を受けた冒険勇者パーティー達だ。
『せっかく育って来た処なのによう!』
この前の勇魔大戦イベントで、配下の魔剣を多数砕かれた魔剣の魔王が苛立ちながら構える。
『他の勇者パーティーを呼びましたか…… ならば、私と皇帝であなたを先に『破山、流星脚!!!』!?』
上空から飛来した機神の必殺キックが、皇帝の魔王機の魔障壁と激しく激突し、衝撃で騒ぎに集まり出した周囲の邪神機や大型モンスター達が吹き飛ぶ!
『来たか……【闘拳】に【銀天】よ』
『悪いが、皇帝の魔王…… 君の相手は、この銀天の勇者【ギンガ】と』
『闘拳の勇者【タツミ】! 押して、参る!!!』
タツミの機神が拳を叩き付けて、皇帝の魔王機を障壁ごと押し込む! その後をギンガの機神が追った。
『分断とは…… やってくれましたね?』
『今回は、ちょっと個別のクエストが出てるんでね…… 悪いけど、魔王の夜会を潰させてもらうよ』
『厄介な事を…… ですが。あなた達を倒して、他の勇者を挟撃すれば良いだけです』
『やってみなよ…… やれるんならね!!』
才覚の魔王機の攻撃をガイの操縦で避けながら、チャドのブーストで強化しためておんが魔法で反撃する。
『くっ、初期魔法の低級の威力じゃないですね…… しかも、発動と数が化物じゃないですか! あなたの方が私よりも魔王的ですよ!!』
『この前は、皇帝の魔王に魔力を操られて押されたけど…… 君なら問題無いからね』
『この、中遠距離の回避型とは…… ちょっと骨が折れそうですね。皇帝ならまだしも…… 魔剣はヤバそうですね…… 被害が少ないと良いのですが……』
めておんの魔法攻撃を魔法で相殺して、避けきれない物を切り払いながら、才覚の魔王が距離を詰めるも……
『させるか!』
ガイが機神の機銃を発砲して距離を取る。その攻防を繰り返している内に……
『クソ!』
魔剣の魔王の眷属の魔剣が…… 一振り砕け散る。
『今日こそ、勝つ!!!』
『フッ、甘いな』
『なに!?』
砕け散った魔剣の破片が、踏み込んできた冒険勇者の機神に飛ぶと…… ドッゴーン!!! 触れた瞬間に爆発した。
『くっ、なにを!?』
『呪具化して、呪いスキルの道連れを覚えさせた。斬り付けた相手を砕かれた刀身が襲い自爆する様にな…… お前達が砕くから、俺の眷属の狂暴性が上がってしまったけどな!!!』
『通すと思うな!!!』
冒険勇者パーティーの女性騎士の機神がバリアシールドで、砕かれた魔剣の破片の爆発を止めるが……
『ゆくぞ!』
『チィイ!?』
爆発の爆煙から現れた魔剣の魔王機の魔剣を、冒険勇者が剣で受けては、激しい火花が飛び散った。
『めておんにしては、考えたものだな』
タツミの機神の攻撃を魔力障壁で弾きながら、皇帝の魔王機が押し止める。
『たしかに…… 貴様達には、俺の魔力支配の効果は無い…… が!』
『わっと!?』
皇帝の魔王機を魔力障壁ごと殴り続けていたタツミの機神が、驚いた様に後方に飛び退くと…… さっきまで居た場所を黒い腕が現れて地面を叩き割った。
『この!』
後方の上空から銀天の勇者の機神が砲撃するも……
『あまいな』
空間に現れた黒い腕に弾かれた。
『その腕…… 自分の周囲の空間魔力を支配したのか!?』
『ほう…… 気付いたか? なら、俺の力を少し見せてやろう』
皇帝の魔王機の周囲に、複数の黒い腕が現れる。
『うわわ、キモ!?』
『くっ、来るぞ! 気を付けろ!!』
空間魔力を支配した皇帝の魔王機の黒い乱打が襲い来ると、タツミが拳や蹴りで弾きながら前に出る。
『やるな。ならば!』
ギンガは、黒い乱打を避けながら闘拳の勇者の援護に回る。
『よし、とりあえず…… 個別クエストは、クリアだ』
皇帝の魔王機を相手にしながら、ギンガがモニターの端に中ボスを倒したジェミニオン・ノヴァを確認した時……
勇者達とパーティーメンバーは、ニヤリと笑った。
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