456 / 464
外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
英勇大襲撃!! ~ 逆襲のフェアリー工房!? ~
しおりを挟む
~ フェアリー工房の施設が襲撃された少し後…… ~
「ブレイブ…… オン!」
眼光を放ち…… 全身甲冑姿の騎士の剣に閃光が宿る!
「ブレイバースラッシュ…… 斬!!!」バッリーン!!
騎士の斬撃が秘密結社エボルシフトの怪人を切り裂いた瞬間、怪人に刻まれた〝蒼の刻印〟が砕け散る。
『ば、馬鹿な…… あ、アドラ…… ギース…… さま……』バタ…… ドッゴーン!!!
怪人が倒れると爆散した。
「邪神の堕落した者よ…… 貴様に明日は無い」
エボルシフトの前線基地で、全身甲冑の騎士姿の〝勇者ロイド〟パーティーのリーダー【ユウ】が爆散した前線指揮官の怪人に呟く。
「此方の制圧は完了した」
『了解、調査と後始末は此方でしますので、撤収して下さい』
「了解、撤収を開始する」
ユウが合図すると、ユウのパーティーメンバー達が集まり……
「撤収」
勇者ロイドパーティーは、エボルシフトの前線基地から転移して姿を消した。
・
・
・
『ブレイクパワーオン!』
巨大化した怪人を吹き飛ばし、ベア王が必殺技の構えに入る!
『必殺!!』
『『『『『『ハウリングブラスター!!!』』』』』』
『ぐあぁぁぁ!?』バッリーン! ドッタン! チュドーン!!!
ベア王の必殺光線を受けて、巨大化怪人の〝蒼の刻印〟が砕け散って大爆発した。
「これで…… 最後か?」
「たぶんね。基地の方も…… 怪人の巨大化で潰れたみたい」
「地下基地で巨大化したら…… 崩れるよな?」
「証拠隠滅もかねていたのかな?」
「かもね。みんなも戦闘してるみたいだよ」
「エボルシフトの前線基地は…… 終了のお知らせ?」
「そりゃあな~」
「神々の逆鱗に触れたからね~」
「後始末はフェアリーガーデンがするって、俺達の仕事は終了だ」
「終了? 他の前線基地は?」
「そっちは別部隊が行ってるって…… まあ、終ってると思うけど」
モナ達が起動実験していた施設が襲撃された時、襲撃犯達の組織である邪神崇拝秘密結社エボルシフトは……
【ナインアール王国】【魔法国ウィザリース】【日ノ本】【元スレイブのゴールデンサンド】【神国ゼウスタイタニア】【月面都市国家群】らの大国が猛反撃に出た上に……
それ以外の国や集落に隠されていたエボルシフト前線基地も、フェアリー工房に縁の有る勇者やヒーローに有名プレイヤー達を中心としたプレイヤーと緑人達の攻撃で、壊滅的な打撃を受けた。
・
・
・
さらに掲示板では……
43:名無し
俺の蒼の刻印NPCが死に戻りしないんだけど…… バグだよな? 運営は賠償しろう!!
44:名無し
えっ? 蒼の刻印NPCって何? 死に戻りするの?
45:名無し
誰か教えてエロい人!
46:名無し
蒼の刻印って、緑人(NPC)を俺達プレイヤー(蒼人)と同じ様にする(デスペナ有りで死に戻りできる様になるなどのプレイヤー扱いになる)レアアイテムの事です。
47:名無し
NEWWORLDって言う、新世界と連動するカードゲームが出てからレア度が下がったよな?
48:名無し
確かにねぇ。簡単に言うと…… 使用すると、自分と同じ条件で仲間にした緑人(NPC)が復活する様になるアイテムの事だよ。
49:名無し
だから復活しねんだよ! バグだろうが? 賠償しろよ運営!!
50:名無し
あ! お前…… エボルシフトの怪人プレイヤーだろう!
51:名無し
ああ……
52:名無し
なるほど……
53:名無し
43は、蒼の刻印のアイテムテキストをちゃんと読め
54:名無し
え? どうゆう事ですか?
55:名無し
蒼の刻印のカードやアイテムのテキストに〝新世界の神々の恩恵により、蒼人と同等になる〟って記載されているんだよ。
43は、邪神崇拝秘密結社エボルシフトの怪人プレイヤー…… って事は、蒼の刻印を使用した緑人(NPC)もエボルシフトの関係者と推察される。
エボルシフトは、新世界の神々に反抗する勢力って事で、そんな奴等が神々の恩恵を受けれるか?って事……
56:名無し
自分達が否定する神々の奇跡にすがるなんてwww
57:名無し
復活できなくて当たり前じゃん
58:名無し
あとレアなケースだと、仮面のヒーローさんがPKプレイヤーと暴れ回っていた極悪緑人の蒼の刻印を砕いたって話があるよ
59:名無し
俺も知ってる。蒼の刻印を悪用して復活場所をクランハウスにした奴が緑人少女を拉致監禁していたから、蒼の刻印を砕いて救出した話な
60:名無し
仮面のヒーローは蒼の刻印を無効化できるのか? チートじゃね?
61:名無し
チートじゃないよ。実は…… 蒼の刻印って、隠し要素があって…… 使用したプレイヤーと使用された緑人の好感度で耐久値が変わるらしいんだよ。
極悪緑人はPKプレイヤーの寝首を…… 拉致監禁していたなら、緑人少女の好感度は最悪だろうね……
62:名無し
え~っと…… つまり、43さんのバグは?
63:運営
仕様です。バグではありませんので、賠償は致しません。
アイテムの使用には、テキストをよく読んでから使用した方が良いですよ。
64:名無し
運営様!? 巡回お疲れ様です!
65:名無し
乙です! 43、ちゃんとテキストを確認だぞ!
66:名無し
運営さん乙です。43さん、大丈夫?
67:名無し
運営さん乙! 43から返事が無い…… まさか、アカバンしましたか?(((・・;)
68:運営
いいえ、運悪く仮面のヒーローさんに鉢合わせしたみたいですね…… ちょうど死に戻った様です。
69:名無し
43に合掌!
70:名無し
なんてタイムリーなwww合掌!
71:名無し
43、成仏しろよ(^人^)
・
・
・
その後、蒼の刻印に対する苦情(主に悪堕ちプレイヤー達の)に……
蒼の刻印のテキストの一部が、赤文字のデカ文字に変項されたのだった。
ちなみに…… コックモスメーバは、蒼の刻印を使い捨てのアイテムと勘違いしていた為に、蒼の刻印だけを砕いた狙撃の方にビビっていたが……
実際には、執念からストーカー化しそうだったので…… 子煩悩な混沌神が誘導した破壊神の一撃だから砕けたのでした。
「さすがに…… あの距離の精密狙撃は無理!」
「実は……(モナちゃんの機神を撮影する為に)小妖精化して、カオスの黒衣の中に潜んでました♪」エッヘン!
高性能なハンディカメラを手に微笑む……
何時も通りの機神好きの妖精な混沌神だった。
「ブレイブ…… オン!」
眼光を放ち…… 全身甲冑姿の騎士の剣に閃光が宿る!
「ブレイバースラッシュ…… 斬!!!」バッリーン!!
騎士の斬撃が秘密結社エボルシフトの怪人を切り裂いた瞬間、怪人に刻まれた〝蒼の刻印〟が砕け散る。
『ば、馬鹿な…… あ、アドラ…… ギース…… さま……』バタ…… ドッゴーン!!!
怪人が倒れると爆散した。
「邪神の堕落した者よ…… 貴様に明日は無い」
エボルシフトの前線基地で、全身甲冑の騎士姿の〝勇者ロイド〟パーティーのリーダー【ユウ】が爆散した前線指揮官の怪人に呟く。
「此方の制圧は完了した」
『了解、調査と後始末は此方でしますので、撤収して下さい』
「了解、撤収を開始する」
ユウが合図すると、ユウのパーティーメンバー達が集まり……
「撤収」
勇者ロイドパーティーは、エボルシフトの前線基地から転移して姿を消した。
・
・
・
『ブレイクパワーオン!』
巨大化した怪人を吹き飛ばし、ベア王が必殺技の構えに入る!
『必殺!!』
『『『『『『ハウリングブラスター!!!』』』』』』
『ぐあぁぁぁ!?』バッリーン! ドッタン! チュドーン!!!
ベア王の必殺光線を受けて、巨大化怪人の〝蒼の刻印〟が砕け散って大爆発した。
「これで…… 最後か?」
「たぶんね。基地の方も…… 怪人の巨大化で潰れたみたい」
「地下基地で巨大化したら…… 崩れるよな?」
「証拠隠滅もかねていたのかな?」
「かもね。みんなも戦闘してるみたいだよ」
「エボルシフトの前線基地は…… 終了のお知らせ?」
「そりゃあな~」
「神々の逆鱗に触れたからね~」
「後始末はフェアリーガーデンがするって、俺達の仕事は終了だ」
「終了? 他の前線基地は?」
「そっちは別部隊が行ってるって…… まあ、終ってると思うけど」
モナ達が起動実験していた施設が襲撃された時、襲撃犯達の組織である邪神崇拝秘密結社エボルシフトは……
【ナインアール王国】【魔法国ウィザリース】【日ノ本】【元スレイブのゴールデンサンド】【神国ゼウスタイタニア】【月面都市国家群】らの大国が猛反撃に出た上に……
それ以外の国や集落に隠されていたエボルシフト前線基地も、フェアリー工房に縁の有る勇者やヒーローに有名プレイヤー達を中心としたプレイヤーと緑人達の攻撃で、壊滅的な打撃を受けた。
・
・
・
さらに掲示板では……
43:名無し
俺の蒼の刻印NPCが死に戻りしないんだけど…… バグだよな? 運営は賠償しろう!!
44:名無し
えっ? 蒼の刻印NPCって何? 死に戻りするの?
45:名無し
誰か教えてエロい人!
46:名無し
蒼の刻印って、緑人(NPC)を俺達プレイヤー(蒼人)と同じ様にする(デスペナ有りで死に戻りできる様になるなどのプレイヤー扱いになる)レアアイテムの事です。
47:名無し
NEWWORLDって言う、新世界と連動するカードゲームが出てからレア度が下がったよな?
48:名無し
確かにねぇ。簡単に言うと…… 使用すると、自分と同じ条件で仲間にした緑人(NPC)が復活する様になるアイテムの事だよ。
49:名無し
だから復活しねんだよ! バグだろうが? 賠償しろよ運営!!
50:名無し
あ! お前…… エボルシフトの怪人プレイヤーだろう!
51:名無し
ああ……
52:名無し
なるほど……
53:名無し
43は、蒼の刻印のアイテムテキストをちゃんと読め
54:名無し
え? どうゆう事ですか?
55:名無し
蒼の刻印のカードやアイテムのテキストに〝新世界の神々の恩恵により、蒼人と同等になる〟って記載されているんだよ。
43は、邪神崇拝秘密結社エボルシフトの怪人プレイヤー…… って事は、蒼の刻印を使用した緑人(NPC)もエボルシフトの関係者と推察される。
エボルシフトは、新世界の神々に反抗する勢力って事で、そんな奴等が神々の恩恵を受けれるか?って事……
56:名無し
自分達が否定する神々の奇跡にすがるなんてwww
57:名無し
復活できなくて当たり前じゃん
58:名無し
あとレアなケースだと、仮面のヒーローさんがPKプレイヤーと暴れ回っていた極悪緑人の蒼の刻印を砕いたって話があるよ
59:名無し
俺も知ってる。蒼の刻印を悪用して復活場所をクランハウスにした奴が緑人少女を拉致監禁していたから、蒼の刻印を砕いて救出した話な
60:名無し
仮面のヒーローは蒼の刻印を無効化できるのか? チートじゃね?
61:名無し
チートじゃないよ。実は…… 蒼の刻印って、隠し要素があって…… 使用したプレイヤーと使用された緑人の好感度で耐久値が変わるらしいんだよ。
極悪緑人はPKプレイヤーの寝首を…… 拉致監禁していたなら、緑人少女の好感度は最悪だろうね……
62:名無し
え~っと…… つまり、43さんのバグは?
63:運営
仕様です。バグではありませんので、賠償は致しません。
アイテムの使用には、テキストをよく読んでから使用した方が良いですよ。
64:名無し
運営様!? 巡回お疲れ様です!
65:名無し
乙です! 43、ちゃんとテキストを確認だぞ!
66:名無し
運営さん乙です。43さん、大丈夫?
67:名無し
運営さん乙! 43から返事が無い…… まさか、アカバンしましたか?(((・・;)
68:運営
いいえ、運悪く仮面のヒーローさんに鉢合わせしたみたいですね…… ちょうど死に戻った様です。
69:名無し
43に合掌!
70:名無し
なんてタイムリーなwww合掌!
71:名無し
43、成仏しろよ(^人^)
・
・
・
その後、蒼の刻印に対する苦情(主に悪堕ちプレイヤー達の)に……
蒼の刻印のテキストの一部が、赤文字のデカ文字に変項されたのだった。
ちなみに…… コックモスメーバは、蒼の刻印を使い捨てのアイテムと勘違いしていた為に、蒼の刻印だけを砕いた狙撃の方にビビっていたが……
実際には、執念からストーカー化しそうだったので…… 子煩悩な混沌神が誘導した破壊神の一撃だから砕けたのでした。
「さすがに…… あの距離の精密狙撃は無理!」
「実は……(モナちゃんの機神を撮影する為に)小妖精化して、カオスの黒衣の中に潜んでました♪」エッヘン!
高性能なハンディカメラを手に微笑む……
何時も通りの機神好きの妖精な混沌神だった。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
性欲排泄欲処理系メイド 〜三大欲求、全部満たします〜
mm
ファンタジー
私はメイドのさおり。今日からある男性のメイドをすることになったんだけど…業務内容は「全般のお世話」。トイレもお風呂も、性欲も!?
※スカトロ表現多数あり
※作者が描きたいことを書いてるだけなので同じような内容が続くことがあります
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる